我が家の空きプランターから白い百合が勝手に生えて咲くようになった。
最近アチコチで見かける野良ユリだが、きれいだし何か縁を感じて抜かずに放置していたら今夏も立派な花を咲かせた。
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このユリは何ユリだろうと思って調べたら、シンテッポウユリでタカサゴユリとテッポウユリの交雑種とのこと。
テッポウユリは真っ白い花だが、一回り小ぶりで4-6月に咲き、主に球根の分球で殖える。日本固有種だが九州南部から南西諸島に自生するだけで神奈川はおろか本州には自生しない。画像は拾いものだ。
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タカサゴユリは台湾原産、日本には大正時代から園芸品種として持ち込まれ、見た目の特徴としてはテッポウユリより大ぶりな花だがピンクの筋が入り、真夏に咲き、種で殖え成長が早い。画像は自宅近所で見つけたものだが、野良だと思うのでタカサゴユリの特徴がよく出た交雑種だろう。
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シンテッポウユリはテッポウユリの白さと、種で殖え1年で咲くというタカサゴユリの繁殖力を求めて改良した園芸品種だ。
発表は1928年というから100年以上の歴史を持ち、今も改良が続いているそうだ。
これらのユリは園芸品種として流通しているが、シンテッポウユリとタカサゴユリは種で増えるので野生化しやすく交雑しやすいので野良ユリは交雑種だと考えれば良い。繁殖力が高い上に雑草として処分されにくい事から、全国各地で勢力を拡大していて広島の実家でも年々数を増やしている。
環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されていることもあり、増やしたり移植することは原則御法度だ。
対策は花が落ちて莢が出来たら熟して種が出来る前に摘み取れば良く、ユリはネコにとって猛毒なので切り花は家に持ち込めない。
連作障害が有って何年かすれば咲かなくなるだろうが、しばらくは楽しませて貰えそうだ。
最近アチコチで見かける野良ユリだが、きれいだし何か縁を感じて抜かずに放置していたら今夏も立派な花を咲かせた。
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このユリは何ユリだろうと思って調べたら、シンテッポウユリでタカサゴユリとテッポウユリの交雑種とのこと。
テッポウユリは真っ白い花だが、一回り小ぶりで4-6月に咲き、主に球根の分球で殖える。日本固有種だが九州南部から南西諸島に自生するだけで神奈川はおろか本州には自生しない。画像は拾いものだ。
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タカサゴユリは台湾原産、日本には大正時代から園芸品種として持ち込まれ、見た目の特徴としてはテッポウユリより大ぶりな花だがピンクの筋が入り、真夏に咲き、種で殖え成長が早い。画像は自宅近所で見つけたものだが、野良だと思うのでタカサゴユリの特徴がよく出た交雑種だろう。
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シンテッポウユリはテッポウユリの白さと、種で殖え1年で咲くというタカサゴユリの繁殖力を求めて改良した園芸品種だ。
発表は1928年というから100年以上の歴史を持ち、今も改良が続いているそうだ。
これらのユリは園芸品種として流通しているが、シンテッポウユリとタカサゴユリは種で増えるので野生化しやすく交雑しやすいので野良ユリは交雑種だと考えれば良い。繁殖力が高い上に雑草として処分されにくい事から、全国各地で勢力を拡大していて広島の実家でも年々数を増やしている。
環境省の「生態系被害防止外来種リスト」で「その他の総合対策外来種」に指定されていることもあり、増やしたり移植することは原則御法度だ。
対策は花が落ちて莢が出来たら熟して種が出来る前に摘み取れば良く、ユリはネコにとって猛毒なので切り花は家に持ち込めない。
連作障害が有って何年かすれば咲かなくなるだろうが、しばらくは楽しませて貰えそうだ。