顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

西山の里「桃源」のかき揚げ天せいろ

2019年03月31日 | 食べログ

水戸黄門(徳川光圀)の隠居所として名高い西山荘入口のある西山の里「桃源」は、お食事とお土産の観光施設ですが、蕎麦の街常陸太田の蕎麦イベントにも参加するほど、蕎麦メニューには力を入れています。

細いそばは固めで食感がよく濃いめの汁との相性もぴったりです。
大きなかき揚げは野菜主体ですが、カラッと上がっており量も多く充分に腹を満たしてくれました。

梅林の花も終わりに近づいていましたが、春日野、鈴鹿の関、座論などが最後の花を見せてくれました。

満開の紅梅の大木?近づいて見ると花弁の先が丸くなく、枝先に葉が見えるので、桃の花でした。

梅の花びらの浮く水辺には、オタマジャクシがびっしりと孵っていました。ちょうど午後の陽が水面の真ん中で反射しているのを避けて撮りました。
春の季語、おたまじゃくしは蛙の子、蝌蚪(かと)ともいい、十七文字の俳句では字数の少ないほうが好まれます。

あるときはおたまじゃくしが雲の中  飯田龍太
日輪や蝌蚪の水輪の只中に  水原秋櫻子
古水にうじゃうじやとゐる蛙の子  日野草城
花びらの零れて浮かぶ蝌蚪の水  顎髭仙人