野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

中村泰、完封で日本一!(30日・山形)

2006-10-01 20:07:12 | Western League
 1軍が41歳の左腕・山本昌(中日ドラゴンズ)にまたしても、してやられて、「1対7」で惨敗した、その日に阪神タイガースのファーム(ウエスタン・リーグ)が、イースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズを「6対0」で下して、日本一! (3年ぶり4度目)≪MVP≫には先発して、完封した左腕・中村泰広(4年目)が輝いた。来シーズンこそ1軍に定着なるか? 

 来シーズンは恐らく「エース」井川慶がメジャーリーグ移籍で抜けることになるだろう(?)。その「穴」をこの中村と、ハワイ(ウィンターリーグ)へ旅立った能見篤史と筒井和也と、それから4年目の左腕・田村領平と、今シーズン先発ローテーションに定着し損ねた江草仁貴、左肘痛からの復活を目指す三東洋らで争う、ことになる。楽しみ、といえば楽しみだし、総崩れになる危険性もある。井川のメジャー流出も確定事項ではないし……

中村泰MVP!信じたボールで快投 (デイリースポーツ)

今岡の走者一掃で9連勝!(29日・甲子園)

2006-10-01 14:42:48 | Koushien Stadium
 最高の試合、だった。【2回裏】に矢野輝弘のタイムリーヒットでタイガースが先制して、先発・下柳剛とドラゴンズ先発・川上憲伸の投げ合いで「1対0」。【7回裏】先頭の4番・金本知憲の強烈なセカンドゴロを“名手”荒木雅博が弾いたところ(エラー)から、川上の≪破綻≫が始まった。(その<トレンド>は翌30日、福原忍によって受け継がれてしまう……)

 5番・浜中治が、川上のシュートに詰まりながらも左中間に落として、0-OUT1,2塁。バントに不馴れな6番・鳥谷敬が送り(犠牲)バントに失敗して、1-OUT1,2塁になったが、7番・矢野がセンター前に弾き返して、1-OUT満塁。ここで代打の“切り札”桧山進次郎が登場するが、川上のシュートに詰まらされて、ボテボテのピッチャーゴロ。ボテボテだった分、ファーストは「セーフ」になって、2-OUT満塁。

<ネクスト・バッターズ・サークル>には林威助が、いた。当然ここは林が起用されると思ったが、1塁側ダッグアウトから黒いバットを持って出てきたのは、背番号「7」今岡誠! 
 現在の状態では林の方が「上」なのではないか? 今岡は「対」岩瀬仁紀「用」に置いておくべきではないか、と思ったが、ここが≪勝負≫と見た岡田彰布監督。「初球から行けヨ!」と念じながら見ていたが、打席の今岡もそのつもりだったようだ。初球のカットボール(137㎞)を叩いて、打球は右中間を深々と抜けて、満塁の走者一掃のツーベース(2塁打)!! 今岡は2塁ベース上で両手でガッツポーズ!! 「4対0」!

【8回表】3番手の久保田智之が2-OUT1,2塁のピンチを招いたところで、4番手に「守護神」藤川球児、登場! 3番・福留孝介に対峙して、初球(148㎞)2球目(149㎞)3球目(152㎞)!! この日の藤川は出し惜しみなし!! 「1-2」からの4球目(153㎞)で空振りを取って(キャッチャー矢野のサインに)2回首を振った5球目(153㎞)はイン・ローに際どく外れて、6球目(152㎞)は今度はアウト・ローに決めて、 見逃し三振! 

【9回表】も4番タイロン・ウッズを151㎞で見逃し三振! 6番アレックス・オチョアを152㎞で空振り三振に斬って取り、試合終了! 9連勝を決めたタイガース。「首位」ドラゴンズとのゲーム差を一気に「2」に縮めたのだが……昨日(30日)「1対7」で大敗! ゲーム差は再び「3」に拡がった。今日(1日)は雨で中止が決定。≪最終決戦≫は先送りされた。果たして、消化試合になるのか? それとも……? 

今岡魂の復活打!9連勝で竜に2差 (デイリースポーツ)