東京多摩地区も最低気温が零度を切る様な季節になってきた。幸いこの時期は天候に恵まれる、富士山も良く見える。散歩には最適、しかし野草撮影を兼ねると被写体に困り、風景が多くなる。渡り鳥も来るので可能なら野鳥もか…。
この時期毎年楽しみにしている場所がある。近隣の自然林を生かした緑地帯にある一本のイチョウ。
落ち葉で見えなくなっているが、石段を降りた向こうに丸く黄色のエリアが。
小さな息抜きを兼ねた場所だが、普段休憩している人を見かける事は殆どない。周りの木に風がさえぎられてイチョウの葉が木の周りにまっすぐ自然に落ち溜まる。
イチョウの木を左に廻りこんで降りてきた斜面の方の眺めると山茶花が右手に見えるのだが未だの様だ。地域と個体差の所為かもしれない。今年の山茶花は今大盛況であちこちで見かける。何時もより数段きれいに咲いている。
何時も通りなら…少し右に振った構図にすれば黄色の絨毯の右上に山茶花の赤が見えるのだが、此処の斜面の山茶花が咲く頃にはこの辺りがどうなっているか
幸いこの場所は風もなく黄色の葉が、このまま雪が降る様になっても残る。
雪の”白”とイチョウの”黄色”も周りの雰囲気ときっとマッチするだろうなぁ。その時に撮影に出かけられるか?が問題だ。