2020/07/12
国際スケート連盟(ISU)が創設したフィギュアスケートの表彰式「ISUスケーティング・アワード」が、日本時間11日午後11時からオンラインで行われました。
世界の選手、コーチらが対象の全7部門。「最優秀選手賞」「最優秀衣装賞」にノミネートされていた、冬季五輪男子2連覇の羽生結弦(25=ANA)は初代の「最優秀選手賞」に輝いた。「最優秀衣装賞」はチョック&ベーツ組(米国)に譲ったものの、大きな拍手で2人を祝福した。【日刊スポーツ】
おめでとうございます!
今年創設された「ISUスケーティング・アワード」で初代の最優秀選手賞。
最優秀選手(スケーター)であるMVSの選考基準が「ファンの人気、メディアの注目度、スポンサーの獲得によってフィギュアスケート競技の大衆化とレベル向上に貢献したスケーター」と示されていた。誰よりも羽生がふさわしかった。
成績面も文句のつけようがない。14年ソチ五輪で男子アジア勢初となる金メダル。18年平昌五輪ではディック・バトン氏(米国)以来66年ぶりの冬季大会2連覇を果たした。
GPファイナルは13年から16年まで史上初の4連覇、世界選手権優勝2度。そして今年2月の4大陸選手権を初制覇した。ジュニアのGPファイナルと世界選手権も合わせた主要タイトル6冠「スーパースラム」を達成。男子では初の快挙に、初代MVSの称号が融合するのは自然な結果だった。【日刊スポーツより】
アワード開催については、ファンから否定的な意見もあり、私もそれほど興味を持っていなかったのですが、LIVE配信もあって(私は眠っていた・笑)最新の羽生選手のリモート出演もあって、やはりうれしい企画だったなと思います。
今年は3月の世界選手権中止、4月からのアイスショーもすべて中止ということで、ファンにとっては空虚な時間が流れていました。
そんな時期のアワードですから、すこし満たされた気がしますね。もちろん、試合や演技を見ることが一番ですけど、それが望めない今の時期、ありがたかったですね~
コメント
「(すべて英語で)すべての人の目、声、期待がプレッシャーになりますが、克服するためには練習しかありません。大きな期待に応え、超えるものを出していきたい。きちんと応えていく。100%じゃなくて120%を出していく。責任は非常に大きいですが、期待に応えて成功を収めた時の達成感は素晴らしいものです」
「毎日の中で常に思っているのは、より強く、よりうまくなろうということ。(最後に日本語で)皆さんのおかげで、こうやってスケートができていること、自分が追い求めるスケートができていることが本当に幸せです。いつも応援ありがとうございます。そしてこれからも一生懸命、自分の理想のスケートを追い求めて頑張っていきます」【日刊スポーツより】
アワードの動画はこちら 2時間7分あります。
羽生選手コメントは1:57:06頃、受賞発表は1:59:00頃。
https://www.youtube.com/watch?v=lyChtWxZYn0