正月二日に無性に中華麺が食べたくなった。それも銀座アスターの「アスター麺」がやや正月ボケした頭の中から離れない。「アスター麺」とは銀座アスターの昔ながらの中華麺で、エビや豚肉に白菜やたけのこ等の野菜類が入った醤油ベースの五目そばと言った感じ。思い立ったら即行動で日比谷の銀座アスターに直行。ところが日比谷の銀座アスターは昨年閉店してしまっていたのだった。私の知っている銀座地区のアスターは、本店と松屋デパートにある店舗だ。二日は銀座地区のデパートの初売りで徹夜組を含む多くの人々が福袋求めて押し寄せていることはニュースでもガンガン報道していた。そう言えば銀座4丁目の交差点付近には多くの人だかりが見えている。それでもアスター麺を求めて中央突破。銀座松屋デパートに向かう。思った通り大きな福袋を持った人々でごった返している。何でもこの福袋は市価の1割位の金額で購入出る内容のモノも有る様で奪い合い状態も見受けられる。そんな福袋に見向きもせずに銀座アスターに直行。多少並んだだけで写真の「アスター麺」をゲット。「美味い!」何か懐かしい五目そばを食べた感じになる。昔の正月は三が日はどこも休みで、それこそお雑煮オンリーだった気がする。正月早々に好きなモノが食べられるなんて「良い時代だ・・・」と満腹な気持ちで駅に向かっていると「おや?」松飾りのセットされた豪華な台車に2匹のミニチュアピンシャー(間違っていたらご免なさい)が乗っているではないか!それも紋付き袴に正装したオスとミンクのコートを羽織ったメスのペアだ。高そうなシルバーと黒縁の眼鏡までかけている。日本は平和なのですね。きっとアスター麺より良いモノを食べているに違いない。
ワイズの近くには商売繁盛の「神田明神」と学業成就の「湯島天神」があります。東京の中でも大変有名な明神様と天神様なので大晦日から年明けには初詣客が大勢押し寄せます。どちらも大変な人数ですが今年は神田明神が例年より多い人数だった様です。参拝客の列が秋葉原方面まで続き「景気回復」「商売繁盛」をいかに多くの方達が願っているかの表れのようでした。山門の「甘酒」で有名な天野屋の前には初詣を終えた人たちが温かい甘酒を美味しそうに飲んでいました(本当にここの甘酒は美味しいです)。一方、湯島天神では「合格祈願」「学業成就」を願う若い人達を中心に初詣客が集まりましたが、人数は列をなすほどではありません。ただこの三が日の昼間は「こんなに若い人がいたんだ!」と思うくらいの若者の初詣客が延々と列をつくります。いよいよ2011年が始動しました。今年が良い年になればいいですね。
新年おめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。今年も「大判カメラ」をキーワードにいろいろな企画やイベントを考えて行きたいと思います。特に「大判カメラマニュアル」に続く「大判カメラ○○○○○」の書籍出版を最重要課題として取り組みたいと思っています。皆様にもご協力をお願いすることがあると思います。宜しくご協力の程お願い致します。