はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

春の兆しを感じる散歩

2022年01月27日 | 街歩き

2022/01/27

 

今日は気温が12度だそうで

頬にあたる風がそれほど冷たくありません。

 

日の暮れるのがいちばん早い時期から比べると

30分ほど遅くなっています。

2月3日の節分は季節を分けるという意味ですから

その頃から春に向かっていくのですね。

 

文京区の教育の森公園には

早くも紅梅が咲いていました。

 

 

 

 

この薄着の女性像たちも、くつろいでいるように見えます。

 

あたりをぶらぶらすると

教育の森公園の近くに、石川啄木終焉の地がありました。

 

今は建物は変わり、道の一角に歌碑と顕彰室があります。

                 

呼吸すれば

胸の中にて鳴る音あり。

  凩(こがらし)よりも 寂しきその音!

 

 

石川啄木は1912年(明治45年)4月13日

肺結核のため、26歳の若さで

小石川区久堅町

(現在の文京区小石川5丁目)の地で

亡くなっています。

 

顕彰室には直筆の展示

 

石川啄木は昔、かなり読みました。

でも、もう忘れていて

26歳だったんだ

と驚きました。

今の26歳とは年齢の感覚が違うけれど

なんと早く、寂しいことなのでしょうね。

 

でも110年後も

自分の作品が出版されていて

人々が名前や作品を知っていることを

啄木が知ったら、さぞ喜ぶことでしょう。

 

 

 

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