ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

マーケティングと営業活動

2007年07月21日 07時59分35秒 | Weblog
新しいビジネスフォームを構築するためには、まず市場性を確認しなくてはなりません。

市場ニーズがどの程度存在するか、価格設定はどのくらいが適性なのか、はたして市場で受け入れられる価格設定が可能なのか、そして、想定する価格で経営は成り立つ可能性があるのかも問題です。ターゲットなる業界の経営環境をにらみながら営業や提案手法なども考慮しなくてはなりません。この部分が一番大切です。

一概にITビジネスとはいっても成立させるためにはITに関する技術や知識以前にマネージメントについての企画とマーケティング調査が最大のポイントなのです。

この部分は、「やってみなければ判らない」というような安易な考えでは絶対に通用しません。失敗したら誰かが責任を負わなくてはならない訳でとてもそんな無責任な言葉は通用しません。
以前あるコンテンツを開発して大失敗。「やってみたからわかった事」という無責任な一言で片付けられてしまったことがあります。結果としては開発経費も労力もすべて水泡に帰して責任はすべて会社で大損害。授業料というには大きすぎる対価を支払った経験があります。

ですから、ビジネスキャリアや実績、そして個人の感性に基づいてある程度の目算を立てる必要がある訳でビジネスとして成立させるためにはこの部分が生命線であるとも言えるでしょう。
逆にいえば、企業はこの部分でスタッフの能力や貢献度を適正に評価しなくてはなりません。

ヒット商品を真似てみたり、大企業の手法を参考にすることも危険です。

収益性についてはもちろん独自性のあるコンテンツほど高い訳ですが、普及させるためには相当なエネルギーと時間がかかります。

営業活動も想定しなくてはなりません。営業経費と時間、人的な労力には限界があるからです。余裕がある会社ならベンチャービジネスなんてリスクは踏まないはずです。しかし、現代では大企業でもある程度のリストテイクを覚悟しなくては次へのステップが見えてきません。

これからの時代は経営企画部門の充実が必要ですね、こんなに激しい時代です。経営責任を全うするためにはそれなりの時間と空間が必要です。その部分に掛ける時間と経費は絶対に無駄にはならないような気がします。

「次のステップ」に向かうための「踊り場」が必要ですね、一度立ち止まってビジネスアタックを掛けるタイミングを探しています。

時代小説が止まらない

2007年07月21日 06時52分27秒 | Weblog
時代小説ブームです。
映画、テレビドラマに単行本。私は佐伯泰英が止まりません。

訳あって貧乏長屋に住む素浪人ものが多いですね、剣の腕が立って、二枚目で、女性にもてて悪者相手に大活躍する時代ものは読んでいてストレスが溜まりません。
時代なんでしょうね。

しかし、読んでみると時代考証などがよくできていて、とくに江戸時代の庶民生活などにもは興味をそそられます。
一般的に文学として区分される小説よりも、時代背景などもよく研究されているような気がします。文学が人に生きる知恵と勇気を与えるものだとしたら、私は時代小説の方が素晴らしいと感ずる昨今であります。

いつの間にか感動して涙を流しながら読んでしまいます。

今週から木曜日八時からNHKで佐伯泰英の「居眠り磐音江戸双紙シリーズ」がドラマ化されて11回にわたり放映開始されています。
ストーリも中身も素晴らしい小説だと思っていたのですが、やはり見る人はみているのですね、 これでテレビを見る楽しみが一つ増えました。

名のある武家の倅の青年武士が訳あって、江戸へ出てきて貧乏長屋暮らし、剣の達人なのですが、鰻屋でアルバイトをしながら明るく生きていきます。
江戸時代の生活や友情、素晴らしい女性との巡り合い。

とくに、貧乏長屋での暮らしぶりや庶民生活の助け合いなど心温まるストーリーです。
暇があったら読んでみると面白いですよ。結構勉強になるかもしれません。
時代小説も素晴らしい文学だと思われるはずです。

今週も目一杯動き回りました。時代小説を読みながらマッサージ器に掛かり居眠りをしながら休養します。これが一番の癒しです。

明日は、運動でもしてみましょうか。