Dトラも15年選手になってリフレクターやレンズの白内障がかなり進行していたのでLED装着に先だって治療を行った。

治療といってもパーツクリーナと柔らかい布でレンズとリフレクターに焼き付いた埃をぬぐい取るだけだが、下手に力任せにこすり上げるとリフレクターのメッキが剥がれるので、根気よくさすってあげないとダメだ。

右半分だけ拭き上げたときの差はこんな感じになる。画像で見た以上にはっきり違いがあり、リフレクターの反射がはっきり分かるようになってくる。

全て拭き終えるとお目々ぱっちりになった。体感光量150%アップだwww
次はローの立ち消え、ハイ不点灯対策だ。
これはバッ直リレーが一番臭くハイ、ロー用のリレーを入れ替えたら、モトイージ起動不良のハイ点灯が起き始めたのでロー側のリレー不調があっさり確定だと思った。ロー側リレーを手持ち新品に変えたら起動不良が収まったので一件落着のつもりだった。立ち消えもこれで説明がつく。
ただ、ハイロー切り替え時の不点灯は残っていてハイ側のリレーも新品に交換したが解消に至らず。
SWの操作が早いと起きやすくゆっくり変えると起きない傾向があり、押し下げながらゆっくり切り替えるとハイ、ロー同時点灯するポイントが有ってローに切り替わる。素早く操作するとハイ、ロー共に瞬断して自己保持出来ない様だ。
よって次はSWとモトイージ回路関連が怪しい。
モトイージの回路はバイパス出来るように配線したのを思い出しバイパスしてみた。するとどんな操作でもハイロー切り替えで消えることなく完璧である。元々使っていたリレーに戻しても全く問題無いので、バッ直リレーは無罪だった。
モトイージ用のリレーは手持ちが無く交換出来ないのでハンダ割れが無いかをチェックしたが問題無し。
ハンドルSWは裏蓋を開け、中のSW基板の取り付けねじを緩めてから、パーツクリーナを大量投入して埃と接点グリスの混成物を洗い流した。本来はバラして部品を清掃してから導電性グリスを薄く塗って組み上げるのだがバネが飛んでったりと面倒なのだ。
乾燥したらSWを操作しながら接点復活材を接点めがけてスプレーしSWの手応えが戻ればOK。飛び散った接点復活材を拭き取って終わり。で、問題は解決した。
要はSWの中間付近にゴミでも溜まって抵抗が多い部分が出来たのが原因だった。早く軽く操作したときに瞬断して自己保持しなかったという事らしい。立ち消えは原因不明だが、LEDは電圧変動に強そうなので大丈夫だと思う。