五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

組長になりました

2012年03月31日 | 日々のつれづれに
38戸ある近所の自治会(この辺りでは組といいます)の組長になりました。
今夜、その引継ぎのための総会があり、その中で承認されました。任期は2年。

まあ、持ち回りで選ばれたので、別に偉くも何ともありませんが、町内一斉の河川清掃、地元の祭りの飾りつけ、防災訓練などの行事を行うのが仕事になります。

総会の中で、組費から全員払っている募金や会費などの使途についての発言がありました。
組費の中から全員支払っているにしてはどのような使われ方をしているのかはっきりしない、募金なのに全員から“半強制的に”集めるのはどうなのか。

確かに一理はありますね。

例えば「緑の募金」、各戸300円/年間。県の緑化事業に使われる費用。
年間の募金実績は6,300万円(平成22年度)。使い道は(財)山梨緑化推進機構の直営事業と公募事業。
ホームページによれば公募事業への使い道は約1,500万円。
一方直営事業の方は項目名だけで内訳の記載はありません。募金総額の実に7割以上が何にいくら使われているのか不明なのです。
こういう部分をはっきりとさせて欲しいというところでしょう。

また、今年から新しく「森林環境税」が徴収されることになりました。一人当たり500円/年間。
こちらは募金と違い税金だし、4人家族での合計金額(2,000円)で比べれば300円の7倍近い金額になるのです。
「同じ緑化なら募金はもういいんじゃないの?」と言いたくなる気持ちもわかります。

こういうところを新しい組長にはできるだけはっきりとさせて、組としての今後の方向を見定めて欲しいという「宿題」をおおせつかってしまいました。
うう、けっこう大変なハナシですが。
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春季高校野球、駿台甲府は初戦韮崎と

2012年03月30日 | がんばれ!駿高野球部
甲子園では春の選抜が開催されています。
また今夜はプロ野球がセパ両リーグとも開幕を迎えました。

そして山梨県でも春の県大会に向けて29日に組み合わせ抽選会が行われました。
開幕は4月8日、駿台甲府チームは大会二日目になる14日の第一試合、小瀬球場で韮崎高校と対戦することになりました。

駿台甲府の入ったブロックはAシード甲府西、Bシードが山梨学院附属。
昨年の秋以来半年振りの公式戦、練習を重ねてきた駿台甲府チームがどこまでがんばれるか注目されます。
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はんこ屋さん再開

2012年03月29日 | 日々のつれづれに
私の母は生前ゴム印の字を書いていました。
いわゆるはんこ屋さんの中の「版下屋さん」という職業です。

ちなみに、巷間言われているような逆文字を書いているわけではありません。(それは木や象牙の印鑑を作るときに描く場合の話です)

母が亡くなって以降は版下を書くことが出来ないので、実印の注文とか活字で作るゴム印の注文を受けるだけだったのですが、私が単身赴任している間はそれもできなくなっていました。

今回私が故郷に帰ってきたのを機会に、またはんこ屋さんを始めることにしました。
ということで、昨日ゴム印を作っているお店に最初の注文を持って行きました。
甲府市にある馴染みのお店です。
ついでに、私の事務所のゴム印も注文しちゃいました(自家消費というやつですね)。

本業はあくまでもコンサルタント業で、たばこ自販機などの売上やはんこ屋さんは「プラスアルファ」の心持ち。
そうなるように本業をがんばります。
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インドのシングルモルト・ウィスキー

2012年03月28日 | お酒のハナシ
スコッチというのはスコットランドで蒸留されたウィスキーのこと。
しかし、インドにはスコッチ・ウィスキーのようなお酒があるのです。

それがこの「AMRUT」(アムルット)。
インドのバンガロールというところで作られているシングルモルト・ウィスキーです。
ラベルによればヒマラヤで育てられた大麦を原料にしているということで、海抜3000フィートの高地で蒸留されます。
いくら高地と言ってもそこはインドですから、熟成年数は本場スコットランドよりは短いかもしれません。(熟成年数はラベルには書いてありません)
本来のアロマを維持するために小規模なバッチで蒸留されオークの樽で熟成されます。また本来の味を損なわないようにチルドという冷却ろ過はおこなっていません。もちろん着色なども一切行っていないそうです。

で、肝腎の味ですが、名前を隠して飲んでみるとちょっと違いがわからないくらいスコッチに似ています。
写真のように小さなグラスで飲んだせいか、香りの広がりはイマイチだったような気がしましたが、口に含むとかなりのスパイシーさを感じました。
家にあるウィスキーの中ではハイランド・パークに似ている味だと思いました。

これまでウィスキーの本場は5カ国といわれてきました。
スコットランド(スコッチ)、アイルランド(アイリッシュ)、カナダ(カナディアン)、アメリカ(バーボン)、そして日本(ジャパニーズ)です。
そこにインド(インディアン)が大々的に参入してきたといった感じです。

ウィスキーの世界はなかなかに広いことをあらためて感じました。
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タダよりコワいものはない

2012年03月27日 | 日々のつれづれに
インターネットの世界では無料で使えるものが数多くあります。

たとえば、このブログもそうですし、他にもTwitter、Facebookなどのソーシャル・メディア系のアプリケーションはたいてい無料です。
他にも、Evernoteのようなネット上のデータ・ストレージ(外付けハード・ディスクのようなもの)やマイクロソフトなどが提供しているメールやネット上で使えるオフィス系ソフトがあります。
また無料で使えるソフトウエア(いわゆるフリーソフト)もゴマンとありますので、乱暴な言い方をすればほとんどの仕事が無料のツールを使ってできる、とも言えるわけです。

これらの無料のアプリケーションの中は、すべてが無償奉仕で作られたものではなく、ある意味を持って作られていることはご承知のことだと思います。
あるものは実験的な意味を持っていたり、またあるものは市販ソフトがない、あるいは市販ソフトよりいいものを作って自慢したい、なんていうものもあります。
シェアウエアといって一定期間使用してみた上でお金を払うというソフトもあります。
将来のインフラ構築のために、まず普及を目指すため無料、というものもあります。
これらの理由の場合には特に問題はなさそうですが、中には「悪意を持って」作られたソフトが存在するのもまた確かなのです。

問題なのは(ウィルスを埋め込んだものは別格として)ソフトウエアを使うことにより知らないうちに使用者の個人情報を引き出すような細工を施したものがあることです。
これらの中には使用者の傾向を調べるといった“他愛のない(と当事者が思うかどうかは微妙ですが)”ものもありますが、中にはメールアドレスを調べて独自のセールス・プロモーションに利用しようとする意図を持ったものもあるのです。

まさにコンピュータ・ウィルスと紙一重。
フリーソフトを使うときはこれらを注意して使う必要があります。

Facebookそのものが危ないとはいいませんが、Facebookの中で使われているアプリの中には、似たようなモノが存在します。
Facebookで得た「友達」に勝手にメッセージを送り付けるなどということをします。それも友達の名を借りて...。
本当に必要なアプリ以外は簡単に導入しない、ということを肝に命ずる必要があるといえそうです。

またスマートフォンのアプリの中にもそうしたものが含まれていると聞きます。
ある程度の知識があれば簡単に作り出すことができるアプリ(アプリケーション)の中に潜む“悪意”をプロテクトする機能は、まだ歴史の浅いスマホのOSの中に万全のカタチでは存在しないのではないでしょうか。

「すべて自己責任」という言葉で片付けられてしまいますが、使用者は気をつけたいものです。
言い訳がましいですが「アプリあってのスマホ」に私がなかなか手を出せないでいる理由のひとつでもあります。
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山椒は小粒で

2012年03月26日 | ミニカー
先日ネット・オークションで安いミニカーを見つけ、首尾よく落札することが出来たのですが、取引連絡をしているときにあることに気がついて愕然としました。

ミニカーのサイズが1/43ではなく1/87だったのです。

今頃気がついても後の祭りでした。
仕方なくミニカーの届くのを待つことにしました。

で、それが上の写真のプジョー905。
カーナンバー3は、1993年のル・マン優勝マシンです。

ところが手にしてみて、このスパーク製のミニカーの出来が良いのにびっくりしました。
道理で値段が(1/87にしては)いいわけです。



1/87は1/43にくらべ長さが半分、体積でいえば八分の一です。(値段は体積ほどの差はありません)
上の写真でお分かりの通り、1/43のミニカーに比べるとずいぶん小さいのです。

そのくせ生意気に細いアンテナが立っていたり細かなデカールの貼り具合などリアリティは十分、ケースに入れて注意深く扱わないといけません。

ミニカーのサイズはいろいろあり、多分現在の標準は1/43だと思うのですが、このごろでは1/87スケールのものもたくさん出回っているようです。
製造技術もダイキャスト製からより細部を再現できるレジン製などに代わってきています。
鉄道模型のHOゲージがNゲージに取って代わられたように、いずれ1/87スケールが標準になる時代がくるのかもしれません。

そういえば以前友人からもらったブガッティ(T57アトランティック)も1/87スケールのようです。
なかなか味のあるスタイルをしていますね。


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「トレド」の継ぎ足しカレー

2012年03月25日 | 日々のつれづれに
フジテレビ本日14時から放送の「ザ・ノンフィクション」を見ました。
神楽坂で37年間継ぎ足してきた名物カレーを出している喫茶店を経営する夫婦の物語です。

早稲田大学で法律を学んだひとりの学生が喫茶店を出すことになったいきさつ、学生や近所の客との楽しい会話、東京理科大学の再開発に伴うお店の移転に揺れる夫婦、その最中に起きた店主の入院・手術、店を手伝う娘とその孫たちなどが描かれます。

いよいよ店を閉じるその日、開店時の値段でカレーを出す店の前には長い客の列が...。
そしてそれまで思いの通じなかった父親(店主)と息子が。

そのお店「トレド」は新しくオープンしたビルでまた営業を再開したそうです。
一度食べてみたいですね、そのカレー。
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怪しいメーター交換

2012年03月24日 | 日々のつれづれに
土曜日の朝、突然ドアホンが鳴って業者風の人が二人、「役場から頼まれてきましたが水道のメーターを換えたい」と言ってきました。
話を聞くと水道メーターは8年に一度くらい交換することになっているのだとか。

むむっ、怪しい。
そんな連絡ひとつももらっていないけどなあ。

持っているのは、各家庭で取り付けたメーターを載せたリストだけ、役場の担当課の名前を聞いてもはっきりしないので、不審はつのる一方。

「交換は無料です」というのだけれど、以前「水道配管の無料点検です」といって来た業者が点検後、「配管が古くなっているから工事が必要だ」と言い出し、あやうく不要な工事をするところでした。

役場に勤めている友人に電話してしらべてもらおうとすると、時間がかかりそうだと思ったのか、「他の工事もありますから」とそそくさとクルマに乗って行ってしまいました。
何でも今日中に仕事を終えて、月曜日には役場に報告しなければならないのだとか。「今交換して青おかないと次はいつになるかわかりませんよ」なんてセリフもはいていきました。

ますます怪しい。

で、結局担当課の人に連絡が取れて、確かに今交換作業を進めていることがわかったのですが、業者は返ってしまったあとなので交換作業は出来ずじまいでした。

連日のように役場から振り込め詐欺に注意しろというような放送をしておきながら、今回のように役場から事前連絡もなしにこんな工事をするなんてありえません。担当者の方もその点については「配慮が足りなかった」と言っていました。

交換工事はまた遅れてしまいますが、変な詐欺に引っ掛かってしまうよりはいいかなと家内と話をしています。
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大阪・泉佐野市、市の名前“売却”検討

2012年03月23日 | 日々のつれづれに
大阪・泉佐野市、市の名前“売却”検討 税収落ち込みカバー(産経新聞) - goo ニュース

ヤフードームや味の素スタジアムと同じように「泉佐野市」という市の命名権を売却して、市の赤字を少しでも減らそうという計画だそうですが、私個人としては企業名や商品名が付いた都市の名前はいかがなものかと思います。

多くの人がその企業で働いている豊田市や東芝町の場合とはわけが違うと思うんですよね。

市の職員が企業の名前の入った制服を着て、企業名の公用車に乗り、「こんにちは○○○から来ました」だなんて。
市から送ってくる封筒にも企業名が書いてあるものだからDMだと勘違いしたりして。
期限が来て市の名前が変わるたびに印刷屋さんと看板屋さんが忙しくなり、その都度「○○○市立」がすべて変わり...。
そのうちみんな、「市の名前なんてなんだっていいや!」と気にもしなくなってしまう。

おー、やだやだ。

愛着のある名前をずっと守り続けてこその泉佐野市だと思いますよ。(私はまったくの部外者ですが)
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井戸水の検査

2012年03月22日 | 日々のつれづれに
飲料用井戸水の検査を町に申し込みました。
これは、家にある井戸水が飲用に適しているのかどうかを検査するもので、一般検査項目12種類(一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、鉄、カルシウム・マグネシウムなど)にトリクロロエチレン・テトラクロロエチレンなど有機塩素化合物3種類、ヒ素を検査します。

母がいるころから毎年かかさず検査を受けています。検査費用は合計1万3千5百円。
ヨウ素・セシウムの放射性物質は別に1万5千円かかりますがこちらはパス。

前日、役場で検査費用を払って4本のボトルをもらってきました。
朝一番の水を(5分間流しっぱなしにした後)それぞれのボトルに詰めて、役場の担当部署(生活環境課環境衛生係)に提出してきました。
大体一、二週間で結果を知らせてくれるのだそうです。

担当の方に聞いたら、検査を申し込んだのは約35軒ほどだそうです。
費用はかかりますが安心して使うことが出来るのなら安いものです。
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7年ぶりのオープン戦

2012年03月21日 | 日々のつれづれに
甲府・小瀬球場で7年ぶりのプロ野球オープン(ヤクルト-ジャイアンツ)戦が行われ、家内と次男を連れて観戦してきました。
昨年のオープン戦は大震災の影響で中止になりましたが、今年は1万1千人以上の観客が集まり、久しぶりのプロ野球の人気を実感しました。

7年前といえばジャイアンツ(以下巨人)は堀内監督で、清原選手もいましたね。当時いた選手も少なくなりました。

上の写真は試合前の入場口で地元の少年野球の子供たちと一緒に記念撮影をする巨人のマスコットであるジャビィ(ジャビット)と亀井・仲沢(東海大甲府出身)です。
ヤクルトにも地元出身の荒木選手がいて、ふたりとも試合に出場しました。まだまだ若い二人なのでこれからがんばって欲しいものです。

試合は巨人・ゴンザレスとヤクルト・由規(よしのり)の先発で始まり、巨人が大田のオープン戦初本塁打などで4-1で勝ちました。両チーム合わせて19本の安打が出て、試合自体もけっこう面白いものでした。
下の写真はオープン戦7試合連続安打を続けている巨人の隠善(いんぜん)外野手の打席。
この日もバントヒットを含む二安打一打点と好調を維持しています。右翼手の正位置を確保できるようにがんばってくださいね(と個人的に応援)。



天気も良かったのですが、花粉が飛んでいるらしく目がかゆいのには参りました(目薬忘れちゃった)。


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ブルースの遺産

2012年03月19日 | ミニカー
ブルースはブルースでも、ブルース・マクラーレン。
1970年6月2日、開発中のレース・カーで事故を起こし、若くして亡くなってしまいました。
享年わずか32歳。もう40年以上も前の話になってしまうんですね。

ドライバーとしてF-1やル・マンでも優勝したことのあるブルースですが、レース・カー開発者や実業家としてもその才能が注目されていただけに本当に惜しい人でした。
2010年現在、世界三大レースである「モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500」の全てを制した世界で唯一のコンストラクター(車体製造者)としても知られています。

私の中ではマクラーレンといえば何と言ってもCan-Amのレースカー。
Can-Amは正式には「カナディアン・アメリカン・チャレンジ・レース」といいます。略して“カンナム”。
排気量無制限、並列2座席のオープン・ボディで賞金総額世界一といういかにも北米らしい人気のあるレースでした(今はもうありません)。

1967年に自作のマクラーレンM6A・シヴォレーでチャンピオンになったブルースは、1968年からは友人のドライバーであるデニス・フルムとともにCan-Amを席巻、「ブルース&デニー・ショー」と呼ばれるほど優勝を重ねました。ちなみに1968年のシリーズ・チャンピオンはデニスが獲得しています。
上の写真は1968年にブルースがドライブしたマクラーレンM8A・シヴォレー(カーナンバー4)です。

デニス・フルムは1967年のF-1ワールドチャンピオンで、マクラーレン・チームにエース・ドライバーとして入ったのですが、ことCan-Amレースというとブルースの陰にかくれていた印象がありました。
1969年はブルースがCan-Amのシリーズ・チャンピオンに輝いています。

下の写真は翌1969年デニス・フルムがドライブしたマクラーレンM8B・シヴォレー(カーナンバー5)。
当時流行だった大きなウィングが目立ちます。まあ、このころはどのマシンも大きなウィングを付けていたものです。



Can-Amを3年間制したマクラーレン・チームでしたが、1970年のシリーズ開幕前に大ピンチを迎えます。
冒頭にも述べたとおり、新しいマシン、マクラーレンM8Dを開発中に事故死してしまうのです。
しかし、急きょダン・ガーニーをドライバーとして迎えシリーズに参戦し、デニス・フルムが見事チャンピオンを獲得します。
下の写真は、そのデニス・フルムがドライブしたマクラーレンM8D。
ウィングが禁止された後のボディはくさび形が強調されたカタチになっておりブルースが事故を起こした原因は、そのくさび形のボディカウルが吹き飛んだからだとも言われています。



1971年は新たに招かれたピーター・レブソンがマクラーレンM8Fシヴォレー(カーナンバー7)をドライブしてシリーズ・チャンピオンを獲得しました。マクラーレン・チームとしては五連覇を果たしたことになります。
ピーター・レブソンはスティーブ・マックィーンと組んで1970年のセブリング12時間レースで総合2位になったことでも知られていますし、その後F-1にも参戦しています。

M8Fは下の写真を見てもわかるとおり、前年のM8Dと見たところほとんど変わりません。いろいろな形のマシンが参戦したCan-Amですが、ことマクラーレンにとっては「行き着くところまで行っってしまった」感じがしないでもありません。



1972年、ポルシェがターボチャージャー・エンジンのモンスター・マシンを引っさげてCan-Amに参戦したことによって、「マクラーレンのCan-Am」は事実上終わりを告げることになります(この年マクラーレンの優勝はなし)。
その後マクラーレン・チームはF-1に絞った戦いを続け(その後いろいろ紆余曲折があって)現在に至っていますが、私の中のマクラーレンもこの頃で止まったままでいるような気がします。

※デニス・フルムもピーター・レブソンもその後レース中に亡くなってしまいましたね。合掌。
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震災がれき受け入れへ、愛知県が最終処分場検討

2012年03月18日 | 日々のつれづれに
震災がれき受け入れへ、愛知県が最終処分場検討(読売新聞) - goo ニュース

放射能汚染の恐れのない岩手・宮城両県のがれきの処理を受け入れるということです。
早く全国的な動きになることを望みます。

一方福島県のがれきについては、汚染拡大の防止という観点からも、なかなか県外に出すというのは難しいところでしょうね。
やはり福島県内で処理できる体制をすみかに整えて処理を進めるしかないのではないかと思います。
聞くところによると、処理施設を作るには色々な法制度の問題があって難しい(簡単にはいかない)のだそうですが、そんなことを言っている状況ではないのですから、大震災からの復興のための特例として対応すべきでしょう。

そうして出来た焼却灰などは広大な電力会社の敷地の中にでも埋めてしまいましょうか。
復興相もそのくらいのチカラを発揮してもらいたいものです。(そんな権限もないのか?)
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電気自動車はエコなのか?

2012年03月17日 | 日々のつれづれに
「走行中のCO2出力ゼロ」をうたい文句にしている某自動車会社の電気自動車「L○AF」。

確かに充電した電気のみで走るわけですから、CO2を撒き散らしながら走るわけではありませんが、果たしてエコか?といわれるとどうなんでしょうか。

その電気を作り出すのはほとんどが火力(石油あるいは天然ガス)か原子力(ウラン)であり、その過程で大量のCO2を排出するのです。これでは最終段階でCO2を出さないからといってエコであるとはいえませんよね。

各家庭の屋根に取り付けられた太陽光パネルで発電した電力を自動車に貯めるのならエコなのかもしれませんが、その太陽光パネルを生産するのだって、大量のエネルギーを使っているはずですから、その収支は慎重に計算しなければ、どれが一番エコなのかはわからないような気がします。
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一杯のコーヒー

2012年03月16日 | 日々のつれづれに
[仕事術]コストカットのために切り捨ててはいけないもの(財経新聞) - goo ニュース
確かに朝のコーヒー代を節約することで得るお金と失う「何か」を秤にかけてみることは必要なのかもしれませんね。
私たちは知らず知らずのうちに同じようなことを積み重ねてしまっているのかもしれません。
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