ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

資金繰りの課題

2008年08月21日 05時37分21秒 | Weblog
春先から現在までこれだけの価格暴騰。それに伴う「増加運転資金」の発生。

そして、これからは価格下落の様相です。
まるでジェットコースターのような市況となりそうです。

今回は下がった販売価格で高い製品仕入れ買掛金を決済するわけです、当然資金ギャップが発生することになりますから資金繰り計画には注意を要します。

どんなビジネスでも市況変動により資金ギャップが発生するタイミングが一番大変で資金繰りも危険なのです。
石油ビジネスの宿命として避けられないことなのですが私も過去苦労したのでよく判ります。今回の価格変動は激しすぎます。それだけに注意が必要です。
一気に淘汰が進むことになるのかもしれません。

一部には地方の身近な中小金融機関まで実はサブプライムローンの影響を受けているという説もあるくらいで、再び自己資本比率の課題が噴出し「貸し渋り」が発生しているとか、

とにかく、政府、日銀も認めざるをえないような不景気に直面しているわけですから暫くは大変です。

どんな商売も厳しいです。

2008年08月21日 05時05分35秒 | Weblog
石油ビジネスとは直接関係ないかも知れませんが、ゴルフ業界の話題です。

バブル崩壊で壊滅的な被害を受けた日本のゴルフ業界は外資系企業による買収が大ブームとなったわけですが、ここにきてサブプライムローンによる影響なのでしょうか一度買収した日本のゴルフ場を今度は売り出しているということです。

SSが閉鎖したら土地転用の手法も考えられますが、ゴルフ場は広大な土地と設備ですから転用と言っても大変です。ですから倒産しても完全閉鎖は少ないようです。
現金商売ですから価格を安くすればまだまだプレイヤーは集まるわけで、SSビジネスよりも過激な価格競争が展開されています。

平日でしたら食事付き1R、6000円なんて低価格が常識となっています。そんな訳で当面は会員権なんて不要ですから会員権市場も低迷中。

景気動向の低迷に伴い、モノが売れない時代にはいりそうです。
石油ビジネスでもゴルフ場でも売れない時代に売るためには低価格戦略が一番手近な手法ですからこれからまた安売り戦争が激しくなるのでしょう。

しかし、ゴルフ場ビジネスは当面運営オペレーションなどのコストダウンが一番の課題となっています。まず、最初に低コストの業務オペレーションを構築してからの価格競争となっています。

顧客満足度のサービスと業務コストダウン、社員満足度も向上。そのための具体的な手法が模索され大胆に実行されています。

SS業界の某コンサルタントは、具体的な手法やシステムを提案することもなく顧客満足度と社員の満足度の向上がSSビジネスの収益改善のポイントなんて曖昧なことを平気で提案していますが、とんでもないことです。
顧客と従業員が満足して、経営者が自殺しているのが現実です。
そんなことを真顔で聞いている石油業界や経営者はまだまだ甘いと言わざるを得ません。

そんなセミナーの内容をまことしやかに報道している「業界紙」も問題です。

これからは、色々なビジネスで生き残りのための熾烈な工夫や努力が必要な時代となりそうです。
ガソリンスタンドもその中の一つの業種なんですね。

頑張りましょう。

秋刀魚の秋

2008年08月19日 10時42分08秒 | Weblog
石油業界だけではありません。
ここにきて色々な商売で大きな減販傾向が・・・、急速な経済変化が出ているようです。

私の大好物である庶民の味方である秋刀魚まで大暴騰して高級魚の価格らしいです。困ったものです。
秋刀魚だけではありません。スーパーなどの物価の値上がりは半端じゃないらしい。

政府や日銀の経済観測などをまともに聞いていたら大変なことになりそうです。まるで昔の戦時の大本営の報道みたいなものです。


読書の時間   佐伯泰英  居眠り磐音 江戸双紙

2008年08月18日 12時47分06秒 | Weblog
妻が佐伯泰英の「居眠り磐音 江戸双紙」を読み始めたら止まりません。
私も以前読みましたが、確かに面白い時代小説です。
http://inemuriiwane.jp/about.html
「カッパエビせん」みたいな本ですね、

私もまた、最近の22巻から25巻まで買ってきて一気に読んでしまいました。

皆さんも、時間があったら読んでみたらいかがでしょう。

不景気で、つまらない時代です。
これからの、秋の夜長、時間つぶしと睡眠薬代わりにどうでしょう

仕事ばかりじゃ疲れます。

ついに ダイエット 指令が発令された!!

2008年08月18日 10時45分43秒 | Weblog
お盆休み明けの本日、病院へ行ってきました。
血圧、肺気腫、血糖値、体脂肪のチェックです。

問題は体重だけですね。
現在97kgの体重を80kg以下まで落とせたら最高ですね。

タバコは止めました。
しかし、体重が重いため過激なスポーツをすると息が上がりやすく、心臓に負担がかかります。

スポーツジムへ通います。
いよいよ、本格的にスポーツジムへ通ってトレーニングを開始します。
軽い運動から開始して体力向上に努め、昔取った杵柄で本格的な基礎体力を復活させます。

食事制限を実行します。
余計な間食は止め妻の協力を得て、夕食は野菜中心の本格的なダイエット食をとりいれます。無理のないバランスの良い食生活をとりいれます。

週、一度のゴルフを励行します。
なるべくカートに乗らずに、歩いてプレーすることに努めます。

アルコールは飲みません。
酒は嫌いなので、全然気になりません。

仕事のストレスを溜めません
これは、社員全員で努力して働きやすく、しかも快適な職場環境を構築することに努力します。

常に、新しいことにチャレンジしましょう
頭も、感覚も、心も、そして体も若々しく、健康的で健全な生活を営みます。

早寝、早起きに努めます。
現在すでに実行中。

これで、頑張るぞ!!!!!

「ペトロマスターEX」が可能iする。 石油ビジネスの資金繰り対策

2008年08月18日 10時23分50秒 | Weblog
「ペトロマスターEX」による統合管理では単なる勘定系の「請求書発行」だけでなく買掛金から支払い計画そして入金計画を反映してのリアルタイム資金繰り計画の作成が可能です。

これだけ一気に価格が乱高下しますと運転資金の増幅が大きいため、資金ギャップを正確につかめていないと資金計画は立てられません。

「ペトロマスタEX」はリアルタイムな販売と仕入情報をもとに、常に正確な流通情報による「資金繰り計画表」を自動作成して的確な在庫管理から計画的な資金繰りを行うことが可能です。

財務会計システムや給与システムとの連動なども可能ですから、企業としての会計処理も一元的に処理できるわけです。

中堅以上の石油流通企業にとっては、即効性のある経営力向上につながります。

現在オンリーワンシステムとして石油ビジネス業界を独走中の最新鋭ソリューションです。

闘争心と忍耐力

2008年08月16日 10時06分10秒 | Weblog
お盆ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏休みは北京オリンピック開催と重なりましたので、自宅でビールを飲みながらオリンピック観戦の方も多いようでビールとおつまみなどが売れているそうです。不景気の折、自宅でテレビ観戦が増えているようです。

闘争心と忍耐力。
水泳の北島康介は偉かった。
華やかなオリンピックの陰に凄い努力があるものです。
「復活」のための努力と時間と忍耐力。
見習いましょう。

今日から仕事をしています。


ビジネスの転機に乗り遅れるな

2008年08月12日 09時24分51秒 | Weblog
本日の日本経済新聞一面 
 
「価値を創る」 停滞を超えて
==新日本石油が総合エネルギー企業に変身する==

第一弾としてLPガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電する燃料電池を150家庭に設置、電力を供給。

時代が変わればビジネスも変わる。元売りも変わります。
当然、特約店やサブ店も変わらなくてはならないはずですが、しかし、自ら変わろうとする意志と能力と決断力、行動力がなければ何もできません。

業界の「ぬるま湯」にどっぷりと浸かって既存のビジネス業態でこれからも、のうのうと生きていけると思ったら大間違いなのでしょう。
そこまで、元売りが面倒みてくれるはずもありません。

さあ、どうしよう。
これからは時代の変化を見抜く「目線」が大切です。
旧泰然としたガソリンスタンド経営の感覚ではとても時代の変化についていけそうにもありません。

既存石油流通業の経営者にとってはある意味でグローバルな視線での経営環境の変化を見抜く眼力とそれにともなう業務改革の実行力が必要なのですが、全くその事の意味がわからない経営者もいらっしゃる訳です。

先の記事のサブタイトルは
トップ企業の決断 安住捨てモデル自ら

となっています。

もうこうなると、理屈抜きですね。
素晴らしいことです。

大企業、元売りだって生き残るには安住を捨てなくてはならない時代なのです。

特約店、サブ店が 今のまま安住できるはずがありません。
イノベーション再び 

EDI の時代

2008年08月12日 08時33分53秒 | Weblog
色々な商売でインターネットによる予約や注文、商品売買が増えています。
「ネット予約」と呼ばれていますが、価格面や優遇サービスが受けられるケースが増えており利用者も急増中のようです。

ホテル、ゴルフ場などはもちろん、ネットオークションなどによる商品売買、そして株のデイトレードから受発注などの流通データ処理まで、年を追うごとにインーネットは身近になっています。

電話で注文を受けたら注文帳に書き留めて、配達したら納品書を書いて、さらにコンピューターに売上入力をして請求書を発行するするなどという作業をしていたらとてもじゃないけど手間と人件費がかかってしょうがない。

これからは、電子商取引(EDI)の時代です。

当社では、来月より本格的EDIシステムの開発を完了してリリースいたします。
ご期待ください。



お盆中も仕事です

2008年08月11日 14時36分44秒 | Weblog
例年のことながら、お盆休みなのに仕事が集中しておりスタッフは仕事です。
私も、営業企画から資料作成やらマーケティングデータの整理などで大忙しです。

北京オリンピックでも観戦しながら仕事を頑張りましょう。

ところで、石油業界のある古い仲間からの連絡で商売を辞める事を検討中らしい。
設備は全て自己所有でSS4ヵ所を運営中。老舗で結構優秀な会社なのですがどうも本人が経営意欲を失ってしまったようです。

ここ数年SS店頭販売オペレーションに力を入れていたのですが、ありきたりの「車検、洗車」程度の油外収益ではこの商売どうにもならないということ。どうも労多くして実りが少ないようです。

老舗企業ですから永年実績のある直売部門と外販配送だけはある程度の利益が見込めるとのことでそちらに力を傾注する方針らしい。
そういえば、群馬県の某石油組合長もSSはすべて閉鎖して直売と配送部門だけで結構盛況に商売をしているようです。

最近の石油業界はガソリンスタンドだけでなく中間流通や配送デリバリー業務まで色々な業態が派生しています。特に直売ビジネスを強化している企業は活況を呈しているようです。
そんな業者はこれから状況を見て数年後にSSに再参入なんてこともあり得るのかもしれません。
いや、きっとそうなるはずです。

そんな業者は、石油業界の淘汰が早まることを望んでいるようです。
元売り系販社や卸売や直売に強い業者だけが生き残って「次の時代」がつくられるのでしょう。