裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

もうひとつの土曜日 2

2008年06月30日 | ひとりごと・日記
Jリーグ 第14節 アルビレックス新潟 VS 川崎フロンターレ

これで5~6回目になるかと思うが、ビッグスワンへ
サッカー観戦へ。

応援に出向いた試合で、
(たしか?)引き分けはあっても負けたことがない。

本日の入場者数は、4万人だそうだ。

そのうちどのくらいが招待券で来てるのかわからないが、
空席にして人が入らない入らないと言ってるより、
無料でもドンドンお客を入れて、面白さ、楽しみ方を
体験してもらった方がいいと思う。
無料と言えど、有料の駐車場は利用するし、飲み食いはするので、
まったく利益がない訳ではないと思う。

しかも、ゲームで勝ったとなれば、その場で
何万人に幸せを与えることが出来るってのは、
素晴らしい仕事と思う。

無料のくせに、文句を言えばいつも招待席なので、
周りの応援が一向に盛り上がらないのがつまらない。
ま、こっちは勝手にデカイ声だして応援してるので関係ないですが、
試合中、ずっと何かを黙って食ってる集団とか、
どこかへ旅行に行ってきた時の写真を眺めてたりするオジサン達とか、
「何しにきとんねん!」とツッコミたくなる方々に囲まれることが多い。

前半に永田がフリーキックを頭で押し込み先制。

後半戦は、アレッサンドロがPKでビシっと2点目を決めたが、
その後は逆にPKを取られ大ピンチ。

今回、大活躍のGK北野が見事にあの至近距離を止めた。

その後も押され気味だったが、なんとか持ちこたえ、
見事2-1で勝利!

PKのある試合は初めてみたので、すごく興奮してしまった。
退場や怪我人が担架で運ばれる、なかなか熱い戦いだったが、
盛り上がった試合で大満足。

雨も持ちこたえ、少しジメジメと湿気はあったが、
スタジアムの吹き上げの風が気持ちよかった。

そうこうしてるうちに、急いで戻り、
前にうちらのバンドでも演奏させてもらったライブの出来るお店で、
フォークのライブを覗きに行く約束をしていた。
5~6年先輩達の懐かしのフォークライブだそうだ。



これからもこのお店を使わせてもらいたいと思ってる気持ちもあり、
じょんぎ(礼をつくすの意・新潟の方言)的な気持ちで出かけた。

もっと昔のマイナーなフォークを演ってくれるのかと思っていたが、
井上陽水・吉田拓郎・長渕剛・風など・・・メジャーどころだったので、
ほとんど聴いたことのある曲だった。

どこの世代で線が引けるのかわからなかったが、
手拍子の違いに違和感を感じる時がある。

演歌のように頭打ちの手拍子と、現代のように裏打ちの手拍子があり、
今回の会場は、頭打ちの手拍子だった。

これがなかなか・・・気持ち悪い。(笑)
叩いてから手揉みをしないと、ちょっと間が取れない感じ。

・・・5つ6つ上の世代は頭打ちかぁ~。

ちょうど今の45歳を境にして手拍子の違いが生じることを発見できた。
地域差(都会と田舎)もあるだろうが、1964、65年あたりが境目のようだ。

今回の企画出演者は、僕らがまだ10代の頃から
地元でずっとコンサートを企画したり、音楽を続けてきた人達だけあって
さすがに堂の入った演奏だった。

「続ける」ってそれだけで偉いのだ。

ライブもおもったより早く終わってしまい、せっかく集まった仲間たちと、
そのまま、まんなか(地元の飲み屋街)で飲み会へ突入。

簡単な中華料理を食ってから、カラオケ大会。

・・・気が付けば、日曜の朝、午前3時。

しかも 雨でした。

すでに、財布の中身はスッカラカンではありましたが、
有り難いことにラーメンを驕ってもらい、
帰りのタクシー代まで貸してもらった。

持つべきものは、「いつまでも朝まで盛り上がれる友達だなぁ~」と、
しきりに飲み過ぎたボーっとした頭で考えながら家路に着きました。

実にいろんな人に出会い、いろんなことを経験できた、
長~~~い一日でした。

翌日、二日酔いも手伝って、
家に引篭もりだったことは言うまでもない。

ま、いちにち雨だったし・・・ね。

今月も終わり、いよいよ7月だ。
今年も半分が終わったことになる。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ・・・
後半戦も がんばっていきまっしょい!

もうひとつの土曜日 1

2008年06月30日 | ひとりごと・日記
♪ゆうべ 眠れずに~

・・・音痴ですんません。(早々に切り上げ 笑)

土曜日は、久しぶりになかなかのハードスケジュール。

写真展→サッカー観戦→フォークコンサート→朝まで飲み倒れ。

あ、全部遊びですが・・・w

尚且つ、仲間が買ったユーノス・ロードスターのお披露目でもあった。
初代のロードスターを買い、オーバーホールし、
全塗装したコダワリの一台。

迎えに来てもらったが幌が閉まったまま。
「開けようよ!」って言ったが「恥ずかしい」と頑なに拒否。

「・・・じゃ~オープンカー買わなきゃいいのに~♪」

大きさやディティール・・・ロードスターはやっぱ初代がイイ。
スーパーカー世代は、パカパカ(リトラクティブ)ライトには
無条件で感動してしまう。



・・・俺も欲しくなってしまったのでありました。
体力的にバイクが厳しくなったら、オープンカーにしようっと。


あ・・話が脱線トリオ。


まず午前中は、弟の友達で新進気鋭の写真家の個展。

「駅前から神田町の間くらい」って記憶だけを頼りに、
個展会場の「ギャラリーmu―an」を探す。

土地勘も乏しい場所なのに、
不思議と呼ばれるようにあっさりとそのギャラリーに辿り着いてしまった。

地図などよく見ないでも、初めての場所なのに道に、
迷わずにスッと辿りつけることって時々あるが、
そういう時って何か見えない力が呼んでるらしいです。

・・って・・・オーラの泉みたいですんません。(笑)

コンクリート剥き出しのビルの1階は、雁木(雪除けの庇)があり、
和風な雰囲気でなかなか気持ちが落ち着く空間でした。



入口で記帳して中に入ると、白髪のロングヘアーを束ねた
歳に似合わない真っ赤なルージュを引き、
着物を着くずした感じの派手なオバちゃんが出てきて吃驚。

「いらっしゃいませ・・・コウジ君のお友達でしょうか?」
と聞かれ「はぁ~ まぁ~」と適当に返事をしてると、
作品の並びなど概要を簡単に説明してくれて
「ごゆっくり」と店の奥の喫茶カウンターに戻った。

ギャラリースペースと、喫茶スペースで出来てるようだ。

天井高さはあまりないが、白いペンキで塗られた壁と
天井に深い木目のフローリングで全体にモノトーンな空間。

壁には今まで以上に厳選されたかのごとく、
思ったより少ない写真が並んでいた。

「冬から春へ」というテーマがあったようですが、
タイトルの通り「tender」な柔らかい作品の中に、
時々、心の闇や毒性を抱え込んだような独特の写真だ。

1周してから、喫茶スペースを覗くとそこには、
亡くなったうちの犬の写真が作品になって売られてた。
以前、うちの犬(ケンジ君)の写真で入賞したことがあった。
懐かしくもあり、死ぬ間際の弱ってた頃の姿だったので、
少しドキっともした。


感想を書くノートがあったので、勝手にマイベストショットを
発表して帰ったが、全体の散文詩的な味わいも良かったが、
その中でも「蝶の屍骸」の写真がカッコ良すぎだった。

カメラってのは、あくまで道具だけど、
何をどう写すかによって、その写した人の感性に直接触れる感じがする。
絵画とかと違って、写生的であり、より生身の感性に触れられる
気がして好きだが、逆に怖い道具だなぁ~とも思う。
言い訳や誤魔化しが効かない・・ありのままのその人の眼になってしまうから。

ギャラリーの白い空間とモノクロの作品がすごくマッチしていて、
なかなか素晴らしい相乗効果があったと思う。

ずっと自身の内面の深くを切り取った作品が多かったように思うが、
ひとつづつ、ゆっくりと作品が外向きになってる気がする。

相乗効果・・・個から不特定多数の眼を通して
作品が語られたり、楽しまれたり・・・一滴の雫が落ちて
その波紋が湖全体に静かに広がってくのは面白いと思う。

益々これからの作品が更に楽しみだ。

にしても、作品の印象よりロングの白髪に真っ赤なルージュの、
あの着物のオバちゃんのインパクトの方がデカすぎてしまった。

あの いでたちでギャラリー経営かぁ~・・カッコイイおばちゃんだったなぁ~♪