私的図書館

本好き人の365日

今年の課題図書

2005-08-07 22:38:00 | 日々の出来事
さすが夏休みですね*(山)**(波)*

今日立ち寄った高速道路のサービスエリア。
朝の8時から人、人、人! 車、車、車*(びっくり2)*

トイレに行くと、女性の長い列が通路をふさいでいて、たどり着くのも大変*(汗)*

それを押し分け、なんとか軽い食事をとって、飲み物を確保して、ようやく車まで戻りました。

本当、みんなどこに行くんだろう?

こちらは高速に乗ったものの、通行料400円の近場まで買い物*(音符)*
甥っ子たちが遊びに来ているので、騒がしいったらないです。

ついでにのぞいた本屋さんでは、さっそく今年の「課題図書」を立ち読みしてきました☆

徒然草の中から現代に生きる知恵を読み取ろうとする齋藤孝先生の本や、構造主義を簡単にわかりやすく解説した本。
TV番組やCMなどの映像を疑って見直してみようという変わった趣向の本や、戦没学生の手記を集めた『きけわだつみのこえ』などなど。

なかでも面白かったのは、TV番組などの映像を疑って見てみようという本で、作り手側の裏事情が載っていて楽しい*(音符)*

例えば保険会社のCMで、川に思いがけず落ちてしまうゾウの映像を使ったものがあります。(人生なにが起きるかわからないといった趣旨)

あれはもともと、川に落ちるゾウの映像があって、それが面白いので、後から調教師に依頼して、二匹のゾウを用意し、鼻をからめて川から引き上げる映像をあらためて撮ったんだとか。
さらに別にいかにも親子らしい体格の二匹が歩いていく映像をつなげて(もちろん血縁関係ナシ)、川に落ちた家族を助けたような印象を与えているんだそうです。

あとドキュメンタリー番組で、人跡未踏の地を訪ねた時、どんな場所か分からないため、行きの道中の映像はあとで撮影することにして、とりあえず風景などには目星をつけておく。
無事、目的の場所の撮影を終えた帰りの道中で、ところどころでバスを逆に走らせ、いかにも「これから行く所です」という映像を撮って、あとで本編の前に挿入するという方法をとったんだとか。

なるほどね~、面白い*(星)**(キラキラ)*

こういう本好きだなぁ*(ハート)*

さて、高校生諸君はどの本を選ぶのか?
読書感想文って夏休みの宿題の中で一番好きでした。
いつもギリギリ最後にならないとやらなかったんですけどね(笑)