活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

ユズ湯と柚子胡椒

2012-12-21 16:10:56 | 活版印刷のふるさと紀行

 きょうは『冬至』、家人がかぼちゃとユズを買ってきました。五月の節句の菖蒲湯と冬至のユズ湯はハズセナイ我が家の行事ですから、そうか『ユズ湯の日』かと楽しい気分に。

 ユズは徳島のスダチや大分のカボスのように圧倒的に生産の多いところはなくて、比較的全国どこでもとれるところからユズ湯は全国的に定着した行事なのでしょうか。たしか江戸時代からと聞いています。

 私の場合、ユズは『柚子胡椒』ファンとして、かなり、ご厄介になっています。

 もう、10年ぐらい前になるでしょうか。五島に取材に行ったとき、福江で山の上の料理茶屋に案内されました。囲炉裏で五島牛やトレトレの魚介を串焼きにして頬張る豪快な店でした。その締めに五島うどんが供されたのですが、そこで柚子胡椒と初対面したのがはじまりでした。

 とたんにすっかり気に入って、おみやげに求めて帰ったのはもちろん、それから二度、三度、茶屋から取り寄せました。その後、東京でもあちこちで柚子胡椒を見かけるようになりました。大分産あり、福岡産あり、長崎産ありで、なぜか九州産です。

 私がいちばん気に入っているのは初恋ヨロシク福江島産で、次は羽田空港で売っている大分前津江産でしょうか。突然思い出しました、「ユズの大馬鹿十八年」でしたっけ。

 

 

 

 

 

 

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