ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油流通もEDI(電子商取引)の時代。 

2007年07月17日 15時33分22秒 | Weblog
大手商社各社や各系列の有力特約店などからの要望が多いオーダーシステムについて、当社ではすでに『ペトロマスター』によるオリジナルバージョンを完成させておりますが、その後、大手商社や中間流通業者、さらにはフリート系スーパーディラー、外資系元売り販社など各社の要望による仕様も、まとまりつつあります。

石油流通ビジネスとは言っても、その業態は非常に多様です。自社で使いやすい仕様については、それぞれの流通企業毎にしかも段階的に幾つものポイントがありますから、現場実務のプロフェッショナルでなければ理解できません。

石油ビジネスでも多くの受発注流通データを少ないスタッフが、ストックマーケットの「デイトレーダー」のように一瞬で大量のデータ処理をする時代なのです。しかも営業担当スタッフとはPDA(情報端末)や携帯電話を使用してリアルタイムな情報共有なども可能です。

御承知のとおり、各元売りではすでに「WEB発注システム」を構築済みですが、これからは商社大手特約店などによる業務形態に合った電子商取引(EDI)システムによる業務省力化が進行中です。

輸出入に関する外貨建て請求書発行からインボイス、さらには外航船、内航船などの海上取引処理。最近では財務会計システムとの連動やキャッシュフロー会計に基づくリアルタイムな資金繰り計画の把握などまで含みます。

充分な、現場実務キャリアと開発時間が必要な大規模な開発ですが、当社では既に基本的なWEB受注システムの開発から始まるERPシステムの開発を完了済み。石油流通ではその最先端を担っていると自負しています。

石油ビジネスとは言っても、この分野になりますと一般SS運営オペレーションだけでは理解できない専門的なビジネス分野です。直売部門や多くの販売店を管理するディラー段階では今後の企業の命運を決する省力化システムともなっています。

石油流通業界はリテールのSS段階だけではありません。SSはあくまでも消費者への窓口となる蛇口と位置付けられます。一連の流通段階での処理を一元的で合理的な低コストオペレーションで行うことにより、石油ビジネスに新たな採算性が創造されています。

我々のシステム構築をご覧になれば、その事についてご理解いただけるはずです。
常に一歩先を行く「ペトロマスター」の概念の世界をご覧ください。