派手な桜の足下に地味でも役者続々

開花を心配させるような気候が続いた、さすが桜は春の千両役者。
都心で一気に！　多摩地区は、まだ７～８分咲き位で、これから楽しめる雰囲気。

ついつい視線が上向く季節だが、足下にも役者がそろい踏みの様相だ　：
























紫華鬘（ムラサキケマン）。
良く見かける役者だが、今年は緑地帯の間伐で群生地を作業エリアにされ
土が露出する状況。全体の維持管理で仕方ないとは言え憤慨していた。
が…少し先にいった別の場所、石の傍に生えていた。
お前さんは強いから、必要な範囲で仲間増やせるね。
























紅葉苺（モミジイチゴ）。
君はまだ早いんじゃないかい、早くも移動した先々で見掛ける状態に！
























土筆（ツクシ）。
君と蕗の薹（フキノトウ）は出てて当然かもしれないが、今年初めてですね。

以降は、その他見かけた役者を幾つか…今年は椿がとても良い！






























順番に、１）落ちてなお咲く椿（ツバキ）　２）春蘭（シュンラン）
３）金瘡小草（キランソウ）　４）富貴草（フッキソウ）
５）常盤錨草（トキワイカリソウ）　６）お馴染みの蕗の薹（フキノトウ）

最後は、片栗（カタクリ）　今が最高潮かなぁ
























片栗を見る度に、近くの射干（シャガ）の群生地に一つだけ咲いていたカタクリを
思い出す。毎度確認するが単独に生えたものが生き残るのは難しいのだろうか？
射干との競争に勝てなかったか。　他でも殆ど公園内で保護された場所でしか
見掛けない。

射干は、今年は元気良く、昨年より増えている。これからが楽しみだ