三頭山の北西の巻道のブナ林が黄金色に輝いて素晴らしいという情報をゲット。
それは11月5日、私が滝子山に出掛けた日のレポだったが、1週間待っていたら間に合わないだろう、その前に是非見てみたいものだと思い、行ってきました。
が・・・。
やはり盛りの紅葉は4日も待ってはくれなかった・・・。
武蔵五日市の駅から出る都民の森行き急行バスは、増発こそ出なかったが立ちんぼの人が6~7人?
平日だからそれほど混まないだろうとギリギリの電車で行ったがやはり甘くは無く、都民の森まで1時間以上立ちっぱなしで行くことになってしまった。
コース 都民の森~鞘口峠~御堂峠~鶴峠分岐~三頭山分岐~三頭山~三頭大滝~バス停
今回は黄葉が素晴らしいと言う三頭山北西部の巻道を歩くのが目的です。
下山はそのまま向山にすればいいのだが、そちらの道は登山道が一部点線で[迷]マークもあり一人では不安、また平日のバスの時間がいい時間になく、
ならば鶴峠下山はどうかと思ったが、こちらも平日はパスがないという。
結局ぐるりと周って三頭山に登り返し、都民の森からのバスに乗ることにした。
今回も鞘口峠に直接登って行く。
地図には15分とあるが、とても15分では行かれない。
鞘口峠から『ブナの道』を行く。
赤いカエデがひと際鮮やかできれいだ。
三頭山西峰に登る手前の御堂峠から、ヌカザス尾根へ向けて歩き出す。
ここまで数人と前後しながら登ってきたが、ここからは一人旅。
どんな道なのか?
しかし、ちゃんと登山道として地図に載っているのだから大丈夫だろう。
ヌカザス尾根を登って来る二人連れとすれ違った。
けっこうぐんぐん下る。
下れば下るほど後の登り返しが恐ろしい。
この辺りのブナはほぼ全部落葉している。
30分もしないうちに鶴峠分岐に到着。
こうして道標もしっかりあるのだから、まさか鬼など出るはずは無かろう。
ここからいよいよ巻道に入る。
巻道はほぼ水平。いくらかアップダウンがあるかな~?という程度でほとんど平らだ。
ここから素晴らしいブナの黄葉が始まるはずだが・・・?
せいぜいこの程度。
おまけに曇りがちで時々薄日がさすぐらい。
紅葉はお日さまに照らされて輝くのだが、今日は色もくすんでいる。
きれいなのはほんの少し。ほとんどがあとは落ちるのを待つばかりの茶色い葉だ。
がっかり~。
木立が邪魔をしてうまく撮れないが、向かい側の山肌がきれいだ。
巻道は小一時間ほど。
人一人通れるぐらいの幅で、片側は崖になっているので景色を見ながら歩いているとうっかり落ちそうになる。
三頭山への分岐に到着。
ここから登り返さなければならないが、これがかなり辛かった。
地図上から判断して、大体1時間から1時間半ぐらいかかるだろうと思っていたが。
けっこう急登~。
紅葉を見ながら登るがこの辺りまで。
きつい登りを30分ほど。
先の方にピークが見える。
もう着くのかな~?案外早かったな~と喜んだが、到着してみると『神楽入ノ峰』という表示板。
えぇ~?地図で見るとまだ1/4しか登ってないじゃん!
いったいあとどのぐらいかかるのだろう・・・。
ずいぶん先にピークが見える。あれかしら・・・。
案外早かった・・・と勘違いしたせいで、まだまだだと分かったときのショックが大きかった。
この後、ピークが何度も見えるのです。
ピークが見えては下りがありを4~5回繰り返し、そのたびにがっくり。
でも平坦な道もあって思ったより早く、最初に考えていた通り1時間ほどで三頭山に登ってきました。
今日は富士山は見えず。
空はすっかり曇り空。
まだ2時過ぎというのに薄暗く、沢沿いの道は紅葉も冴えなくてひたすら下りました。
お天気よくて時間があれば東屋でのんびりもいいのだけれど。
奥多摩周遊道路。山肌がきれい。
都民の森。
すごく期待して行ったのだけれど・・・。
紅葉はほんの数日ずれても同じ景色を見ることはできません。
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