ふと現行の単車に乗りたくなった。
神戸に居た頃は行きつけのショップに試乗車が有って新型について行けたが、横浜ではそんなショップは無いまま今に至ってしまった。
結局、15年落ちの2007年式ER-6fが自身の最新型というのも何となく寂しいものを感じる。
で、箱根のバイクパラダイスに行ってみた。ここでは場所代500円を払えば1時間レンタル3,000円ガソリン込みで現行モデルから選ぶことが出来る。
手続きもすぐに終わるし保険関係はレンタカー同様で試乗車を借りるより気楽である。
場所代を払ってからレンタルバイク受付でNinja1000 2019年式を申し込んだ。Z900RS、MT09と迷ったが、やはりカウル有りのスーパースポーツが好みなのだ。
貸し出し中とのことで手続きや操作説明含め40分後に引き渡された。待ってる間にYouTubeの説明を見ておくのがポイントだ。
何度見てもこの太さが気にいらない。GPZ900Rと同じバックボーンフレームならもっと細くて良いと思うのだが、ペリメータフレームのZZR1100より太く進化している。
前後長は短く塊感が強く、後ろは存在感が強いマフラーでバランスを取っているのだろう。音は低音が効いてマフラー交換の必要性は感じない。
芦ノ湖スカイラインを走ることにして乗り出したが、最初に感じたのは足周りの動きの良さとシートの乗り心地。これはER-6fが悪すぎるだけでこれくらいが普通かも。良く動くリヤサスに替えたいと改めて感じた。
次はピックアップと回転落ちの速さでキャブの操作ではギクシャクしてしまう。オートシフターが普及するのが納得出来る。
加速はGPz1100よりZZR1100より上。正直眼がついて行かないので全開は出来ず7,000くらいしか回せなかった。
ただ、芦ノ湖スカイラインだと6速固定で流せるし、3速でも4速でも大差ない感じでかなりギア比が低い。
ストファイのZ1000ならこれで十分だろうがハイスピードツアラーのNinjaでこれはどうなのか?
ZZR1400との住み分けだろうが、ZZR1100の200km以上の無敵感は味わえないと思った。
ハンドリングはER-6fが重たくなっただけだが、良く動くサスのおかげで平和だし落ち着きはある。グイグイ曲がるタイミングとそうでなく曲がらない時の差がはっきりしていて1時間のレンタルでは上手く乗れなかった。今時はこうなんだろう。
予報より数時間早く雨が降り出したのでタイムリミットより早く返却したが、雨でもサスが良く動くしブレーキも意のままに使えて走りやすかった。
現時点で1台に集約するならコレだろうという車両に乗ってみたわけだが、今の2台体制が良いという結論だった。2台とも課題は有って機能してないが、パワーと操った充実感ならGPzが有るし、何の気遣い無しにロングに出てマイペースで走れるERが有る。互いに補完してるし良い組み合わせだ。
ちなみにNinja1000は令和元年式で乗った単車で三元号制覇を達成した。次はどの令和元年最新型に乗ってみようかな?という気になっている。
帰って呑んだのはAsahi THE RICH
冷凍庫でキンキンに冷やして美味し。ただ300km規定クリアのビールが好いなw
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