貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

河口湖自動車博物館・飛行館

2024-08-19 08:08:08 | 雑感
終戦記念日の日、河口湖自動車博物館・飛行館へ行ってきた。
家族がそろう8/16の予定だったが、台風襲来で前倒したので息子は別行動。



往路は渋滞もなく順調に河口湖畔のほうとう屋へ安着。
初見の観光客向けの店だが、真夏のほうとうも旨いぞと娘を洗脳した甲斐はあった。出汁の旨みがカボチャで消されていないのが良い。



ここから別行動で飛行館を訪れた。
出迎えてくれたたのは、そこかしこに置かれた一線を退いた自衛隊機たち。



普段は復元作業場になっているのでは?という狭いスペースに、これでもかとコレクションが詰め込まれたカオスな空間が広がっていた。
入口正面に隼二型



天井に隼一型



左手に零戦二一型



右手に零戦五二型



正面 壁側にレストア中の彩雲の機体



一式陸攻のレストア済み機体と桜花



いずれも南洋の戦場に放棄されていたモノをレストアしたもので、途方もない作業が行われたことが容易に見て取れる。
外板は大半が新生だろうが、沈頭鋲で滑らかに仕上げられていた。





実働する唯一という栄12型空冷星形複列14気筒の下にはオイル受けが用意されているところが生々しい。



当時の工業力の低さを表す例としても知られる彗星のアツタ液冷V型12気筒もあった。クランクシャフトが上、シリンダーが下向きの倒立配置で幅が狭くバランスが良さそうだ。



他にもこれでもかと言うほどの展示があったが、これが個人のコレクションというのがすごいことだ。
オーナーはCIBIEの広報活動としてハラダレーシングの代表を勤められた方で、中嶋悟を筆頭にビックリするほどなじみのある名前がぞろぞろ出てくる。
我がGPzもCIBIEに換装してあってお世話になっていると言えるのだろう。眼福だった。
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