五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

印傳の小銭入れ

2009年03月31日 | 日々のつれづれに

今日は3月31日。

会社では、今期(今年度)限りで退職する方の歓送会などが行われます。
私の職場でも、長い間お勤めになった方の最後の出社の日でした。

職場の者でお金を出し合って記念の品などを贈ったのですが、
私も当の本人から記念の品をいただきました。

いただいたのは印傳(いんでん)の小銭入れ。

印傳(印伝)というのは、鹿の皮をなめして染色したものの上に、
漆(うるし)で模様をつけたもの。

この素材を使ってバッグや財布、小銭入れ、キーケースなどを作ります。
独特のやわらかい肌触りとしゃれたデザインが特長です。

この小銭入れは「甲州印伝」といって、甲府市にある上原勇七商店の
製品です。そういえば退職された方も私とおなじ山梨県人。

黒地に茶色で波と花びらをあしらったデザインは、なかなかに渋く、
なおかつ洗練されていて、選んだ人のセンスの良さがわかります。

もったいなくて普段使いはできそうもないけれど、
使い込むほどにしなやかな風合いになるこの印傳。
うーむ、どうしたものか。
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別の樽で寝かしてみましょうか

2009年03月30日 | お酒のハナシ
「少し変わったモルトを飲んでみますか?」

といって、AOTETSUのマスターが選んでくれたのが写真のスコッチ。
「ブルィックラディ」のマンサニージャ(Manzanilla)。

マンサニージャというのはスペインのシェリー酒。
その樽で何ヶ月間か仕込んだアイラモルトです。

オフィシャルのブルィックラディはヘビーではないが、ピートの香りが強い酒。
それがシェリー樽で仕込むことにより湧き立つような芳香をもった酒に変身します。

ボトルに描かれた牛は、スペインの闘牛でもモチーフにしたのでしょうか。

アランモルト



一方、こちらは「アランモルト」のモスカテル(Moscatel)。
こちらはポルトガルのワイン樽で8か月仕込んだもの。

1995年に設立された「アランモルト」は新しい蒸留所ですが、
バランスのとれた味で、私の好きなスコッチのひとつです。

度数が55%と強いため、少し水を足して飲むといい、と言われましたが、
加える水の量によってこれほど味が変わるなんて、発見です!

度が強すぎると、香りよりも刺激を強く感じてしまうものなんですね。
ブランデーのようなスコッチなんて言いすぎでしょうか。

スコッチには、オフィシャルのボトルの他に、樽を買って自分で仕込む
そういったメーカー(というか販売業者)のボトルがあるんですね。

スコッチの世界はなかなかに奥が深い。

ブルィックラディ/アランモルト/グレンファークラス
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善福寺川公園の桜

2009年03月29日 | 日々のつれづれに

桜の開花から一週間が過ぎましたが、善福寺川公園の桜の開花はまだ
「咲いているところで二分咲き、平均してまだ一分」というところでしょうか。

写真は土曜日の昼近くものです。
開花宣言のあと、ずっと寒い日が続いたことが原因のようですが、
桜が長く咲いているのはなんだか嬉しいですね。

花は桜木人は武士。

ことあるときには潔く散ってしまうのが「武士の本分」とされ、
昔からその象徴にたとえられてきた桜の花。

桜の世界でも、考え方が変わってきたのでしょうかね。

花見もチラホラ



満開にはもう少し日にちがかかりそうですけど、人はそれを待てない。
少しの花を見つけては、その下でシートを広げ、花をめでる。

というか、それを理由に酒を飲み、料理を楽しむ。
善福寺川緑地のそこかしこに、そうしたグループがたくさん来ていましたよ。

今回は散歩の途中でしたが、

私も来週、家内とここに来たいと思います。
それまで、寒い日が続いていてほしいなあ(と勝手なお願い)
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理想の上司はイチロー?

2009年03月26日 | 日々のつれづれに
ある生命保険会社が調査した、今年の春の新入社員の考える「理想の上司」に
イチロー選手と女優の真矢みきさんが選ばれたんだそうです。

まだ上司という存在がどのようなものか知らない子たちだから、
メディアなどから受ける印象だけで「実力がある」「頼りがいがある」という
イメージで選んでしまっているのだとは思いますが、
古手の勤め人からすると、どうかなあ?という気がしますね。

真矢みきさんはさておいて、イチロー選手が上司となると、どうでしょう?

上司の重要な資質として「部下の指導育成」というのがありますが、
彼の場合には、求道者としてのイメージが強く、彼の眼鏡にかなった
人間だけが部下として認めてもらえる、といった感じがします。

わたしなんかまっさきに「できないやつ」として見放されそう。
そうなると部下としてはつらいなあ。

まあ、会社員としてのイチロー選手という存在自体が想像つかないですがね。
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真のMVP

2009年03月24日 | 日々のつれづれに
第2回WBCは日本が優勝、二連覇を成し遂げました。
おめでとう!サムライJAPAN。

MVPは松坂投手が獲得しましたが、私としては、
第2ラウンドのキューバ戦、そして決勝の韓国戦に先発して
勝利の基礎を作った岩隈投手にあげたいなと思います。

肩とひじの故障を克服して、昨年奇跡の復活を遂げた岩隈投手。
世界の舞台でキレのある変化球と速球で「Hisashi Iwakuma」の名前を印象付けました。

その雄姿、昨年の北京五輪でも見たかったなあ。
きっと、違う結果になっていたと思うんですがねぇ。
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定額給付金申請書類届く

2009年03月22日 | 日々のつれづれに
町から定額給付金申請書が届きました。

私と家内、それに二男の3人分、合計3万6千円。
京都にいる長男と、今年から社会人になった長女には別に届くのでしょう。

受付期間は3月25日から9月24日まで。
すべて口座振替方式の受け取りになります。

申請から約2週間で受け取れるとのこと。
ただし、ゆうちょ銀行は1カ月かかるそうで、少しハンディ。

申請に必要な書類は、本人の確認書類(普通は免許証)と
振込先金融機関口座の確認書類(口座通帳の写し)。

今度の週末、山梨に帰って申請することにしましょう。


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お彼岸のしだれ桜

2009年03月21日 | 一句ひねろう
山梨に帰っている間にお墓参りに行ってきました。

母と祖父母が眠るお寺は市川大門の町を見下ろす宝寿院というお寺。
ここの境内に樹齢200年という桜の老木があります。

中央の太い幹から四方に大きく手を広げたように長い枝を垂らし、
たくさんの花びらを付けた様子は見事です。

残念ながら、樹齢のせいか花に昔ほどの勢いはありません。

 線香の けむりたゆとう 花の下



町内にもうひとつしだれ桜のきれいなお寺があります。
それが、下の写真、福寿院のしだれ桜。


福寿院のしだれ桜


こちらは樹齢100年ほどのもので、寺の名前にちなみ、
福と寿を授かるようとの願いを込めて「福寿桜」というのだとか。


 見上げれば しだれ桜に 陽の透けて


どちらの桜も例年より一週間以上も早い開花ではないでしょうか。
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荻窪のバー「Lagg Time」

2009年03月20日 | お酒のハナシ
荻窪駅南口を出てすぐのところに「Lagg Time(ラグタイム)」というバーがあります。

吉祥寺の「AOTETSU」や荻窪駅北口の「ききゅう」に比べると、どちらかというと英国風のパブ、といった趣があります。(といって、私は英国に行ったことはないのですが)

カウンターとテーブル席のお店で、見ていると、来る客がほとんどギネスを注文しています。何名かでビールを酌み交わしながら軽い食事をしながら談笑するという光景が見られます。

私は一人で行ったのですが、決して静かな空間ではないのに、妙に落ち着くことのできるお店です。

奥のモニターではWBCの日本-キューバ戦の再放送(あるいは録画)がかかっていました。
音声無しでやっているベースボールというスポーツは、とても不思議な感じがします。なんかほとんど選手は動いていないような光景ばかりで。
普段はサッカーの試合などがかかっているんだろうなあ。


メーカーズ・マーク/カリラ(この味はハマりそう!)
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日本-韓国戦から

2009年03月18日 | 日々のつれづれに
野球というスポーツは突き詰めて考えれば「確率」のスポーツです。

打者は10回のうち3回ヒットを打てば名選手と呼ばれます。
投手は一試合3点以内に抑えれば名投手と呼ばれます。

そういうスポーツで、本塁打に頼らず、効率的に得点を挙げるというためには、
その「確率」を考慮した戦いをしなければなりません。

無死で走者が出た時を考えます。

安打1本では、一塁走者を還すことはできません。
しかし、二塁走者なら安打1本で得点できるのです。

無死ですから、残り3人の打者のうち2人が安打を打って得点する確率と、
無死で出た走者をバントで二塁に送り、残り2人の打者のうち1人の安打で
ホームに返す確率とは、どちらが確率は高いでしょう?

正解は後者。

だからこそ、1点を争う場面での犠牲バントが重要になってくるのです。

そうであれば、再三無死の走者を出しながら、併殺でチャンスをつぶし続けたのは、
首脳陣の作戦ミス以外のなにものでもないでしょう。

重要な試合では「結果オーライ」を期待してはいけません。
泥臭く1点にこだわって取り続けること。

とにかく相手よりも1点多ければ勝利なのですから。
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中央線の影響で

2009年03月17日 | 日々のつれづれに
朝、荻窪駅に行くと駅がざわついていました。
間もなくそれが、八王子の先で起きた人身事故のせいであることがわかりました。

中央線の快速電車は運転を見合わせていて、各駅停車(総武線)の黄色い電車は、
普段よりいくぶんか乗客が多かったのです。

幸い吉祥寺で下車する私にとっては、たいした影響ではなかったのですが、
思えばそれが、山梨に帰る家内にとっては大変な一日の始まりだったのかもしれません。

私から中央線の遅れを聞いていた家内は、昼前に東京の家を出ました。
地元の役場に用事があり、いつもより早い列車に乗るためでした。

新宿発の始発の特急に乗ろうと思った家内は、新宿駅で事故の報に接しました。
中央線・上野原の変電所が火災を起こしていたのです。

特急列車の遅延、そして運休。

しばらくホームに並んでいましたが、復旧の見通しがなかなか立たない、
ということで切符の払い戻しをして駅を出ました。(運転再開は13時半)

新宿駅西口の高速バスのターミナルで運良く(かどうか1時間後の)
チケットを購入することができたそうなのですが、バスは満員。

おまけに、高速に入ったとたんに事故なのかどうか渋滞に巻き込まれ。

やっとの思いで甲府駅にたどり着いたのですが、乗り継ぎの身延線は
たった今、発車してしまったあと。

地方のローカル線ですから、次の列車に乗るまで何十分も甲府駅で
待たされることになりました。

それでも何とか時間までに役場に行くことができたようで、
家に戻ってきた家内は、電話の向こうで「くたびれたあ!」

夕飯の支度ありがとう、そしてお疲れ様。
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昼下がりのひと時を

2009年03月16日 | 日々のつれづれに
日曜日の午後、家内と長女の3人で外に出ました。

近くにあるカフェテリアのようなお店に、前から行ってみようと
思っていたのが、やっと実現することになったのです。

外から見た感じは普通の喫茶店のようなのですが、その割には
自転車が沢山ならんでいたり、その割に中にひと気がなかったり。

また、犬を連れた老人が、外のテーブルで静かにコーヒーを飲む姿が
なかなか格好よかったりして。

私が注文したのは、ランチメニューのひとつ、具だくさんのスープセット。
ミネストローネ風のスープにサラダとパンがついて650円。

家内はキッシュセット、長女はサンドイッチセットを注文しました。
いずれもライトな味で、なかなかに美味しく、昼下がりには最適!

聞けば、近所の集会所的な建物らしく、定休日には部屋貸しもするみたい。
当日は奥の部屋でドラえもんとインディジョーンズの映画会をしてました。
(すごい組み合わせ)

今度は散歩の帰りに、ケーキセットでも食べに寄ろうかと考えています。


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ラジコン・カー

2009年03月15日 | 日々のつれづれに
正直ラジコンというのは子供の頃のアコガレでした。

お金持ちの子に、ラジコン・カーを持っているのがいて、
古いローラースケート場で走らすのを、黙って見ていたっけ。

※話は違うけど、ワイヤーで飛行機を空に飛ばす「Uコン」
 というのもありました。

当時ラジオ・コントロールのおもちゃはとても高価で、
我が家ではとても買ってもらえるような状態ではなく...。

写真のものは先日、吉祥寺のユザワヤに行って模型売場で見つけました。
色は違いますが、私の愛車「カローラ・フィールダー」のラジコン。

赤外線のリモコンで、前後左右に走らせることができます。

組み立て式で定価は600円、それが半額の300円!

ああ!
45年前にこの値段だったら買えたんだけどなあ。




東京は、昨夜の雨があがって、部屋から富士山がはっきりと見えました。
-関係ないけど-

春の富士山
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ETCカード

2009年03月14日 | 日々のつれづれに
ほぼ毎週、山梨に帰るのに自家用車を利用していることは以前にも書きました。
もちろん、ETCカード装着車で、です。

政府の景気対策の一環で今月20日からETC装着車に限り、
料金値下げを実施することになりました。

首都高・調布IC~中央道甲府南ICまでの通常料金は2,800円(600円+2,200円)、
これが1,400円(400円+1,000円)と半額になります。
毎週利用している身にとってはうれしい限りです。

「どこまで走っても1,000円ぽっきり!」ということは、
東京から青森まで走っても1,000円ということで、
遠い距離を走れば走るほどトクになるということ。

もうすぐ、土日の高速道路は時ならぬ車の群れでいっぱい、
というようなことになるかもしれません。

土日祝日のみ、ETC装着の普通車のみ、2年間の期間限定措置ということで、
はたして本当に景気対策として有効な施策なのかわかりませんが、
クルマの集中による休日の大渋滞と、ETCゲートでのトラブルだけは避けてほしいものです。


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確定申告を終えて

2009年03月13日 | 日々のつれづれに
確定申告が終わりました。
(正式にはまだ送付していないのですが)

先週山梨に帰ったときから始めて、やっと今日書き終わって
さっき封筒に入れたところ。
明日、税務署の受付口に出せば完了です。

私とカミさんの医療費だけで10万円を超えました。
病院(医院)と薬局だけで領収書67枚!

それを日付順に並べ、表計算ソフトに入力して、
一覧表を作ります(昨年のフォーム有り)。

こう書くと簡単なようですが、実はなかなかシンドイ。
中でも一年間の領収書を取っておくことが一番大変。

もう何年も続けているので慣れたことは慣れたのですが。
喜んでいいんだか...。

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鼻マスクって?

2009年03月09日 | 日々のつれづれに

マスクをしていると眼鏡が曇って困る、という経験。
眼鏡をしている人は誰でも覚えがあるんじゃないでしょうか。

そこで考え出されたのが写真の鼻マスク、商品名は「ノスク」。
鼻の穴に挿入する鼻栓ですね、言ってみれば。

最初はどうかな?と思ったけれど、案外スムーズに装着完了。
私自身はムズムズすることもあまりありませんでした。
(とはいうものの、けっこう個人差がありそう)

鼻マスクを付けたまま、善福寺川緑地から和田堀公園を散歩しましたが、
息が苦しくなることもなく、鼻水がたまることもなく、
快適に散歩することができました。


この鼻マスク、山梨のお店で買って東京にもってきました。

吉祥寺と荻窪のドラッグストアを探し回ったのですが、
吉祥寺の「マツモトキヨシ」にあっただけで、他では売っていませんでした。
人気がないのか、売れちゃったのか。


写真は、和田堀公園にて。


和田堀公園のカモ
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