ハクキンカイロは整備には重宝したが、ツーリングでは立ち消えや局所的に熱かったりして上手く使えてない。
太りすぎたのとプロテクターでウインタージャケットに余裕が無いのが原因だが、これはこれで手強い問題で改善は容易ではない。
で、Amazonで2000円強とお手頃価格まで下がった中華の電熱ベストに手を出してみた。
宣伝画像と違って電熱線が面になる様に配線されている訳では無いが、それでも十分なほど面で暖かくなる。裏地がフリースでそれ自体で暖かいが、そのため思ったより厚みがあった。この厚みとレビューにもあった袖口を絞りすぎて脱ぎ着しにくい点、胸に付いたLED付きSWが格好悪い点が欠点だ。
で、日が暮れて気温が下がる時間を狙って道志道を往復して試してみた。
今までの冬装備はヒートテック、厚手の綿シャツ、薄手のフリース、ウインタージャケットでチェストプロテクターが無い脇腹から次第に冷えてくる。
薄手のフリースの代わりに中華電熱ベストにしたが、外気温8℃の宮ヶ瀬湖近辺は弱で暖かいまま余裕、道志村近辺はグッと下がって5℃近くになったと思うが、暖かみは薄れたモノの脇腹からの冷えが無くそれほど寒くはない。欠点だと思った厚みと電熱が弱点をカバーしていて、中や強に上げる余地が残っているので上半身はもうこれで十分だと思った。
フリースが1枚減った腕周りが心配だったが、リストバンドで袖口から冷気が進入しないようにしているので思ったより寒くなかった。実は100均なリストバンドが最近の防寒対策で一番のヒットかもしれない。
電池消費だが10000mAhのモバブを弱で5時間使って2/4メモリだったので、8時間くらいは使えそうだ。レビューによると強で3時間程度だが、予備のモバブは有るし車体のUSB電源で充電出来るので日帰りなら十分だ。後はいつまで壊れず使えるか?だ