顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

高峰に初登り

2016年01月05日 | 山歩き
正月は、茨城県桜川市と栃木県茂木町の境にある高峰(520m)に町内の方5人くらいと登るのが、ここ7,8年の恒例になっています。今年は、いつもの92歳のメンバーの方の、青い眼のお孫さんたちが加わり、総勢12名の賑やかなパーティーになりました。


1月とはいえない暖かい日、全員上着を脱いでも汗ばむ陽気です。頂上手前のなだらかな斜面、もとハングライダー発進基地のあった芝生の一角が、いつもの宴会場所です。岩瀬地区を見おろす眺望の先には、紫峰筑波山と加波山、難台山系の山々…いつもは見える富士山と東京スカイツリーは、残念ながらこの暖かさのせいか春がすみ?の中で発見できませんでした。
持って行ったカイトを子ども達が新春の空に揚げている景は、まさに希望に満ちた新しい年の幕開けにふさわしいものでした。

凧(いかのぼり)きのふの空のありどころ   蕪村     ※いかのぼりは、凧の別名
夕風や空に日暮るゝ凧一つ  正岡子規
筑波嶺を遥かに越して異国凧  顎鬚仙人