Snow Drop!スノードロップ
長距離散歩していると春一番の花を見つけた。冬の終わりから春にかけて咲く花・スノードロップ。春を告げる花として知られる。花言葉は「逆境の中の希望」「勇気」「まさかのときの友」など。2011年3月11日の東日本大震災・・・避難所で生活する人々はこの花を見て「勇気」づけられた方もいるでしょう。花径2㎝ほどの小さな花。別名マツユキソウ。清らかな生命力を感じさせる
立原えりかさんの「花ものがたり(花々にまつわる世界の神話)」によると、「大昔、風と雨と雪には色がなかった。雪が神様に『色をください』と頼んだところ、神様は花に色を分けてもらうように言った。雪はいろいろな花にお願いしたが、誰も相手にしてくれない。唯一スノードロップだけが白い色を分けてくれた。だから、冬に花々が枯れ果てても、スノードロップは雪に温かく、優しく包み込まれ、春一番で真っ先に花を咲かせる」と
スノードロップの球根には強い毒性があり、冬期間、野生生物にとって球根は貴重な栄養源になるはずだが、毒を持つのは生き残るための知恵かも知れない。鎮痛薬(薬草)でもある。現代では花に含まれるガランタミンがアルツハイマー病の治療としての効能が認められ、鑑賞価値以上の役割を持つようだ。これから、スプリング・エフェメラルも見られる。日々移ろう春の風景の主役たち。フクジュソウもその代表だ。スプリング・エフェメラルの開花は短いが、フクジュソウは比較的長い。そのため長寿の意味を持つ縁起の良い植物として親しまれている。フクジュソウは、「幸せを招く」「永久の幸福」に反して「悲しき思い出」という花言葉も持つ。春の花巡り低山徘徊はもうそろそろかな・・・
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