五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

やりきれない事件

2006年01月31日 | 日々のつれづれに
自宅で介護していた認知症の奥さんを絞殺したとして、殺人罪で25日に執行猶予付きの有罪判決を受けた、名古屋市の男性が29日に飛び降り自殺したとのニュースを聞きました。
「死んでしまっては何んにもならない」というのは簡単ですが、ご主人をそこまで追い込んでしまうほど、看護(介護)というのは大変なことなんだろうと思います。

私の母は、祖父・祖母とふたりを十数年看取った挙句、祖母の四十九日の翌週、心筋梗塞を起こして亡くなりました。
生前、寝たきりの祖母の看病をしながら「自分はああいうふうにはなりたくない」と口癖のように言っていましたから、ある意味では思ったとおりの死に方をしたともいえます。

記事のご主人は、奥さんの看病で精も根も尽き果ててしまったのでしょう。人の命を奪ってしまうことは罪であることは承知していますが、止むにやまれぬ事情であったことも確かなようで、判決の前には近所の人たちの減刑の嘆願書が出されたと聞きます。

しかし、やりきれない事件ではあります。

がんばれ!駿高野球部:バレー部の応援

2006年01月30日 | がんばれ!駿高野球部
29日の日曜日、駿高野球部の選手たちは山梨市の総合市民体育館に現地集合し、春高バレーの県大会予選に出場する駿高男子バレー部の応援を行いました。
バレー部とは、スポーツ・クラスの同級生も多く、同じ今井校舎の体育施設を使って部活をやっているよしみもあって、互いの公式戦の応援をし合っている仲です。

二男にとっては最寄り駅の「甲斐住吉」駅から現地まで、約15キロメートルの道のりを自転車で行く(応援が終わった後、グランドに戻って練習)ことになるため、前々日から県内地図を見て道順の検討をしたりして出かけましたが、当日は途中で道を間違えたりして、試合開始にぎりぎり間に合ったとか。

それでも応援の甲斐あって、駿高男子バレー部は準決勝戦で日川高校に勝ち、4日(土)の決勝戦に臨むことになりました。
がんばれ!駿高バレー部!


乾燥注意報

2006年01月27日 | 日々のつれづれに
晴れた日が続く東京の天気、会社の7階から見える外の景色も、穏やかな眺めです。一週間近く前に降った雪も、屋根の北側に少しばかり残っているだけとなりました。

東側の窓から遠くに見える煙突は、高井戸辺りのゴミ焼却場のものでしょうか。白い煙(水蒸気)の様子で外の天気がわかります。
煙が上に立ち上っているときは風の無いとき(当たり前か)ですが、あまり最近は煙が横になびくことが少ない気がします。
また、煙の長さで気温もある程度つかめます。風速にもよりますが、寒いときは長く、暖かいときは短い煙が立ち上ります。

東京は4日間連続で、湿度が20パーセント以下だったとか。大気が乾燥していて、会社で咳をしている人が多いわけです。
今日27日の湿度が20パーセントを下回るようだと、5日間連続となってけっこうな記録になるそうで、そろそろ雪ではないおシメリが欲しいところですね。


ホリエモンの落日

2006年01月24日 | 日々のつれづれに
ライブドア社の堀江社長ら4人が証券取引法違反の疑いで逮捕されました。
事件の真相はこれから究明されるのでしょうが、会社の中枢にいた人たちが逮捕されてしまったライブドア社だけでなく、IT業界全体にとっての大きな衝撃でした。

IT時代の申し子とか、時代の寵児とかマスコミでもてはやされてきたホリエモン。
たとえは悪いですが、長ドス一本でやくざ業界の中で急速に売り出してきた渡世人が、お上から十手を預かり、親分親分ともてはやされた挙句に、自分の悪事を理由にお縄になってしまった、という安物の映画を見ているようで(不謹慎でスミマセン)。

いままでひどい目にあってきた某テレビ局の会長や何とか連の会長などが色々なコメントを出しています。が、中でもひどいのは、昨年の衆議院議員選挙で刺客として候補に担ぎ出しておきながら「公認していないからわが党に責任はない」などという与党・幹事長でしょう。
反省すべきひとはホリエモンひとりだけじゃないんでしょうね。

やらせ番組は嫌い

2006年01月23日 | 日々のつれづれに
若手芸人やお笑いキャラのタレントを、偽りの企画とかで誘い出し、ナマのリアクションを見てそれを皆で笑う、というドッキリ企画があるでしょう?私はあれがダメです。

古くは「ドッキリカメラ」などという番組があって、それなりのジャンルを築いているのでしょうが、人間の本性を露出させてそれを笑いのネタにすること自体、そのテレビ番組の品性を下げてしまっていると思うのですがね。
騙すつもりが騙されていたり、二重に騙しの仕掛けを組んでいたりと、内容も複雑になっていますが感心しないなぁ。

「たかがテレビ番組じゃないか」といってしまえばそれまでで、嫌ならその番組を見なければいいだけですが、安易な企画で笑いを取ろうとする姿勢が、視聴率確保のためになりふり構わぬ競争になっていく一因となるような気がします。

それにしても、色々な目に遭わされるテレビタレントさんたちはつらいですね。「ドッキリ」だったと知った瞬間に笑わなければいけないんですから。
今に本当に事件・事故が起きて、テレビ業界として反省することになるまで、この状態は続くんでしょうね。

テネシー・ウィスキー

2006年01月18日 | お酒のハナシ
しばらくぶりに行きつけの酒屋さんに顔を出してみると、すっかりレイアウトが変わっていて、バーボンの棚の横に何と試飲コーナーができていました。
十数本のウィスキーや、ジン・ウォッカ・ラムなどが並んでいて、小さなプラスチックのコップが置いてあります。
知らない銘柄が半分以上、そして「試飲される方は100円入れてください」と書かれた箱。うーむ、何倍飲んでも100円なんだろうか?コップにどのくらいまで入れればいいのだろうか?

考えることしばし、手元にあった一番残りが少ない(一番多く試飲されたと思える)8年物のバーボン・ウィスキーを少しだけ注いで口に運んでみました。
うーん、強烈。フォア・ローゼスやメーカーズ・マークなどのソフトなバーボンしか飲んでいない私にとってやはりヘビーな味とでもいうのでしょうか。夕飯前の空腹にストレートで飲んだから余計利いたのかもしれません。

ウォッカかテキーラなどのスピリッツを探しに来たのですが、結局ジャック・ダニエルズを買って帰ることにしました。1本1,680円。
ジャック・ダニエルズは、バーボン・ウィスキーと思われていますが、同じようにトウモロコシを主原料にしていても、ケンタッキー州で製造されるものをいわゆるバーボン・ウィスキーと呼び、ジャック・ダニエルズのようにテネシー州で作られるものはテネシー・ウィスキーと呼ばれているようです。

ストレートで飲んでみた感想は「なんだ、普通のバーボンじゃん」というものですが、水割りにすると独特の香りとまろやかさが目立つかな、と思いますが、さて。

1月17日という日

2006年01月17日 | 日々のつれづれに
この日は私の家内の○○回目の誕生日です。
「私の誕生日は山口百恵と一緒」という家内に対して、私が「(金色夜叉の)貫一がお宮を熱海の海岸でケトバした日」と言い返していたのですが、1995年以来そういうジョークを言うこともできなくなりました。
1月17日はいうまでもなく、死者6千人以上を出した「阪神・淡路大震災」があった日です。

あの日の朝、テレビを点けた私は、そこに映し出された神戸の映像に文字通り息を呑みました。
ヘリコプターから撮影された倒壊した町並みと、そこから立ち上るたくさんの黒い煙が画面を覆い尽くしていました。
道路・鉄道をはじめ電気・水道・ガス・電話などのライフラインは寸断され、まったく機能しなくなり、完全な復興には長い長い歳月を必要としたのです。

多くの建物が倒れた「兵庫県南部地震」のあったこの日、耐震偽装建築問題で世間を騒がせているヒューザー社・小島社長の証人喚問が行われるというのも、何か因縁めいた感じがしないでもありませんね。

無罪放免ではないが...。

2006年01月13日 | 一病息災
昨年5月の人間ドックで引っ掛かったところを約8ヶ月もの間、検査のための通院を繰り返していましたが、昨日「当面手術の必要なし」という最終結論が出てひと安心しました。

この間、腹部エコーや胸部CT/MRIなどを何度も撮り、検査入院までしていろいろな先生に診てもらいました。
昨年末には、入院して切除手術をすることが決定していたので、年末・正月は重い気分で迎えたのですが、年が明けて、手術をお願いする病院(通院していたところとは別の大学病院)に改めて診断をしていただいたところ、上記の結果となったのです。

とはいっても、依然として身体の中に「異物」が居ることは否定できず、「今後3カ月おきにエコーなどで経過観察を要する」ということで放免してもらいました。
「無病息災」という言葉がありますが、私の場合には「一病息災」、若い頃から病弱だった祖母が身体をいたわりながら96歳まで生きたのを良いお手本にして、節制に努めたいと思います。(正確には「一病」ではありませんがね)

牧水歌碑

2006年01月12日 | 日々のつれづれに
沼津の千本浜公園に歌人・若山牧水の歌碑が建っています(日本で初めての牧水の歌碑だとか)。

 幾山河 越え去りゆかば 寂しさの
  はてなむ國ぞ けふも旅ゆく

若くしてこの世を去った牧水の学生時代に歌ったものだそうです。
私はどちらかというと、次の歌のほうがイメージがはっきりとわいてきて、好きですね。

 白鳥は かなしからずや 空の青
  海の青にも 染まずただよふ

がんばれ!駿高野球部:必勝祈願

2006年01月11日 | がんばれ!駿高野球部
必勝祈願

新しい年を迎えた1月7日、駿台甲府高校野球部は駿台グランドにおいて、住吉神社宮司による必勝祈願を行いました。

関係者らが見守る中、ホームベース近くに設けられた祭壇に宮司が祝詞を上げ、試合用のユニフォームを着た監督・選手代表などが今年一年の試合での勝利を祈願して玉串を奉納しました。

このあと、選手たちは保護者母親が用意した汁粉を食べた後、バスに乗って冬季合宿のため、箱根にある学校関連施設のセミナーハウスに向かいました。
一泊二日の冬季合宿では、セミナーハウス近くなどでトレーニングを行ったり、夜は温泉で肩や腰・腕などの筋肉をほぐしたりして調整し、今年の健闘を誓い合いました。

忘れ物

2006年01月05日 | 日々のつれづれに
年のせいか、ここのところ忘れ物が目立ちます。家の中に携帯電話を忘れちゃった、なんていうのは多少自分が不便を我慢すればどういうことはありませんが、外出中に落とす(あるいは置き忘れる)ということになると大変です。

夕方五時半を回ったころ、一本の電話がかかってきました。
相手はカード会社。私のカードが拾得物として警察に保管されているから、確認して受け取りに行ってください、というものでした。

届けがあったのは今日。そういえば山梨に帰る家族3人を三鷹駅まで送っていってコンビニや本屋に入りました。カードを使った覚えはありませんから、財布を取り出したときなどに落としてしまったのかもしれません。
カードケースの中には、キャッシュカードやクレジットカード、色々なお店のメンバーズカードやポイントカードなど約20枚入っています。

カード会社の方にはお礼を言って三鷹警察署に電話をかけました。
電話に出た担当者の方いわく、正式な受付は5時45分までだけれど、6時半くらいまでなら待ってくれるとのこと、早速クルマを飛ばして警察署に行き、無事に受け取ることができました。

カードには、拾ってくれた方へのお礼のつもりで一万円札も入っていましたが、届けてくれた方は、お金にも手をつけず、また名前も告げずに立ち去ったそうで、お礼の必要はありませんということでした。

クレジットカードなどを悪用されたら、とんでもない被害をこうむるところでしたが、良い人に拾われて幸運でした。


正月三が日は

2006年01月04日 | 日々のつれづれに
昨年に続いての、東京での三が日が過ぎました。
31日にあわただしく一家五人で山梨からクルマで来ました。「大つごもり」の中央道は意外と空いていて、談合坂SAで軽い食事を摂ったりお土産を買ったりして、杉並にある東京の義母の家(私のアパートとは数百メートルの距離にある家内の実家)「に到着しました。

ここに二人の息子を置いて(彼らは山梨に帰るまで実家に居続けます)、家内と娘を連れてアパートに到着。荷物の整理をした後、再び三人で実家に向かいます。
東京での正月の過ごし方は、子供たちを実家に預けつつ、時々地下鉄やバスに乗って家内と買い物に出かけるというのが定例になっています。
今年も31日には銀座、1日には荻窪に買い物に行きましたが、2日と3日は箱根駅伝を見て過ごしました。

優勝候補といわれた有力校が順位を下げる中で、過去3位が最高の亜細亜大学が見事に逆転優勝を果たし、またここ数年シード権を獲得することもできなかった山梨学院大学が2位になりました。
特に山梨学院大学は、これまで前半に気負いすぎて余力を使い果たし、後半ずるずると順位を落とすというレース運びをしていたのが、エースのモグスの活躍とともに他の選手が自分のペースをよく守り(序盤追いつかれたり逆転されても、終盤に再び逆転することからも良く監督の指示を守っているのが良くわかった)、優勝まであと一歩という所まで順位を上げたのは賞賛されます。

家内と二人の息子は3日の午後に特急で山梨に帰り、残った娘と私はアパートに戻りました。朝から晩までゲーム三昧の息子たちとはことなり、義弟の小さないとこたちの世話を続けた娘はさすがにくたくたになったようでした。
私も年末から積もった疲れを布団の中でゆっくりと癒して、5日からの出社に備えることにします。

このブログももうすぐ丸一年を迎えます。
今年もよろしくお願いいたします。