遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

黒鯛のお造り

2021-02-19 | 食品加工(魚介)分室

 大きな魚店で黒鯛が特売されていましたので、早速購入。

お造りにしました。

 頭の後の脊髄とエラ、尾に切り込みが有ることから活け締めの黒鯛です。

 43cmの食べ頃のサイズです。

 鯛の鱗は堅いので、ビニール袋の中で鱗落としを使って鱗を落とします。

こうしないと、鱗が飛び散り大変なことになります。

鱗を素揚げして塩をふると、結構な酒肴になります。

 3枚におろします。

この後、カマを切り取り、腹骨をすき取り潮汁にします。

 半身をペーパータオルで包み、約90℃のお湯をかけます。

 氷水に入れて松笠作りにします。

 大皿に中骨を置き、大根のつま、青じそで形を作り盛りつけします。

海藻のつまを飾って完成です。

 コロナ禍の影響で高級食材が捌けないようです。

高級食材の黒鯛も通常の半値以下での販売でした。

巣ごもり生活に少しでも潤いを持たせるために、さらには生産者の援助になるように

通常は使えないような食材も時々使っていきたいと思っています。