遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

常磐物の魚介といわき市産の農産物で天丼を作る

2024-02-22 | 食品加工(魚介)分室

 常磐物の魚介といわき市産の野菜で天丼を作ってみました。

 
 メヒカリの捌きです。

予定の大きさよりかなり小さいですが、腹開きして中骨を除去。


 赤いかです。


 捌き完了。 一匹とゲソ類ははピザ用に冷凍保存。


 切れ目を入れて下ごしらえ完了。


 常磐沖の寒アナゴは脂がのって美味しい!!



 かなり大型でしたので食べやすい大きさにカット。 


 ホウボウは3枚におろします。



 松川浦産のアオサ海苔。


 常磐物の天ぷらが揚がりました。


 菜園のカボチャといわき市産の椎茸の天ぷらを加えて天丼の

材料がそろいました。


 自家製蕎麦の辛汁をベースに砂糖と醤油を加え天丼のたれを作りました。

炊きたてのご飯に天丼のたれをくぐらせた天ぷらを盛りつけて完成!!

 残った天ぷらは冷凍保存、あと2~3回は天丼が食べられそうです。

誕生日には寿司を

2024-02-17 | 食品加工(魚介)分室

 2月は家族2人の誕生日があります。

毎年合同で誕生会を開いてきました。

2人に日頃の感謝を込めて、2人の要望に添った料理を作ってきました。

今回は久しぶりに寿司になりました。


 早速買い出しに行き、下ごしらえを行いました。

右から本マグロの中トロ、常磐物のヤリイカ、同じく寒ヒラメの昆布締め、

北海道産のホッキ貝(軽く湯通し)、生ウニ、赤エビ。


 赤エビ、ヤリイカ、ホッキ貝です。

素人の寿司はどうしてもシャリが大きくなってしまいますので、

その点に注意して握ります。


 ウニはやむを得ず軍艦に。


 寒ヒラメの昆布締めと本マグロの中トロ。


 久しぶりのにぎり寿司と言うことも有り喜んでもらえたようです。

     過去の誕生日の料理です。





  
  

  



天ぷらの在庫を作る

2024-02-14 | 食品加工(魚介)分室

 冬は鍋焼きうどん、温蕎麦などのメニューが多くなります。

欠かせないのは天ぷら。


 材料です。

東北以北の冷たい海域に生息するチカ(キュウリ魚科、ワカサギ族)です。

小さい物は唐揚げが定番ですが、15cm以上となると刺し身、昆布締め

天ぷらになります。

 今回は天だねとして捌きます。


 頭と内臓を取り、腹開き、腹骨をすき取り捌き完了。


 エビはタイ産のブラックタイガー(業務用の冷凍パック)

温水で急速解凍、殻を剥き、背わたをとり、腹に包丁を入れて整形。


 チカとエビの下処理が完了。


 エビ、チカ、菜園のカボチャ、阿武隈山系の椎茸。


 冷凍庫で眠っていた菜園の空豆と海老のかき揚げ、

松川浦産の青のりのかき揚げ。

 チカの天ぷらはヘタなキスよりはるかに美味い!

 青のりの天ぷらは香りが最高!

との反応でした。

 これで当分天ぷらはOK.

 後日、メヒカリとアナゴの天ぷらを作り、これぞ「常磐物の天丼」という

物を作ってみます。


ヤガラを捌く

2024-02-12 | 食品加工(魚介)分室

 先日、魚屋さんでヤガラを見つけました。

少し小ぶりでしたが、めったに手に入る魚では無いので即購入。

お造り、焼き物、椀物に合う高級魚です。


 ヤガラはなんと言っても頭が長いこと、全長の1/3が頭です。


 ヤガラの腹側に堅い部分がありますのでえら蓋よりかなり下から

出刃を入れます。


 こんな感じです。


 刺し身用と椀種用、尾に切り分けます。


 刺し身用背身2本、腹身2本

中骨と尾身は椀物の用

尾は刺し身の飾り


 薄くそぎ切りしました。

 一切れで旨味が口いっぱいに広がります。

何に近いかと言ってもたとえる物が無い風味と味です。

漁獲量が少なく、歩留まりが悪く、しかし味は最高級と言われる

超高級魚です。



今日の酒肴(アン肝)

2024-02-07 | 食品加工(魚介)分室

 常磐沖産のアン肝が安かった時に購入し、加工・冷凍保存しておいたアン肝が

今日の酒肴です。

菜園の大根に、菜園のタカノツメを差し込みおろした「紅葉おろし」を

添えました。


 醤油でも良いのですが、今回は菜園の柚と醤油を合わせたもの。

さっぱりした酸味が合います。

 味変で山葵ものせましたが、要らなかった!

一般に出回っているのは中国産。

常磐物のアン肝は鮮度が違いますので香り、味とも中国産とは別物です。

 過去記事

  アン肝を捌く  をご覧下さい 

節分の太巻き寿司を作る

2024-02-05 | 食品加工(魚介)分室

 毎年、節分には太巻き寿司(恵方巻きではない)を作っています。

太巻き寿司はそれだけで完成された料理だと思っています。

関西の風習だった恵方巻きとやらがトレンドになって、食品ロスの

典型のように言われるようになりました。
 
 完全予約制とかが増えて改善されたようですが、

太巻き寿司は切ったときの断面の美しさが命です、そんなことで太巻き寿司を

丸かじりすることに抵抗があり、必ず切っています。



 材料です。

煮椎茸、干瓢、卵焼き、キュウリの千切り、煮アナゴ、山芋の千切り、

蒸し海老、マグロ、サーモン、三つ葉、青じそです。



 基本はマグロベース、サーモンベース、煮アナゴベースの3種類にしました。

今年からキューリと山芋は千切りにしました。

口当たりが良くなったとのことで、家族からも好評でした。


   太巻き寿司の完成です。

均等な厚さで切り分けます。



 市販の恵方巻きとやらは結構なお値段です。

近頃、巻き寿司を家庭で作ることも少なくなったと言われています。

太巻き巻き寿司は簡単で、具材を工夫すれば安価で、豪華に見える料理です。

家庭で作ることをお勧めします。



寒い夜はアンコウ鍋で

2024-01-24 | 食品加工(魚介)分室

 当地方では寒い夜はアンコウ鍋が最高のご馳走です。


 アンコウは冬の常磐物として、寒ヒラメ、メヒカリ、寒アナゴに並んで

人気があります。
 
 通常は一匹買いですが、この日は5kg以上の大物ばかりでしたので

特売のパックを購入、アンコウの七つ道具とはいかないまでも、本身、皮

胃袋、ひれ、肝が入っており3人分は充分にあります。


  一口大に切り、肝は細かく刻んでおきます。



 野菜は菜園の白菜、ネギ、大根、そのほか茸、豆腐が定番です。
 
特徴は大根が入ることでしょうか。


 お江戸のアンコウ鍋は醤油味ですが、当地では味噌味が定番です。

野菜類を鍋の周辺に、鮟鱇は中心に配置、その上に刻んだ肝をのせて

準備完了。

 
 炊きあがりました。

 肝が溶け出したスープが絶品です。

 締めは雑炊で!

 過去記事

  アンコウを捌く をご覧下さい。

  




マグロの切り落とし(鉄火丼)

2024-01-14 | 食品加工(魚介)分室

 久しぶりに鉄火丼を作りました。

 塩釜産メバチマグロ(生)の切り落としが手に入りました。

約1Kgで1、058円とお買い得でした。

 マグロを一口大に切り、山葵醤油を作ります。

 山葵醤油と煮きった日本酒に30分ほど漬け込みます。

 熱々のご飯に海苔を散らし、山葵漬けマグロをのせて完成。

 やはり生マグロは香りが違い、美味しいです。

 


正月2日は定番のバラ寿司

2024-01-04 | 食品加工(魚介)分室

 正月2日の昼食は定番のバラ寿司です。

事前に準備してあるので、当日は酢飯に刻んだ具材を混ぜ込むだけです。

 混ぜ込む具材は、煮椎茸、煮干瓢、煮アナゴ、蒸し海老、締め鯖、卵焼き、サヤエンドウ。

蒸し海老とサヤエンドウ以外は自家製です。

 今年は5.5合を炊きました。

この飯台では限界のようです。

 酢飯を作り具材を用意。

 手早く混ぜ込みます。

この時点で、Uターンする家族の夕食用と家内の実家へのお土産用にパック詰めします。

 最後にサーモンとトビッコ、自家製イクラをトッピングして完成です。

お土産用には生ものを別容器にいれ冷蔵パックします。

 事前(昨年末)に準備しておけば手間もかからず、見栄えがして美味しので

好評の定番料理です。


鯛茶漬けを作る

2023-12-17 | 食品加工(魚介)分室

  先日の鯛で鯛茶漬けを作りました。

 どんな魚でも皮の下が美味しいのですが、鯛は皮が固いので湯引きします。

 湯引きしたら冷水で冷やします。

 三枚におろした半身の中骨をとり、四半身にします。

 平作りにします。 

 醤油、酒、味醂、すりごまの漬け汁に4時間ほどつけ込みます。

 昆布と湯通しした中骨で出汁をとり、吸い口程度の茶漬け出汁を作ります。

 熱々のご飯に海苔を敷き、漬け込んだ鯛の切り身をのせ、出汁を張ります。

ワサビをのせて出来上がり。

漬け汁で味を調整しながらいただきます。

これは美味しい!!

家族全員の好物です。

 


鯛の兜煮を作る

2023-12-15 | 食品加工(魚介)分室

 鯛の兜煮を作ってみました。

 鯛が特売(1,080円)されていましたので購入。

魚屋さんで鱗と内臓を取ってもらいました。

胸びれの後で頭とカマを切り離します。

 3枚におろします。

 頭はカマを切り離し、兜割にしします。

 兜、カマ、ハラスを湯通しして小さい鱗を取り除くとともに

生臭さを消します。

 湯通しした兜、カマ、ハラスを醤油、酒、味醂、砂糖で煮ます。

 落としぶたをして10分ほど煮て完成。

 兜のほほ肉など煮汁を絡ませながらいただきます。

酒肴として秀逸です。

一匹買いの特権です(大きい魚屋さんでは頭だけでも売っています)。

 


天ぷらの盛り合わせを作る

2023-12-01 | 食品加工(魚介)分室

 久し振りに天ぷらを作りました。

 アナゴはぬめりを取り、3つに切り分け

 カナガシラは3枚におろし、切り分けます。

 メヒカリは頭と内臓を取り、腹開きにして背骨を取ります。

 手前からカナガシラ、アナゴ、メヒカリ、エビ、菜園の春菊のかき揚げ、

干し海老と玉ネギ・三つ葉のかき揚げ。

 久し振りの天ぷらにビールが進みます。

 


ワラサとサツマイモの唐揚げ(新聞レシピから)

2023-11-27 | 食品加工(魚介)分室

 少し前ですが、家人が今朝の新聞に載っていたレシピを作りたいとのことで

菜園のシシトウを収穫、サツマイモは菜園の「べにはるか」。

レシピではシャケを使うようですが、冷凍庫にワラサ(ブリより一回り小さい)が

ありましたのでワラサで。

 ワラサは醤油、味醂、酒、ニンニク、ショウガで下味を付けて片栗粉をまぶします。

 サツマイモとシシトウは素揚げして、サツマイモには青のりを振りかけました。

 取り分けるとこんな感じに。

新しいレシピも、定番でマンネリ化したときには目先が変わって楽しいです。