前にも言ったかもですが、若い頃の「世間」って、
自分が中心に居て、その周りに世間ってのがあると思ってた。
大人になってわかったのは全く逆で、中心に世間ってのがあって、その周りに自分が居るってこと。
世間ってのは自分の意志とか、正義とか、常識とは違っていても
関係のないところで、常に高速回転で転がってて、しかも右でも左でもあっちこっちへ移動する。
その端っこに、やっとのことでしがみついていないと、いつ振り落とされるかわからない。
「いいさ、俺は無人島で自給自足してひとりで生きる!」と思っても、
無人島には所有者が居て、誰かが管理している。
本当の意味での無人島なんかは、ありはしないのだ。
世間体を気にして、雰囲気だけでも世間に馴染んでるフリをしないといけない。
あ、なんかこんな事を書いてると、ヤバい奴みたいですが、
そろそろ、世間もバージョンアップと言いますか、シフトチェンジしてもらいたい。
「恐れるべき感染症は他にもある。」
「ウイルスから逃げ回ってても逃げ切れるものではない」
自分の不注意や、自分勝手な考え、判断で「人を傷つけたくない」が根底にあるように思いますが、
優しさと思ってやってることが、人をもっと傷つけてるってこともあると思う。
…無人島を探すしかないのかな?(^^;)