五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

プジョー908の挑戦[Part1]

2016年03月31日 | ミニカー
二日連続でフランスのレースカー、プジョー908を取り上げます。

2000年代の前半、スポーツカー選手権やル・マン24時間レースで圧倒的な強さを誇っていた王者アウディに対抗すべく、プジョーが新しいプロトタイプ・カーを発表したのは2006年でした。
それが、写真の「コンセプト・カー」です。

「コンセプト・カー」というのは、そのクルマのイメージを具体化させて見せるためのものなので、実際に走るレベルまではいかないみたい。
このときのクルマも実物大の模型みたいなものだったのではないかと思われます。

ドアも開きそうにないですし、バックミラーやワイパーも無し。
第一運転席の中が見えませんから、ひょっとしたら粘土で作った、いわゆるクレイモデルだったのかもしれません。


そうはいっても、クローズドボディの流麗な姿は、オープンタイプのアウディR10(2007年のル・マン優勝車)とは対照的で、将来の戦闘力も感じさせます。
ひいき目ですかね?

このミニカーはスパーク製なのですが、オークションでもあまり人気がないようで、割とリーズナブルな価格で手に入れることができました。
ミニカーの醍醐味である運転席周りの造作が無いというのも理由の一つかもしれません。


プジョー908(正式にはこの後ろに「HDi FAP」が付きます)のデビューは2007年。
ル・マンには7号車と8号車の2台がエントリーされました。
7号車のドライバーは元F1ドライバーのジャック・ヴィルヌーヴがドライブしましたが予選3位、決勝レースでは2位を走っていましたがエンジン・トラブルでリタイヤしてしまいました。


7号車はイクソ製。

一方の8号車は、ステファン・サラザンらがドライブし予選首位、決勝レースではアウディに次いで10周遅れの総合2位となりました。
挑戦初年度で表彰台を獲得。
しかし、ライバルのアウディに比べると、24時間を走り切るにはクルマとしての信頼性に難があったようです。


8号車はイクソ製ということでオークションで手に入れました。
確かに本体の作りは7号車に極似しているのですが、台座のカタチを見るとミニチャンプス製のような気もします。


このモデル、台座にプジョーとエンジンオイル・メーカーのトタル(Total)のロゴ入りなので、いずれかのメーカーの特注品なのかもしれないのですが、詳しいことはサイトを探してもよくわかりません。
わからないままに掲載しておきます。


2008年。

プジョーは改良を加えた908 HDi FAPを3台、ル・マンに持ち込みました。
新しい908は断然速く、予選の上位3位を独占しました。
しかし、決勝レースではまたもトラブルに悩まされ、全車完走は果たしたものの、アウディR10の優勝を許してしまいました。

7号車はジャック・ヴィルニューヴが昨年の雪辱を狙いましたが予選3位、決勝レースでは一時は首位を走るもののアウディR10の逆転を許し、わずか4分30秒ほどの差で総合2位となりました。


7号車はスパーク製です。

8号車はステファン・サラザン、アレクサンドル・ブルツらがドライブし予選首位、しかし決勝レースではメカのトラブルに見舞われ、首位から13周遅れの総合5位に終わりました。

この8号車、車体は前年のル・マンで総合2位に入った8号車なのです。
ついでに言っちゃうと、このクルマ翌2009年のル・マンではプライベートのペスカロロ・チームから17号車として出場しています(結果はリタイヤでした)。


8号車はイクソ製です。

9号車は予選2位、決勝レースでは8号車と同じく首位を走ったものの、運転ミスを犯して順位を下げ、結局総合3位に終わりました。


9号車は私のコレクションとしては珍しいノレブというメーカーの製品です。

こうして見ると、3台のクルマは黒が基調の中にもフランス国旗の三色(赤、青、白)を取り入れているのがわかりますね。


さて、こうしてプジョーの挑戦は2009年に引き継がれてゆくわけですが、それは次回に譲ってここでは2008年に発表された、ハイブリッド車をご紹介しておきましょう。

ディーゼルエンジンにリチウムイオン・バッテリーを積んだハイブリッド車は、同じくハイブリッド車を開発中のアウディに対抗して開発されたものです。


2008年はプレゼンテーション・カーとして発表されましたが、この後改良を重ねて2011年にはシルバーストーン・サーキットでのデモ走行を行うまでになりました。
果たしてその結果や如何に...。


この908ハイブリッド車のモデルもイクソ製です。

続きは次回[Part2]で。

庭の芝桜

2016年03月30日 | 日々のつれづれに
世の中は、ホンモノの桜が満開に近い季節となりました。
同期するように、我が家の玄関脇にある芝桜も紫色の花を付けました。

この芝桜、元々は別の場所に植えたもの。
赤、白、紫の三種類の株を植えたのですが、結局生き残ったのは紫のみでした。
色によって、生命力に違いがあるのかもしれません。

それはともかく、ここにある芝桜は、元々植わっていた場所の土を移し替えた時に一緒についてきたもので、いつの間にかこんなに多くの花を付けるまでになってしまったものなのです。
今では元の場所よりも勢いが良いほどに成長しました。

芝桜と言えば、このあたりで有名なのは本栖湖の芝桜まつり。
今年は来月の16日から開かれるそうです。

うーん、今年はどうしようかな。

電子印鑑

2016年03月29日 | 私のPC
パソコンで作成した文書を紙出力して、それにはんこを押すという作業は、作成者の責任を明確にするために必要ではありますが、ドキュメントのオール電子化の波には逆行するものであることは確かですね。

いろいろな仕事をしていると、作成した文書データそのものに電子的なはんこを押して相手先にメールで送りたい、という場合がけっこうあります。

実印とか銀行印でなければ、はんこの印面を画像で作成し、ワードやエクセルで作った文書に貼りこむことで、この目的は達成できます。
問題は、どんなソフトを使って作成するか、ということでしょうか。

丸に名前を入れる程度の認め印なら、それこそ普通の画像ソフトでできあがります。
しかし、角印とか日付印などはけっこう面倒なもの。

ネットで検索すると、フリーソフトから有料のソフトまで色々なソフトが出されていて、選ぶのに苦労するくらいです。
有料といってもせいぜい数千円程度なので、お金を払ってちゃんとしたソフトを購入すればいいのでしょうが、無料のソフトで気の利いたものがあればと探した結果、一つ見つけました。

それが、「ClickStamper」(クリックスタンパー)という名前のもの。



上のサンプル画面は日付印の制作のもの。
けっこう細かいことまで設定できるので、試行錯誤しながら満足できるかたちのはんこを作ることができます。
また、角印のようなものも簡単に作ることができるのです。

「ClickStamper」は窓の杜やVector(ベクター)などのサイトに置いてあります。
Windows7/8.1/10対応。

使ってみたいという方はどうぞ(もちろん自己責任で)。

同級生の花見

2016年03月28日 | 日々のつれづれに
27日の日曜日、町内・平塩にある神社(正確には隣接するお寺の跡地)で、中学時代の同級生による花見を行いました。

参加したのは16名の男たち。
この場所は昔から花見の名所とされているところですが、桜はまだ一部か二分咲き程度。
それでも、天候に恵まれ、暖かい環境の中で花見をすることができました。

写真には写ってはいませんが、私たちの他にも数組、花見客はおりました。
まあ、我々が一番騒々しく、迷惑だったかもしれませんが。



あらかじめ近くのスーパーにオードブルの予約をし、他にサンドイッチや巻きずしなども購入して、けっこう豪勢な花見になりました。
もちろん、ウィスキー、焼酎、ビールなどもふんだんに用意し、昔話を中心に盛り上がりました。

花見は午前11時から始めて、風が強くなり出した午後3時まで続きました。
この間にも、桜が次第に開き始めるのを実感できるという貴重な体験もしました。



下の写真は、都合で今回は参加しなかった女子(60歳を過ぎても同級生の間ではそう呼びますね)からのおでんの差し入れ。
「万が一天候が寒くては」という心遣いからのもので、皆ありがたくいただきました。



昨年の9月にバーベキュー大会、そして今回の花見大会。
これまで二回同級生のイベントを企画した、無尽の仲間ですが、今年はいよいよ仲間内での旅行の計画を立てる予定でいます。

テクニクスのターンテーブル

2016年03月26日 | 日々のつれづれに
テクニクスのターンテーブル、6月発売 限定300台

テクニクスのSL-1200といえば、オーディオブームの頃は誰でもがあこがれた名機です。
その「SL-1200」の名前を冠したアナログレコードプレーヤーが復活するそうです。
このニュース記事では、300台限定で価格が33万円だそうですので、とても私の手の届くシロモノではありませんが。

オーディオブームはちょうど会社に入ったころだったでしょうか。
カセットデッキとヘッドフォンだけを持って会社の寮に入った私は、冬のボーナスをすべてはたいてプリメイン・アンプとスピーカーを買いました。

でもプレーヤーを買うことはできなくて、隣室の友人の部屋にレコードを持って行ってはかけてもらったような記憶があります。
実家に据え置き型のステレオがあったので、レコードだけは持っていたのです。

その友人の部屋で初めて「SL-1200」を見ました。
で、自分も同じプレーヤーが欲しいと思っていましたが、当時10万円以上したでしょうか。
40年前の10万円ですから、自分の給料の一か月分をはるかに超える金額でした。

翌年、やっとプレーヤーを手に入れることができました。
「SL-1200」ではなく、テクニクスでもありませんでしたが、当時の自分としては投入出来る限りのお金で購入したものでした。


その後、結婚して社宅などに移り住む間にプレーヤーは手放してしまいましたが、今でもレコードは捨てることもなく屋根裏にしまったままになっています。


宝寿院のしだれ桜

2016年03月25日 | 日々のつれづれに
仕事の合間を見つけて、市川三郷町市川大門にある我が家の菩提寺・宝寿院のしだれ桜を見に行きました。

しだれ桜は普通のソメイヨシノよりも一週間くらい開花が早く、例年では春の彼岸の頃には満開近くになります。
今日見たところでは満開にはもう少しという感じがしました。


残念ながら、今年は樹にいつもの勢いがなく、枝から垂れ下がった優雅な花が、いつもよりも少なく感じました。
樹の下の土壌に手を入れて、何とか樹の勢いを盛り返そうとしているようでした。


他の桜もある程度咲いていましたから、例年よりも開花自体は早いようです。


それでも、今週末は見ごろを迎えるでしょうか?

今度の日曜日は近くの桜の名所で、同級生が集まって花見としゃれこむ予定なのですが、少し天気が心配です。

組長会議

2016年03月24日 | 日々のつれづれに
夜7時半から、12区の組長会議(正式には「評議員・組長・防災組長会議」)を開きました。

平成27年度の事業報告と次年度の事業予定を決めました。
区長は二年任期なので、今回が更新の年なのですが、協議の結果、私が引き続き区長を続けることになりました。
前回お引き受けする時に「最低四年くらいは」という話でしたから。

とはいっても、私がずっと区長をやり続けるわけにはいきません。
公民館の仕事もありますし、神明宮の仕事もあります。
組合の仕事もまだ残っています。

この二年間をかけて、どのような形で次の人に引き継いでいくかを考えていきたいと思います。



年度末に向けて

2016年03月23日 | 日々のつれづれに
平成27年度も残り十日を切りました。

学校などはもうほとんどが春休み。
私が携わっている公民館、組合なども年度末に向けて動いています。

組が17ある八乙女公民館では、各組長さんに次年度の組長さんと運営委員さん(2名)の推薦を文書でお願いしました。
印刷した文書を持って、各組長さんの家々を歩くのも慣れました。
でも四月からはまた新しい配布ルートを考えなければなりません。

私が属している組合では、年度末の会計処理で各役員さん・委員さんの手当の計算やらを行いました。
お金は銀行に預けてあるので、出金票をたくさん書いて銀行に持ちこみました。
行った時間が良かったのか、窓口は案外空いていました。

組合の法人税支払い期限は、会計年度の終わりから2か月以内。
すなわち、3月がシメの組合では5月末になります。

4月に役員会を開いて決算を承認してもらった後、5月に総会を開いて確定し納付という運びになります。
4月は年度初めと共に、年度末処理の「後処理」の時期でもあるわけです。


ウィルスチェック

2016年03月22日 | 私のPC
自分のパソコンのウィルスチェックを行いました。
全チェックを行ったため、かかった時間は一時間以上にもなり、チェックしたファイル数も40万ファイルを超えました。

結果はウィルスは無かったものの、トラッキングクッキーがいくつかと、アドウエアが一つ見つかり、チェックソフトにより削除されました。

チェックをする前にやっておけば良かったのですが、試しに入れてみたソフトウエアなどはさっさと消すべきでした。
サンプルのデータなどが数多くあり、ディスク容量を食いつぶす要因になっています。

まずは不要のプログラムと不要のデータを削除し、それからディスク内のクリーンアップをしてからエラーチェックすれば良かったかと思いました。

次からはそうしよう。

「カシオペア」のラストラン

2016年03月21日 | 日々のつれづれに
祝日とはいえ、「毎日が日曜日」の私にとっては、あまり関係の無いもの。
墓参りも済ませてしまってありますし、次男も普段通りに会社に出かけたので、いつもと同じ朝を迎えました。

昨夜遅く、東京から帰ってきましたが、反対車線は混雑していましたね。
で、今夜の中央道上り線も小仏トンネル近くで二十キロ近くの渋滞だったらしい。
天気も良かったので日帰り、あるいは泊りで出かけた人が多かったのでしょう。
三連休くらいだと、行楽客の動きも重なってしまうので、思いの外道路が混んでしまうのかもしれませんね。


テレビでは寝台特急「カシオペア」のラストランの模様を報じていました。
車内にも、そしてホームにも大勢の人たちが集まって「カシオペア」最後の走りを見届けたようです。

「カシオペア」の場合には、青函トンネルを北海道新幹線が通るための設備的な問題で運行を終えるようですが、これまでにも多くの寝台特急や夜行列車がなくなってしまいました。

私は一度だけ、雪で飛行機が飛ばなくなったために、米子から東京まで夜行列車に乗って行ったことがあります。
家内も、青森まで乗った経験があるそうです。

お互い、夜行列車そのものに特別な思い入れがあるわけではないのと記憶力の低下のために、何という名前の列車だったのか覚えていませんが。

いずれにしても、飛行機や自動車に押されて利用者の減少のために、姿を消さざるを得なくなるようです。
ラストランにあれだけ集まるくらい人気があるのなら、普段からもっと利用してあげればいいのに、なんて思ってしまったりします。

まあ「無くなって、初めて気づくその価値」みたいなものもあるのかもしれません。


中野にて

2016年03月20日 | 日々のつれづれに
今日は一人で中野をぶらついています。
中野ブロードウェイ内にある、いつも行くミニカーショップを覗くと、何だか欲しいクルマがたくさん並んでおり、つい最近購入したのも忘れて思わずそのうちの一台を買ってしまいました。

家(家内の実家)に戻るのも待ちきれず、近くの公園でちょっと広げて一枚パチリ。
モデルはプジョーの908ですが、あと一台欲しいクルマを手に入れたら、ちゃんとした写真を撮って、ブログを書こうと思ってます。
乞うご期待!

写真はスマホで撮りました。
実は風が強くて、袋を押さえながらの撮影でした。

ここの公園の桜は、一部がほころびかけてました。
広場には大勢の人達が思い思いに休日を楽しんでいました。
風さえなければ良かったのですが。
まあ、花見までにはあと一週間くらいでしょうか。

組の会合

2016年03月19日 | 日々のつれづれに
夜七時半から組の常会(定期総会)が行われました。

平成27年度の事業報告と決算報告、それに平成28年度の計画。
まあ、それぞれスムーズに承認されました。

今回の懸案だったのは、あるお宅で管理していただいている組の防災備品。
具体的にはテント、机、いす、それに鍋・釜・食器のたぐい。

実は昔、各家で葬式などを行っていた頃使った什器のたぐいなのです。
今は葬式はセレモニーホールで行われるため、ほとんど使われなくなったものですが、今でも個人のお宅の倉庫に保管していただいており、その扱いをどうするかということが、ここ数年問題になっていました。

今日の話し合いで、什器・備品のたぐいはすべて処分することに決まりました。
長年の懸案がひとつ解決して、組長ともどもホッとしたところです。


新卒採用中止

2016年03月18日 | 日々のつれづれに
東芝、17年4月入社の新卒採用を中止 リストラも拡大 -Gooニュース-

経営が心配されている東芝が、大規模なリストラを行い、しかも来年度の新卒採用を中止するとの報道がありました。
この記事には特別の感慨があります。

40年前の1976年夏、第二次オイルショックで不況の嵐が吹きまくっていた頃。
卒業を翌年に控えていた私は、ある日就職担当の教授に呼び出されました。

当時志望していた企業が次々と採用を控える中、教授は「東芝か〇○電機を受けてみないか?」と言いました。
私の在籍していた学科からはあまり就職している先輩がおらず、大学としても新たな就職先を開拓しようとしていたようでした。

結局、私は別の会社に就職することになったのですが、最初に配属された部署で任された初仕事が東芝の子会社の仕事でした。
JR鶴見線にある最寄り駅に下りた私は、初めての客先訪問ですごく緊張していたのを覚えています。
本当に大きな会社でした。

その後も東芝様(そうお呼びしていました)とは何度か仕事をさせていただきました。
ですから私にとって東芝様は、会社員時代の思い出が濃く残っている会社なのです。

その会社も5年前に辞め、山梨に戻ってからは、家電やコンピュータのメーカーとしての付き合いが始まりました。
自宅の冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、掃除機などはすべて東芝製でしたし、パソコンも当初はDynabookを使っていました。

その東芝(様)が...。



開花が待ち望まれる、宝寿院のしだれ桜。
写真は二年前に撮ったものです。念のため。

久しぶりのお湯

2016年03月17日 | 日々のつれづれに
横浜の友人が五ヶ月ぶりに帰省しました。
昨夜は遅くまで我が家でお酒を飲んで、今日は久しぶりに近くの温泉に出かけました。

行ったのは「みたまの湯」。

寒いのを少し我慢して、露天風呂から甲府盆地の夜景を眺めながら、お湯に浸かりました。
家の風呂と違い、出たあとのポカポカさが断然違う温泉。

で、風呂上りに施設内の食堂で夕飯を食べながら積もる話をしました。
まあ、いつも似たような話題を行ったり来たりの会話なのですが。

話が弾んで「みたまの湯」を出たのは午後九時を回っていました。



写真は市川三郷町の宣伝写真。

決算法人説明会

2016年03月16日 | 日々のつれづれに
私が所属する組合の理事長さんに要請されて、今年3月に決算期を迎える決算法人説明会に出かけてきました。

この説明会は、地元の社団法人である法人会が主催するもので、税理士の先生と、税務署の担当官から二時間余り説明を受けました。

まあ、はっきり言うと、協同組合に所属する私としては、あまり縁のない項目(収益の計上時期、棚卸資産、減価償却、特別償却、貸倒引当金)が主なテーマでした。
ですから組合の決算には参考にならないのですが、経営コンサルタントを自称するものについては、最近の税制の話などを仕入れて、自分の知識がさび付かないようにするためには良かったかなと思いました。

また、地方法人税なるものが今年度の事業者から納税することになりましたので、その申告の仕方や申告書の書き方も習いました。
地方法人税は、法人税に対してその4.4%。その分法人税の値上げということになります。
地方と名前が付いても国税ですしね。
もっともその額に相当する地方税の法人割の利率が下がりますから、会計上は影響はないともいえます。

地方創生に逆行してる?
いや、私の乏しい知識では良くわかりません。
「地方団体間の財源の偏在性を是正し、財政力の格差の縮小を図るために地方交付税の財源を確保すること」のための新しい税制なのだそうですが...。