東日本大震災以来、当家で装備している徒歩避難用の最小限の持ち出し品です。
このたびの能登半島での地震災害で被災された皆様にお見舞い申しあげます。
通常毎年3月に装備品の点検入れ替えを行ってきましたが、今回の地震をうけ急遽
前倒しで、点検入れ替えをすることにしました。
リックの中には食料品(4~5日)、雨具、防寒シート、非常用トイレ等衛生用品
その他各自の必需品が詰め込こみ、夜間避難時に必須のヘッドライトを付けています。
昨年の点検時に中身の大幅な入れ替えを行い、缶詰やレトルト食品などガサばって重い物から、
ドライ食品を主体に変更しました。
私のリックには給水タンク、折りたたみ式のカセットコンロとガスボンベ、コッヘル等
(以前キャンプで使っていた)が入っています。
今回は、最初の食事用に入れてあるパック飯を交換しました。
パック飯は賞味期限が1年間ですので、毎年入れ替える回転備蓄にしています。
簡易トイレは約50回分の予備パック(処理袋と凝固・脱臭材)を用意しています。
災害時に最も問題になるのはトイレです。
人間、空腹は我慢できても排泄は我慢できません。
救助物資としては真っ先に簡易トイレを送るべきです。
今回の救助体勢については半島部で交通事情が悪いといった条件があるにせよ、初動の対応や
援助体制の構築に、3.11を体験した(被災者であると共に援助側でもあった)身には納得
いかない点が多々あります。
玄関脇にある避難用リックです。
3.11以来このリックを持ち出したのは津波警報が発令された、宮城県沖と福島県沖の
M7クラスの地震(3.11の余震?)の2回ありました。
一定の救助物資が届くには3日はかかります。
最低限3日間は自活できるだけの物資は備蓄しておく必要があると思っています。
震災関連の過去記事については
カテゴリーの「東日本大震災」をご覧下さい。
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