ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

趣味と本業

2006年03月20日 11時16分10秒 | Weblog
現在の私にとってパソコンを使用する事は即時プロとしての仕事であり職業なのである。
職業としてシステム開発のフローチャート作成などをパソコンで行う作業は本当に辛い。
新たなシステム開発や拡張開発、さらにはカスタマイズ対応のためのアイデアや構想を頭の中でまとめてさらに具現化して表現する作業は実際に作業に取り組んで苦しみぬいた者にしか理解できない苦闘である

耳鼻咽喉科

2006年03月20日 11時15分24秒 | Weblog
声のかれが直らず、喉がヒリヒリとしているので耳鼻咽喉科の専門医へ行ってきました。
幸いな事にいままで「耳鼻咽喉科」の専門医療に行った事がなくて治療された事がなかったのではじめての経験です。医療業務も特化していて特殊な器械で鼻の穴からスコープを入れて検査します。

舌をガーゼで包み引っ張っておいて、医者は頭に光を発する機器と特殊なメガネを付けて「い~~といってください」といいます。なぜ、「い~」なのか判らない。しかし、考えるとなるほど「い~~」と声を出すと喉の奥がひろがるようです。なるほどねぇ、なんて感心しながら一生懸命口を広げて声を出す。花粉症なのでくしゃみが出そうになる。我慢して何とか耐えました。

結果としては、精密検査の必要あり。スケジュール調整をして大病院を紹介してもらう事になりました。当分は「タバコを控える事。あまり声を出さない事」がポイントだそうです。

企業が抱えるいろいろな課題

2006年03月18日 08時39分57秒 | Weblog
どんな仕事でもそれぞれの業務の専門的で特殊な課題を抱えています。
ビジネスソリューションとは企業の抱えるそんな「課題」を解決するシステムのことだと考えています。
企業活動にはそれぞれ実際の業務に携わった経験がなければ見えてこない課題が多数あります。

一口にソリューション開発といっても最初に利益追求があって制作されるソリューションもあれば、実務経験の必要性から生み出されるソリューションもあります。課題を抱える企業や業界から求められて開発されるソリューションもあるでしょう。ソリューション開発企業が開発して販売するコンテンツは市場(業界)からの必要性(ニーズ)が高いほど求められているコンテンツとなるはずです。導入企業側では当然のことながら「経費対導入効果」が問題になります。

販売サイドの採算性では必要とする企業が少なければ販売見込数量は少ないはずですが、高度で複雑で開発コストを伴うものは必然的に高価な販売するコンテンツということなります。

開発企業側では市場での必要性と開発販売サイドの価値観を一致させるためのマーケティング調査活動がポイントなのでしょう。

例えば、石油業界における「軽油税納税管理」では納税金額も規模によって大きな格差があります。当然作業量や内容についても大幅に異なります。小規模で簡単に済む事ならシステムもコストにあった低価格でなければ導入する事はできません。一方、膨大なデータ量を処理しながらコストを掛けなければならない規模の企業では導入経費対高価にみ合った価格であれば絶対に必要となります。

全く同一のシステムでもERPソリューションでは、企業の規模によって構築手順や期間も異なりますからコストは全く変わります。開発企業である我々としてはその辺の運用環境に見合っての販売価格設定が必要となります。特殊な部分では実務経験がなければ有効な手法を提案する事ができません。

石油流通業界の最前線で永い間生きてきた自分も現場で多くのの業務課題を抱えていました。「ゆきんこサポートセンター」が石油業界に提供する製品の最大の強みは現場での豊かな業務経験とニーズから生み出されたソリューションである事です。あとは、適正な価格で市場に提供する事が我々の使命です。

その事が我々に与えられた「課題」、すなわち、ソリューションであると考えています。

業務多忙

2006年03月17日 07時25分56秒 | Weblog
急に忙しくなってきました。ブログの書き込みも大変です。時間もありませんのでいままで長すぎた文書が短くなるはずです。

石油業界向けERPソリューションの説明とプレゼンが連続で入りました。提案説明資料の作成も複雑な仕様ですから時間が掛かります。昨日は徹夜です。

落ち着いて仕事ができるのは、土曜日曜のみとなっています。
仕事の手を休めてはブログを書き溜めています。
本日は金曜日で書き溜めたものが底をつきました。

これから、エネオス系の大手業者さまからのオファーを受けて、「軽油税納税管理」の打合せです。
朝早いので「おにぎり」を作って出掛けます。

来週は、大手商社の全国ネットワークによる受発注を含む石油流通統合系管理システムの打合せです。
寝不足ですが、やっと完成した帳票を印刷して、いざ、出陣です。

「灯油」は油外商品?

2006年03月16日 08時27分14秒 | Weblog
灯油は間違いなく「石油製品」です。灯油は石油なのです。
しかし、「SS」での収益区分上は「油外収益」とみなされているようです。
一般消費者に「SSへ行って灯油買ってきて」と言ったら通じるでしょうか?

「ガソリンスタンド」をSS(サービスステーション)と呼ぶのは石油業界でも「SS経営者」のみです。一般消費者に「SS」と言っても意味が通じない事が多いのです。

「SS業界」は実は閉鎖的な業界です。消費者から見たら「ガソリンスタンド」なのですが、「特約店」もあれば「サブ店」もあります。

同じように全国で統一マークを挙げているコンビ二には「特約店」も「販売店」も系列販社も独立系業者も区別はないはずです。セブンイレブンの運営者がローソンの売れ筋商品を勝手に仕入れて売る事はできません。系列の商品企画力や業務コストダウンに乗って商売しています。商品開発企画力は系列に依存します。ガソリンスタンドは商品アイテムが少ないですから商品企画力にコストが掛かりませんし必要もありません。SS経営者でそんな努力をした人は少ないはずです。

ですから、コンビ二を経営しようとしたら、より優秀な商品企画力と業務コストが軽減されたオペレーションを持つ系列を選択するはずです。石油業界で元売にあたるコンビ二企業は運営者から「選択」という非常に厳しい課題を常に与えられている事になります。

現在の日本の「SS業界」は「タライの中のアメンボ」のようなもので、自分たちが競争しながら生きているタライそのものが、構造的な流れで大きな川に流されている事に気付かなければなりません。これから流れが急に変わります。さらにその先に大きなナイアガラの滝が待ってるようです。

自分から最初にタライから飛び出して自らの力で急な流れを泳ぎ切り岸に登るか、みんなと一緒に滝つぼに落ちてから考えるか。

灯油は確かに石油製品です、しかし、収益構造上は「油外商品」であるというのは正しいかもしれません。販売オペレーションが「SS業務」ではないからです。ですから、SSにとっては灯油配送ビジネスは新たな油外ビジネスなのでしょう。

石油業界の掲示板

2006年03月16日 07時59分14秒 | Weblog
最近は色々な業種の方が掲示板を作って業界内の話題や情報を出し合っています。
石油業界にも幾つかの「掲示板」があります。なかにはブログ形式で内容も石油業界向けだけではもったいない位の立派なレベルのものもあります。そんなブログに出会うと私も勉強させてもらっています。

ITの時代に入って情報の量が増え伝達スピードが急速に早まったのは大変良いことです。しかし、情報にも色々あります。特に業界情報などは活用の仕方で両刃の剣になるような気がしています。

 販売量の少ない一般販売店が「原油価格」や「為替」、石油の大量ロットでの自主流通価格を論じてみても何の役にも立ちません。現実に今、自分の力で変える量や支払条件、貯蔵施設や流通機能の対応があって初めて取引ができるわけです。少しでも安い玉を手当てしたいのは商人であれば当然の事ですが努力すべきでしょう。しかし業転の最低価格だけを話題にして、経営スタンスを忘れ価格だけを追いかけているリテール業者が多すぎるような気がします。

そんな掲示板を見ていると、昔の石油組合の親爺同士の会話と少しも変わっていません。進歩していません。むしろ情報過多でスピードアップされた現代の方が情報環境は悪化しているようです。石油業界紙などが非常に稀で過激な価格競争などの「レアケース」ばかりを取り上げて記事にしているのも悪い事です。それが話題となって経営者の不安感を誘うことも多いはずです。

なかには「2チャンネル」まがいの掲示板もあります。本当にこれでいいのか? と思える低レベルのものもあります。情報は「お金」といわれますが経営者として現在本当に必要な情報取得の「質」や「スピード」、「情報取得手法」と取捨選択が問われているような気がします。

このブログも私見による意見が多いわけですが、なるべく業界の方向性だけは見失うことなく、客観的な情報を書き込みたいと思っています。しかし、それだけでは面白くありません。有効な情報や考え方はスピーディーにお届けしたいと考えています。
異なる意見や疑問点がございましたら、是非書き込んでみてください。

冬眠から醒めます

2006年03月15日 08時33分00秒 | Weblog
クライアントが灯油シーズンで忙しいときには、我々は営業が少ないので「冬眠」しています。しかし、今年の冬はゴルフソリューション開発で多忙でした。

春から石油ビジネスは軽油税システムと流通管理「ペトロマスター」の展開が本格化しており大企業からの引き合いやら販売窓口との契約やら大変な忙しさです。

今年から、NRIガーデンソリューション(野村総合研究所)、NECインフロンティアなどの大手企業様との本格コラボレートも開始されています。

さらに、北海道、九州、をはじめ全国各地のIT関連企業からも提携要望がきています。
お陰さまで、ほとんどの元売系列やガスシステムなどとのデータ変換も可能となりました。
「ゆきんこサポートセンター」としては、今後もサポート体制の一層の強化を目指しユーザーさまへ快適な環境でご利用いただけるコンテンツをご提供してまいります。ご期待ください。

来季に向けての灯油ビジネス本格展開

2006年03月15日 08時22分52秒 | Weblog
 いよいよ「雪ん子」による全国フリート系スーパーディラーによる灯油販売戦略が本格スタートしました。灯油シーズン終了と同時に、早々と来季に向けての灯油販売戦略の構築が開始されます。

都道府県単位でCTIを装備しての「灯油専用コールセンター」を設置して、受注配送指示や定期配送を配送スタッフにリアルタイムに指示でき、しかも出先から売上データの集積受信も実行します。

来シーズンからはいよいよ、全国各地でWAN構築による灯油の広域販売が本格展開されます、一躍、灯油ビジネスが「油外収益」の主流になるはずです。SS運営はセルフが急速に進行。ホームエネルギーは業務集約によるコストダウンによる囲い込み戦略の本格展開で「勝ち組」による顧客囲い込みが一層本格化するでしょう。

「雪ん子」ではすでにユーザーからの要望やご意見を取りまとめ、来季に向けての仕様を検討中です。今後はネットワーク構築に関するご要望が多いのです。リースアップによる最新版モバイルハンディPOSへの移行なども承り中です。

石油業界二世、三世経営者の成熟

2006年03月14日 13時47分30秒 | Weblog
昨日は、都内で軽油税申告を含む流通対応型ERP構築の打合せ。事業継承する副社長は最近まで元売で修行をしてきたバリバリの若手です。力みはないけれど経営に対する冷静な判断力には可能性を感じます。

これからの石油業界にはこんな洗練された若手が増えてくるのでしょう。つい強烈な個性を持った独立系経営者などに目がいきそうなのですが実は石油業界も二世、三世の時代に入り成熟しつつあるのだと感じます。

とにかく、都心の超一等地に複数のSSを所有している全国的にも珍しい企業ですから価格設定に対するスタンスも違います。マーケットに合った独自のビジネスフォームがある訳で異次元の世界です。誰にもマネできないビジネスができるわけですから羨ましいといえばそれまでですが、それでも彼の業務コストダウに対する意識とセンスはかなりすばらしいものがあります。

石油販売業界といっても本当に幅があります。地方には、地方の経営手法があり素晴らしい若手も育っています。取得できる情報量と質も環境によって変わると思うので勉強する事が大切なのでしょう。理屈ぬきの感性でも時代の変化を感じます。

団塊の世代の私たちもつい最近まで「近頃の若い者は」なんていわれていたが、もうすぐ還暦です。彼らの世代と接するには経営者も謙虚に意見を聞きながら力と感性を信じて権限委譲する事が必要なのだろうと感じました。

セルフ同士の戦い

2006年03月14日 08時29分38秒 | Weblog
以前から紹介している高崎市での道路を挟んでの商社系と元売販社系同士のセルフの戦いはいよいよ本格化の様相です。コスモ系セルフでは10人以上のスタッフを揃えて客の呼び込みやら給油作業です。あれではセルフなのかフルサービスなのか・・・。スタッフが旗を振ったり凄い事になっています。

いままで、優勢だった商系セルフの客が少しづつですが動いているようにも見えます。
セルフSSはPBでも優位な展開が可能なのか? (PBとはいっても商社ブランドですが)興味があります。現在のところ店頭表示価格はともに同一で125円/Lですが実際は5円引きです。

系列セルフでは洗車に力を入れているようで、スタッフが3人掛かって高級車を洗っている。コストもオペレーションもあったものではない。力ずくの客集めのようですが、あのオペレーションを継続するとしたら完全なフルサービスSSでしょう。