遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

お造り盛り合わせ

2006-11-19 | 食品加工(魚介)分室
 

  お造りの盛り合わせです。

  上から時計回りに イシモチ、アイナメ、イボダイ、メダイです。




行きつけの魚屋さんの店頭です。

  魚市場から戻ったばかりで、整理もされていません。

  仕入れたそのままです。

  メダイです。



  こちらはイシモチ(標準和名:シログチ)

  この桶の中に手を突っ込んで、欲しい魚を欲しいだけ取り出します。

  その前に、「これキロいくら?」と聞いてからです。

  重さを量ってもらって、持参のトロ箱に入れていきます。





  そうして、この日に購入した魚です。

  左上から時計回りに、イシモチ、サンマ、アイナメ、メダイ、中央がイボダイ(関西ではボーゼと呼ばれる魚です)

  魚毎に捌いて、サンマとイボダイは酢締め。イシモチは塩焼き用と干物に、

  メダイは粕、味噌漬けと幽庵焼き用に加工しました。

  加工は後日アップします。





  この日の夕食用に、白身の魚4種をお造りにしました。

  イシモチとアイナメは皮付きの松笠造り、メダイとイボダイは削ぎ造りです。

  それぞれ持ち味が異なり、楽しいお造りでした。

  イボダイが最も濃厚な感じで、次いでアイナメ、メダイ、イシモチはあっさり系ですが、独特の旨味があります。


会津身不知(あいづみしらず)柿の脱渋

2006-11-19 | 食品加工の部屋


  会津の特産物である、会津身不知(あいづみしらづ)柿を15キロ購入しました。

  身不知は身の程知らずな程、沢山実を付けることから付いたとのこと。



  立派な柿です。

  渋柿ですので脱渋する必要があります。

  職場の経験者に訊いて、トライしてみました。




  材料です。

  会津身不知柿

  ビニール袋、新聞紙、発砲スチロールの箱は無くても良い。

  段ボールでも可。

  35度の焼酎

  これだけです。
  



  柿の蔕を焼酎につけます。

  軽くさっと漬けます。



  ビニール袋に新聞紙を敷き、焼酎に漬けた柿を並べていきます。



  次々と重ねて詰めていきます。




  詰め終わったなら、ビニール袋を密封して5~7日間脱渋します。

  この間アルコールが果皮を通して、果肉に浸透します。

  5~7日後ビニールを開け、水分を拭って段ボールの箱などに詰めておきます。
  それから1週間後から食べられます。

  その間、酵素によりタンニンが分解され、渋が抜け、美味しい柿になります。

  食べてみて少し渋いようでしたなら、暖かいところに置いておくと早く渋が抜けます。


  一般には生柿は流通しませんので(会津は別)、市販の身不知柿をご賞味

  下さい。会津の冬の味覚です。