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Hanshin Tigers Series 2024

金本、先制&ダメ押しで3連勝!(7日・甲子園)

2006-10-07 22:10:27 | Koushien Stadium
 阪神タイガース3日ぶりの試合。その間に「首位」中日ドラゴンズが1勝1敗して、ゲーム差「3」は変わらず。今日から「かつての宿敵」読売ジャイアンツを迎えて2連戦。この2日間は雨の心配は無いだろう。
【2回裏】先頭の金本知憲がライトスタンドに高々と打ち上げて(第24号)先制ソロホームラン! 東京(神宮)遠征では何故か“音無し”だったが、甲子園に帰って来て、この一発! 

【4回裏】には5番・浜中治が今度はレフトスタンドに高々と打ち上げて、「2対0」! タイガースの先発は(12勝5敗の)福原忍。このまま「2対0」で磐石だと思って見ていたが、【8回表】に暗転!! 【7回表】から代わった2番手の左腕ジェフ・ウィリアムスが、5番・高橋由伸に痛恨の同点2ランを浴びて、「2対2」同点……延長戦も覚悟したが。

【8回裏】1-OUT後、1番・赤星憲広がレフト前に運んで、2番・関本健太郎がキッチリ初球で送りバントを決めて、3番アンディー・シーツがセンター前に弾き返して、「3対2」勝ち越し! 【9回表】には藤川球児がマウンドに上がるから、この1点でも十分だったが、更に4番・金本が左中間スタンドにダメ押しの(第25号)2ランホームランを放って、「5対2」! 
 それにしても、ジャイアンツは(3番手の)右腕・久保裕也を重用するが、いつもこの久保を打ち込んで、タイガースは勝たせてもらっているような気がする。原辰徳監督の大学(東海大)の後輩だから、というのは分かるが……来シーズンは(情実を排して)新たなセットアッパーを見つけておく必要があるだろう。

【9回表】の藤川は最初の打者(川中基嗣)から変化球を3球続けて、代打・清水隆行に「1-3」になって、苦し紛れに投げ込んだ138㎞のストレートをライトスタンドに叩き込まれた。「5対3」。今日の藤川は「絶不調」のようだ。最初の打者が初球を打ってくれたのは助かっただろう。
 3人目の脇谷亮太にはカーヴで追い込んで、フォークを振らせて、空振り三振! 代打・小関竜也には148㎞(しか出ない)ストレートをレフト前に運ばれ、3番・二岡智宏に一発が出れば同点の際どい場面だったが、148㎞のストレートを外角低めに決めて、セカンドゴロに打ち取り、ゲームセット! 
 タイガースはこれで3連勝!! 「首位」ドラゴンズが「2対3」横浜ベイスターズに≪逆転≫負けしたためにゲーム差は「2」に縮まった。残り5試合。ドラゴンズは残り7試合でマジック「4」。“奇蹟”の可能性は残された。よくやった、ベイスターズ! 

アニキ2発で3連勝…首位に2差 (デイリースポーツ)