仕事で市川三郷町八之尻地区のある集落に来ています。
大規模な直下型地震が起きた時に孤立する集落とどのようにコミュニケーションをとるか、というテーマでの実証実験なのですが、ここに立つとまた一味違う感慨を覚えます。
というのは、写真の風景は北側を望んでいるのですが、ここから甲府盆地の向こう側に遠く雪をかぶった八ヶ岳が見えるのです。
実は、何十年か前に大きな地滑りを起こし山が一つ崩れて、それまで見えなかった八ヶ岳が見えるようになったのだとか。
土地の古老は覚えているとのことらしく、地形が一変するほどの地滑りというのはさぞかし恐ろしいものだったろうと思います。
今はその面影、というかその形跡などは私にはわかりませんが、以前同行した防災の専門家である大学教授によれば、明らかなことなのだそうです。
それは道路のちょっとした隆起や亀裂であったり、傾いた樹木や電柱であったり、またむき出しになった地層の断面やその中に含まれる石だったり、崩れて積もった土の塊だったり...。
そうしたものを見れば現在も地盤が動いているのがわかるそうで、こういう学問にはそういうものの変化を捉える「眼」が必要なんだそうです。
大規模な直下型地震が起きた時に孤立する集落とどのようにコミュニケーションをとるか、というテーマでの実証実験なのですが、ここに立つとまた一味違う感慨を覚えます。
というのは、写真の風景は北側を望んでいるのですが、ここから甲府盆地の向こう側に遠く雪をかぶった八ヶ岳が見えるのです。
実は、何十年か前に大きな地滑りを起こし山が一つ崩れて、それまで見えなかった八ヶ岳が見えるようになったのだとか。
土地の古老は覚えているとのことらしく、地形が一変するほどの地滑りというのはさぞかし恐ろしいものだったろうと思います。
今はその面影、というかその形跡などは私にはわかりませんが、以前同行した防災の専門家である大学教授によれば、明らかなことなのだそうです。
それは道路のちょっとした隆起や亀裂であったり、傾いた樹木や電柱であったり、またむき出しになった地層の断面やその中に含まれる石だったり、崩れて積もった土の塊だったり...。
そうしたものを見れば現在も地盤が動いているのがわかるそうで、こういう学問にはそういうものの変化を捉える「眼」が必要なんだそうです。