ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油ビジネスにとっても熱い夏です

2007年08月11日 11時08分37秒 | Weblog
北関東の激戦地、高崎では8月の需要期に入りガソリンの末端価格転嫁は比較的順調に推移しているようです。

暴れん坊で有名なSS業界の古い友人と電話で話しても、歳のせいなのか昔と違ってだいぶ穏やかな雰囲気です。

以前は安い仕入調達市況の情報ばかりの話題だったのが、最近ではエネルギー企業としての経営監理に関する業務コストダウンを中心に企業としての総合的な収益性に重点を置いているようで、販売業者の経営マインドも、さすがに、これだけ淘汰が進んでくるとここ数年でだいぶ変化しているようです。

昔は、何処の業転が幾らだの、下がるの上がるの騒いでばかりいましたが、結論としては自分で流通価格を操作できる訳ではありません。自分のビジネスに型ができている経営者にとっては「上げには、上げの」、「下げには、下げの」ビジネスフォームができている訳で・・・、然るべきボリュームさえ確保していれば、正確で有効な情報取得もスピーディーに可能なのです。市況の流れに逆らわずといったところが本音のようです。

こんな時には、元売りの役員でも軽井沢に呼んで、女子ゴルフのNECトーナメントでも観ながら、涼しいうちに早朝ラウンドでもしていれば、あとは何とかなるようです。「決勝ラウンド終了後に一緒にラウンドしよう」ということで久しぶりに一日だけ優雅なラウンドを予定しています。

確かに昔は、夏になると元売りや商社のお偉いさんが、涼しい軽井沢へお出かけになりました。懐かしい時代を思い出します。

昔の話ですが、エクソン・モービルのチャーリー○○さんは今でも元気かな?
真夏に軽井沢に泊まりこんで、全国から訪れる有力ディラーの社長さんとゴルフをして、真黒な顔で夕方はお酒を飲みながら石油ビジネス談義で盛り上がりました。
彼は、丸善石油から米国のユニオン石油にいって、さらに当時のエッソ石油に移り極東地域でのお偉いさんでした。

某元売りの役員さんを介して知り合い、普通に遊んでいたけれど結構凄い人だったのでビックリしました。
夜中に外国人バーまで遊びに行って、「中の様子を観て来い」なんて言われまして私が先陣で視察してから、「大丈夫です!」なんて言いながら、電柱の下で待っていたチャーリーさんのところまで報告に行き、それから店の中に入って行ったこともありましたね。
翌日、その店に行ったらお店はガラガラ、実は入管の手入れで女性は消えていたということでビックリしました。もう時効ですから暴露してもいいでしょう・・・
姪御さんにも銀座のお店でだいぶお世話になりました。

「あの頃」とは時代背景も違います。ご意見は多々あるでしょう。しかし、これから石油業界はある意味で第二創世記のような時期に入りつつあるようです。

次の時代は「経営オペレーション」の合理化で勝負の時代です。
経営規模に関係なく管理業務のオペレーションコストが一定であれば、統合などによるスケールメリットで企業としての収益性はかなり向上するはずです。
ですから、元売りによる系列販社化や大手による企業統合が急速に進行するはずです。

しかし、「犠牲」となる企業も相当出るはずです。

いずれにしても、今年は熱い夏です。
今年の冬は、寒さが厳しいようですから灯油が大暴れしそうな予兆もあります。

夏休みですが

2007年08月11日 08時15分29秒 | Weblog
米国では株価暴落。それでも今朝は下落が小幅のようですね、国内の景気動向にも影響しそうです。株価は下がる、石油は上がる、政府の景気回復論をよそに国内の実体経済はかなり悪いのではないかと感じていますがどうなんでしょう?

最近では信用金庫など地方中小金融機関の不良債権が問題になっているようです。確かに地方都市ではどこへいってもシャッター商店街が目立ちます。地方の個人事業者の商店などの経営環境はますます厳しくなっているように感じます。さらに都市部との格差が拡大しているように感じます。

本日から盆休みなのですが、休み明けの遠征を前に、準備資料などの整理をしています。これから始まる開発作業の事前準備などもこの休み中にまとめておきたいところなので結構忙しい盆休みとなりそうです。

それでも、明日はゴルフ仲間に誘われてこの猛暑の中ゴルフに出掛けます。
気力だけでは補い切れない年齢ですから、体力を温存し体調管理に努める事にしましょう。

求人活動も何名かに声を掛けていまして何とか順調に進みそうです。特殊な仕事ですから即戦力というわけにもいきません。しかし、人的戦力強化は絶対に必要な状況となっています。昨晩も若手経営者の方と面談。酒を飲みながら遅くまで熱弁を奮ってしまいました。

我々の世代になるとキャリアでこのビジネスの方向性は判ってきます、しかし、なかなか体力が続きません。逆に若い人たちは一生懸命に汗を流しますが、「ヤル気」はあって行動してもなかなか結果に結び付かないというジレンマに苦しみます。お互いに足りないところを補い合うコラボレートにより結果が出せるのではないかと感じています。

ITビジネスでは、技術的な進化やOSなどの環境変化も早いためコンテンツとしての商品寿命や追加開発などもありますから、次々に新たな企画を考えて手を打っていかなければ勢いを維持することは不可能です。

自分の仕事の足元だけを見つめて仕事をしていると、競合企業などの周辺情報を見失うこともあります。自己満足していたらいつの間にか遅れていたなんてことにならないよう、この休み中に普段ではできない情報取得や勉強に勤しみます。

「夏休みの宿題」が多くて、この歳になってもまるで受験勉強のような気分です。
焦りも出てきます。

遊びに仕事に忙しくて「時間が欲しい」なんてイライラしています。
今日は、昨夜の夜更かしで疲れていますから体力温存、ゴルフは休み。
会社で一人、事務処理と今後の経営計画の立案です。