felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2012年8月の惑星

2012-08-01 07:57:06 | 日記
  梅雨の時期はなかなか月ですら楽しめない日々でしたが、今月はどうでしょうか。
  では、さっそく今月の惑星の動きを見てみましょう。今月は、朝の天体ショーです。8月14日、朝の三日月に金星が食べらる金星食がみられます。

  水星:1日あたりから朝に顔を出し始め、16日には西方最大離隔となり、それでも低めながらもかなり見やすい位置にきます。東空が開けた場所で太陽が昇る前に低い空が晴れていたら見つけましょう。

  金星:冬から春にかけて夕方の空を飾ってくれ、6月の太陽面通過をへて朝に移動した金星。今はすっかり朝の人となっていますが、14日には東空から月齢25.5の朝の三日月にやや遅れて一緒に昇ってきながら、2時45分頃から月を追い越しにかかって月の向こうに見えなくなり、3時半には追い越し完了。今度は、月を引っ張るように先導して昇っていきます。
  夏休みの子供達と観察してみたいですね。起きていられるかな~子供も私も????

  火星:梅雨空に負けてしばらく見ない内に、土星と仲良しになってきています。最後に見た5月頃に比べると、突然スピカのそばにいる土星に「僕も入れてよ」と言っている感じ。春の星座のスピカ、火星、土星が仲良く3人で遊ぶ姿を沈まぬ前に西空に探しましょう。

  木星:火星も土星もすっかり姿を消したあと、ゆっくりと姿を現します。夜明け前の空では金星の先導役のようです。金星食を14日に観察する時は、是非金星の右上にいる木星も確認してくださいね。

  土星:スピカのそばをうろうろしている土星。火星も加わって3人で仲良しの姿を西空に見つけましょう。3つの星が固まっているのを見つけたら、国立天文台「今日のほしぞら」でどれが何か確認しましょう。

  という訳で、夜型惑星ウォッチャーの私としては、火星、土星、スピカの仲良し軍団を西空に、夜更かししたら木星が昇るのを東空にみつけることに。
  そして、14日はスペシャル!頑張って寝ないで待つか早起きして、金星食を是非楽しみましょう! 心がけがよいと、流星を見るチャンスにも恵まれそうですよ~。


  

  

  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする