寒い世間を横目にぬくぬくと温かい中で花を咲かせているのか、無理やり温かい国から連れてこられて咲かされているのか、花たちの主張は別として、屋外の花が見つからないこの時期、温室の花を探してみましたが、やはり開花しているのは数少ないものでした。
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ツンベルギア・フォーゲリアナ 南アフリカ原産 キツネノマゴ科 ほとんど1年中花を咲かせるという熱帯特有の花です。 (茨城県植物園)
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ストリクタ 南米ブラジルが主産地のエアープランツ(土がいらない植物)で、耐寒温度5度なので育てやすい方ですが、ある程度の湿度は必要のようです。(茨城県植物園)
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マレーシアシャクナゲ 東南アジアの熱帯地方のシャクナゲで約300種類分布しています。ツツジ科。(茨城県植物園)
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ストレリチア・レギネ 鳥の鶏冠と嘴のような花から、別名の極楽鳥花で知られています。 亜熱帯アフリカ原産のバショウ科。(茨城県植物園)
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ミズレンブ(水蓮霧) マレーシア原産フトモモ科。 コマの形の鮮やかな果実が美しく、生食やサラダの添え物にするそうです。(茨城県植物園)
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サルオガセモドキ(猿尾枷モドキ) 長い顎髭のようなエアープランツ、北米南部から中南米原産。根のように見えるのは細い茎の集合体で、根は退化し、空気中の水分を吸収して生きています。目立たない小さな緑色の花を夏咲かせるようです。(茨城県植物園)
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パキスタキス・ルテア 熱帯アメリカ原産のキツネノマゴ科 周年開花性があり、冬でも温室などで開花します。鉢植えや夏の花壇などではよく見かけます。(水戸市植物公園)
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ベロペロネ・グッタータ 熱帯アメリカに分布するキツネノマゴ科。苞とよばれる赤褐色の葉が鱗状に重なり合うのがエビに似ているので、コエビソウ(小海老草)の名で知られていますが、本名はなんともひょうきんな名前です。(水戸市植物公園)
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ホワイトキャンドル 熱帯アフリカ原産のキツネノマゴ科。細かい毛の生えた白い苞の間から花が伸び出てくる様子はまさに名前のとおりです。(水戸市植物公園)
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パッションフルーツ パッションは情熱でなくキリストの受難を意味し、十字架のような蕊の形から名前が付き、一方、花が時計にも見えることからトケイソウといわれる園芸品種が出まわっています。ブラジル原産、トケイソウ科(水戸市植物公園)
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ネベンテス・アラタ 熱帯アジアなどに自生する食虫植物の代表種で、和名ではヒョタンウツボカズラといいます。胃袋のような捕虫袋が不気味です。(水戸市植物公園)
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水戸市植物公園では、この時期、大輪の球根ベゴニア展が開催されています。ボタンやツバキのような豪華な花は、ベゴニアの女王と言われ、太い茎が立ち上がるスタンドタイプと、柔らかい茎が垂れ下がるハンギングタイプがあります。
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また、いつものように徳川家の蘭展も開催されています。水戸徳川家14代の徳川圀斉氏は洋ランの育種家で、パフィオペディルムの限りなく白い花を理想とし、作出した数多くの品種が,英国のオーキッドリストに登録されています。写真はメドウスイートピュリティです。
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温室の外では、スノードロップが顔を出しました。ヨーロッパからコーカサス山脈に約10種が分布するヒガンバナ科の球根植物で、雪の雫のようだと名付けられました。
以上の植物はやはり、一般的な歳時記には載っていませんでした。
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ツンベルギア・フォーゲリアナ 南アフリカ原産 キツネノマゴ科 ほとんど1年中花を咲かせるという熱帯特有の花です。 (茨城県植物園)
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ストリクタ 南米ブラジルが主産地のエアープランツ(土がいらない植物)で、耐寒温度5度なので育てやすい方ですが、ある程度の湿度は必要のようです。(茨城県植物園)
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マレーシアシャクナゲ 東南アジアの熱帯地方のシャクナゲで約300種類分布しています。ツツジ科。(茨城県植物園)
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ストレリチア・レギネ 鳥の鶏冠と嘴のような花から、別名の極楽鳥花で知られています。 亜熱帯アフリカ原産のバショウ科。(茨城県植物園)
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ミズレンブ(水蓮霧) マレーシア原産フトモモ科。 コマの形の鮮やかな果実が美しく、生食やサラダの添え物にするそうです。(茨城県植物園)
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サルオガセモドキ(猿尾枷モドキ) 長い顎髭のようなエアープランツ、北米南部から中南米原産。根のように見えるのは細い茎の集合体で、根は退化し、空気中の水分を吸収して生きています。目立たない小さな緑色の花を夏咲かせるようです。(茨城県植物園)
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パキスタキス・ルテア 熱帯アメリカ原産のキツネノマゴ科 周年開花性があり、冬でも温室などで開花します。鉢植えや夏の花壇などではよく見かけます。(水戸市植物公園)
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ベロペロネ・グッタータ 熱帯アメリカに分布するキツネノマゴ科。苞とよばれる赤褐色の葉が鱗状に重なり合うのがエビに似ているので、コエビソウ(小海老草)の名で知られていますが、本名はなんともひょうきんな名前です。(水戸市植物公園)
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ホワイトキャンドル 熱帯アフリカ原産のキツネノマゴ科。細かい毛の生えた白い苞の間から花が伸び出てくる様子はまさに名前のとおりです。(水戸市植物公園)
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パッションフルーツ パッションは情熱でなくキリストの受難を意味し、十字架のような蕊の形から名前が付き、一方、花が時計にも見えることからトケイソウといわれる園芸品種が出まわっています。ブラジル原産、トケイソウ科(水戸市植物公園)
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ネベンテス・アラタ 熱帯アジアなどに自生する食虫植物の代表種で、和名ではヒョタンウツボカズラといいます。胃袋のような捕虫袋が不気味です。(水戸市植物公園)
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水戸市植物公園では、この時期、大輪の球根ベゴニア展が開催されています。ボタンやツバキのような豪華な花は、ベゴニアの女王と言われ、太い茎が立ち上がるスタンドタイプと、柔らかい茎が垂れ下がるハンギングタイプがあります。
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また、いつものように徳川家の蘭展も開催されています。水戸徳川家14代の徳川圀斉氏は洋ランの育種家で、パフィオペディルムの限りなく白い花を理想とし、作出した数多くの品種が,英国のオーキッドリストに登録されています。写真はメドウスイートピュリティです。
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温室の外では、スノードロップが顔を出しました。ヨーロッパからコーカサス山脈に約10種が分布するヒガンバナ科の球根植物で、雪の雫のようだと名付けられました。
以上の植物はやはり、一般的な歳時記には載っていませんでした。