値上げの10月が明日から始まります。
今夜12時、たばこ自販機の価格設定を変更します。
事前に設定しておいて、タイマーで切り替える機能もある自販機ですが、そこまでせずとも簡単に変更できるので、12時になるのを待って作業する予定です。
写真は、自販機の新しい価格ラベル。
今回の値上げでは、ひと箱につき20円から40円の値上げになるのですが、用意するラベルは全部で38枚です。
520円のラベルが2枚不足しているので、ハサミでラベルを切り張りして作りました。
写真のラベルに抜けがあるのはそういった理由です。
今回の値上げで、自販機のたばこ価格は520円~600円の価格帯になります。
亡母がたばこの販売を始めた昭和39年には、「しんせい」が40円、「いこい」が50円、「ハイライト」が70円だったと思います。
もちろん、自販機などはありませんでした。
高くなりましたね、たばこも。
今回は価格の改定だけですが、新しい500円硬貨が流通するようになると、我が家の(というよりほとんどすべての)自販機は、そのための一部交換作業が必要になります。
その費用は約4万円。
このお金を回収するためには、約670個くらいのたばこを売らなければならず、自販機の「稼ぎ」の半年分にもなります。
新型硬貨発行のために、そんな「散財」はできないので、当面交換作業はしないつもりです。
実際問題として、我が家の自販機に500円硬貨を投入してたばこを購入するお客様は、一日にひとりいるかどうかです。
ほとんどが100円硬貨か千円札ですから。
「新500円硬貨は使用できません」
全国の小売店が同じような考えと見えて、たばこ組合からステッカーが配られてきました。
当分、新500円硬貨は使い道が限られるかもしれません。