その中にあった被爆シダレヤナギも伐採されています。
東区牛田本町の二又橋西詰(土手下)にある「被爆したシダレヤナギ」です。
※2023年4月現在、伐採され根元(切り株)だけになっています。
(もうひこばえ等でも復活することはないように思いました。)

向側:神田橋歩道橋 手前:被爆シダレヤナギ切り株部分をみました
この近く牛田早稲田の実家で幼児の時に被爆した兄に、京橋川沿いにあった被爆シダレヤナギなどが伐採されていると聞いたのです。4月13日、日赤での定期健診後訪ねてみました。
広島サミット(5月19日~21日)に向け、
テロ対策として、道路中央分離帯の撤去、本川沿いの夾竹桃を剪定など報道で見聞きしていたので、
ここ京橋川沿いの雑木やアシ・ヨシ等を伐採したのではないかと思ったのです。
4月14日(金)11時ころ広島市役所平和推進課被爆樹木担当者にTELしました。
まさか、サミットテロ対策で被爆シダレヤナギの伐採許可をしたわけではないだろうネ。
伐採されたことさえ知らなかったという返事でした。
怒るだけではあまりにも寂しすぎるので、
今後の再発防止について、無い知恵を絞りだしてみることにしました。
1)被爆樹木見守り隊(ボランティア)
被爆樹木の近所の方(複数)に“見守り隊員”なっていただくように広島市被爆樹木担当が募集して任命して、日頃の状態を見ていただき、何か不測な事態があった時は被爆樹木担当に連絡してもらう体制を整える責任があるのではないでしょうか?
2)チャットGTPの利用
今回のようなことがあるとき広島県の担当者は、チャットGTPに「東区京橋川左岸二又橋西詰付近の雑木を伐採するが何か支障になることはないか?」と尋ねる。
『そこには、被爆シダレヤナギが存在しています。被爆樹木を伐採することは、如何にテロ対策とはいえ、多くの市民の理解を得ることができないでしょうから被爆シダレヤナギだけは残したらいいのではないでしょうか?』とでも答えがあったかもしれないと思ったりしましたが
被爆した兄は被爆樹木を伐採されたことに怒る前にあきれはてていましたので、
代わりに被爆した母から生を得たわたしが「如何にテロ対策だと云われても反核の広島サミットではないのか?被爆樹木を伐採することは許されることではない。」と怒りを爆発させこのブログの記事も書きました。
(裕編集の)伐採された(二又橋西詰)被爆したシダレヤナギ
〔健在だった時〕(二又橋西詰)被爆したシダレヤナギ
4月16日(安芸区のわが家付近)天候:くもり
15.2℃、66%