北陸、東北地方の梅雨もようやく明けて、いよいよ山にも夏が~
と思いきや、まだ2~3日はぐずつくらしい。
この際、宿やバスの手配をしなくても済む日帰りの山に行こう。
GPSのお試しもしてみたいし~。
ということで、車山から八島湿原をぐるりと歩いてきました。
霧ケ峰って二十歳のころ行ったきりです。
ただ行っただけ・・・。
観光地というイメージだったので、山歩きの対象にはしていませんでした。
湿原がありお花もたくさん咲いているらしい。
お花といえばニッコウキスゲが有名ですが、もう見ごろも終わってしまって残念だけど、
ほかにもお花はいっぱい咲いているみたい。
前に行った時はたしかマツムシソウが咲いていた・・・。
たまには軽いハイキングもいいだろう。
な~んて考えていたら甘かった・・・。
雲の多いお天気。雷に遭わなければいいけど~というような灰色の雲。
でも照りつける日差しは強く、遮るもののない草原歩きは拷問みたいでバテバテ。
大したアップダウンでもないのにほんとにくたびれてしまいました。
コース 車山高原~車山~車山乗越~蝶々深山~物見岩~八島湿原~沢渡~車山肩
茅野駅から上諏訪行きのバスに乗り、車山高原には10時半に到着。
1日券2000円の割引で車山高原まで行かれます。
(帰りは車山肩から乗ったので、プラス430円となりました。それでも割安です。)
土産物店の先から歩きだす。
ほとんどの観光客はリフトに乗り山頂まで行き、下りは歩くという人たちも。
スニーカーならまだしも、サンダルやヒールで歩く人もいてびっくり。
何だか怪しげな雲。
帰りまで雨や雷に遭わないように~。
お花がポツポツと咲いています。
ウツボグサ ヤマハハコ
こんななだらかな道で楽ショー。
だけど日差しが暑くてたまりません。
ハクサンフウロ ヤナギタンポポ
ノアザミ ノハラアザミ
アザミも種類が違うらしい。
咲き残りのニッコウキスゲを見つけました~。
花の終わった茎がいっぱいありました。
コオニユリ
今年はどこでもコバイケイソウが当たり年らしいですが、コバイケイソウではないけれど
白くて(薄ピンクもある)背の高い花が一面に咲いていました。
ヨツバヒヨドリ
蓼科山から八ヶ岳の山々の稜線は残念ながら雲がまとわりついています。
気象レーダーのある車山山頂に到着しました。
たくさんの人が休んでいました。
山頂で見つけた花。
イブキジャコウソウ ミネウスユキソウ
雲が多くて山頂からは遠望が利きません。
少し休んだら先に進みます。
車山乗越まで戻り、蝶々深山を目指します。
オカトラノオイブキトラノオ オトギリソウ
あちらは?車山の肩?
大草原の小さな家、みたいなおとぎ話の世界を思わせる風景。
何だかのどかでいいな~。
蝶々深山到着。
広々とした山頂で遅い昼食をとります。
それにしても暑い!
時折吹く風が気持ちいい~!
ちょうど団体さんも休んでいて、前後して出発しました。
まずいな~。
左手前方に八島湿原が見えていました。右手奥は美ヶ原?
物見岩。
八島湿原まで下ります。
シカ避けのゲートをくぐり湿原に入ります。
けっこう広々していますね~。
お花の数も増えました。
濃いピンクはタカネグンナイフウロでしょうか。
ハクサンフウロより大きくて立派です。
アカバナシモツケ
クガイソウ ツリガネニンジン
ノハナショウブ ヤナギラン
エゾカワラナデシコ
湿原の向こうに車山。
車で来る人がいっぱいで、みんな気楽な格好で歩いていました。
キンミズヒキ チダケサシ
ヤナギランの群生。
オオバギボウシ オカトラノオ
暑くて暑くて、こんな木陰の中はホッとします。
またシカよけのゲートをくぐり、八島湿原終了。
このあと、ヒュッテ御射山でちょっと道間違い・・・。
沢渡~車山肩を目指します。
もういい加減暑さにやられてしまって、ここの歩きは辛かった。
クサフジ
ようやく沢渡に到着~。
しかしここはちょっと分かりにくいです。
車山肩に行く道を探しました。
八島湿原を振り返る。(右上)
大した登りではないのだけれど、最後にきてここの登りはきつい~!
蓼科山山頂も雲が取れかかってきていました。
もっとのんびり歩けるかと思っていたけれど、ぐるっと回ればけっこう時間もかかり、
真夏の太陽を浴びると暑くて、ここは夏に来る場所ではない~?
そんなことないのでしょうけれどね~。
もっと風があったらよかったな。
ちょうどよいバスの時刻に合わせて最後は急ぎ足。
最初は車山高原まで戻るつもりだったけれど、車山の肩で時間切れ体力切れでリタイア~。
バテバテの一日でした。
一部、間違っていたお花と不明なお花の名前をtsubasaさんに教えていただきました。
ありがとうございました。
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