写真整理しているともう一つ有った、柄長(エナガ)の失恋:
「ねぇ、気持ち固まった?そろそろ場所を変えようよ」 「…」 「何処見てるの」 「あの方がこちらをズ~と見てるの…(ちょっと素敵ね)」
「どちらへ?もし良かったら僕と一緒行かないか?」 「ん…でも(内心、彼と行くつもりに)」
「お前さぁ、何やってんだよ!慣れ慣れしくするんじゃねぇーよ」
「え!君、彼と一緒に行っちゃうの」「僕は僕は…(暫し呆然)」
「なんだよう!良いだけ言い寄らせておきながら…」「これだもんなぁ!」
「早く行けよ!」「女は君一人じゃねぇや」「ただ…(泣いても涙だせないんだよなぁ、気持ち伝えられないのが)」
養護学園から御神輿を担ぐ勇ましい声がする、構内を回っているのかなと…丁度松の木を通り過ぎる所だった。
頭の上からやたら騒がしい鳥の鳴き声”柄長(エナガ)”の群れだった!冬場と違い小規模な群れだが騒々しい。
彼等の恋の季節なのかなぁ。真ん中はきっとカップル成立で大合唱。左上は、後ろを向いてる彼女をナンパしている所。最下段は?
後ろを向いていた彼女はナンパに応え並んだね、此れも成立か? 一番下は相変わらず模様眺めか
「やっぱり貴方とは何処かそりが合わないわ」と、左上に向かう。「エー、そんなぁ!待ってよぉ」下のは以前様子見。
別の孤独な彼は:
あいつの彼女にアタックするかぁ… |
ダメダメ! 俺の彼女なんだから |
別の彼女は:
「やっぱり新芽は美味しいわ」 |
「なんだよぉ、色気より食い気ってかぁ」… 待つしかないな |
冬場の彼等は大勢でも結構、警戒心が旺盛であまり近づけないがこの時は真上で2m~3m位だった。
色恋沙汰の時は、「周りなんぞ気にしてられない」って事か