日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



キャンプで丹沢に行って以来、その後長~い間、丹沢に行くことはありませんでした。
友人達、会社の人達と山に登るようになりましたが、県外の山がほとんど。
子供が幼い頃は山へ行くことが出来ませんでしたが、小学生になり歩けるようになってから夏休みの山登りを再開。
尾瀬を皮切りに北アルプスが中心でした。
北アルプスへの憧れがすごくあって、丹沢や県内の山など考えたこともなかった。
登ったこともないくせして(丹沢?近場には行く気はしないわね)こんな考えだった。

子供達も大きくなり、夫婦二人の山登りになりました。
やはり夏の縦走は北アルプス中心になりますが、夏以外にもあちこちの山に登るようになり日帰りの山を探すうち、「丹沢」はどうだろう、ということになったのでした。
登りやすそうな感じで最初に選んだのが『鍋割山』
3年ほど前の3月、まだ雪の残っている時期でした。
二俣から鍋割山、行かれたら塔ノ岳、帰りは大倉尾根の予定でしたが、「金冷し」から往復4~50分かかると思うと塔ノ岳には登る気がなくなり、「また今度にしよう」とそのまま大倉尾根を下ったのです。
が・・・この大倉尾根がほんとうに辛かった。
この時新しい靴だった、ということもあり、身体の疲労に加え、足首の痛み爪の痛みで後から来る人にどんどん追い抜かれコースタイムを大幅に上回ってバス停に到着した時には疲労困憊。
家には何とか帰り着きましたが、まったく動けなくなってしまったのです。
頭痛と吐き気も加わり食欲も無し、しばらく横になってからやっとの思いでお風呂に入り寝てしまったのでした。

丹沢を侮ることなかれ。
丹沢からきついお灸をすえられたのでしょうか。
丹沢のことを何も知らなかった。
本など読むうち厳しい山であることや春の新緑つつじ、秋の紅葉、魅力もいっばいある山であることがわかってきました。

そして今回、あの時のリベンジ、と言ったら傲慢?
二俣から鍋割山、そして念願の塔ノ岳を登ってきました。
帰りはヤビツ峠に下りたかったのですが、日の短い時期でもあり仕方なく大倉尾根を下りたのですが、やっぱりきつかったです。
急な階段の下りは膝にきます。
今日は腿が痛いです。


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私が丹沢に初めて行ったのは、かれこれ40年近く前。まだ10代の頃でした。
友人から「丹沢へキャンプに行かない?」と誘われました。
バスを降りてからほぼ平らな1時間半の林道歩きでしたが、リュックを担ぎ初めての経験で、山歩きなど縁の無かった私にとっては「きついな~」というのが正直な感想でした。
でも、きつかったけれど黙々と歩き続けながら何だか知らないけれど(こうして歩くのっていいな~)そんな気持ちがあった。
そのキャンプ地が丹沢のどこだったのか、今となってはわからないのが残念です。
思えばこれが私の山歩きの出発点だったような気がします。

その後、すぐ山歩きを始めた訳ではありませんが、スキーを始め、高原歩きを始め、徐々に山へ向かっていきました。
そのころ、『るるぶ』という雑誌が創刊され、あちこちの景色のよい高原が紹介されていて夢中で読んだ覚えがあります。
はじめの頃は「高原散策の旅」という感じでした。ちょっとした歩ける場所を一生懸命探していました。


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