ER-6fが納車になった。
手続きでは神奈川県ではバイクにも防犯登録が必要な事にビックリ。当たり前でしょと返されたが最近はそうなのだろうか?
ともあれ我が誕生日が登録日なのは良縁の証。 ザッと見てダメだったポイントは全て新品に交換済みだったのは高ポイントだ。説明を受けあれは交換時期でしたね。助かりますと思わず言ってしまった。長期在庫のER-6fよりDトラの方が売れるだろうし互いにwinwinだったに違いない
乗り出して最初に感じたのはホンダっぽい外観と裏腹にエラいガサツって事。 3000前後にカウルが共振するポイントが有り街乗りではその辺りを頻繁に使うのでしょっちゅうバーっと鳴っている。FIのドン付きは巧みに消されて影を潜めているが低速域のレスポンスは正直過敏と言っても過言ではなくパワーが無いから相殺されている感じ。前に乗っていたTRX850+FCRの方がはるかに穏やかで扱いやすい。
第三京浜で帰ったのでいきなり高速テストになった。 ガサツポイントを抜けて8000辺りまでが2気筒の本領発揮ゾーンで鼓動感を伴って軽やかに吹け上がる。不快な振動や共振音も形を潜め、吸気音とギヤ鳴りと排気音が渾然一体になって気分を高めてくれるのでウヒョーって顔がにやけてしまう。
社外サイレンサーとECUでフルパワー化出来るらしいがこの仕上がりなら後回しでよい。速度域はTRX850より20km位低いし、暴力的でも速くもないが色んな国内規制に縛られた4気筒よりよほど面白い。
8000近くから振動が顔を出し苦しげになってくる。 レッド11000でそこまで回せば200kmちょいって所だろうが面白くないので回さなかった。これが4気筒だったら許せない特性だが2気筒なら許せる。車体は平穏でエンジンに勝っていそうだ。気持ち良い速度域で言えば我がGPzの40kmマイナスといった所で完調の空冷GPz750相手でも厳しいかも。
不満に感じたのはブレーキと積載性。ブレーキは握り込めば効くが眠くてDトラのブレーキ強化仕様よりフィーリングが悪い。長期在庫なので乗り込めば改善するかもしれないがOHを考えるレベルだ。積載性に至ってはどうやって荷物を積むかを楽しみにするレベルだった。
某ガレージで納車自慢をした後に自宅で単車小屋へ納めた図。Dトラなら余裕があるがこの絵でGPzを押した状態でなんとか4台を納めた。Dトラがいかにスリムだったかよくわかる。
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