ブタの尻尾って食べたことあります?
棒に刺して石炭の上であぶると、あぶらがジュージューいって、とっても美味しいんだそうです☆
でもブタの尻尾ってそんなに食べるところありましたっけ?
ブタの尻尾から、ヒッコリーの木でいぶしたシカ肉のくん製、木の樹液から作る”かえで糖”に、ヘイスティ=プディング*(音符)*
今回は、そんな素朴で美味しそうな食べ物が続々登場するアメリカ西部開拓時代の物語*(びっくり2)*
ローラ=インガルス=ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズ、
『大きな森の小さな家』をご紹介します☆
NHKの教育放送でよく観てました!
海外ドラマとして放送していましたよね。
たのもしいお父さんと、優しいお母さんのそろったインガルス一家が、とってもうらやましかったのを憶えています*(ハート3つ)*
TVドラマも面白かったけれど、原作もまた、それとは違った魅力がいっぱいつまっているんですよ*(星)**(キラキラ)*
とにかく、その生活描写がスゴイ!
西部開拓時代で、未開の地に進出して行こうというのだから、家も、服も、食べ物だって、ほとんどを自分達で調達しなくちゃならない。
森の木で丸太小屋を作り、家畜を飼い、小麦を育てて、森で狩りをする。
時には熊も食卓にのぼったりするワイルドな環境!
「わたし熊の肉だ~い好き!」
なんて言う女の子がはたして今いるだろうか(笑)
飼っているブタを殺す時には、さすがにベットで耳をふさいでいる主人公の女の子、ローラも、さすがは開拓者の子。
お父さんがブタの肉を切り分け、あまった膀胱(!)を小さい白い風船みたいにふくらましてくれると、さっそくそれをおもちゃにして遊んだり、ブタの尻尾をあぶってかじったりと、たくましいたくましい☆
一匹のブタから、ハムにソーセージ、塩漬け肉にラードに頭肉のにこごりと、さまざまな食糧を取り分けていく手際の見事さ!
牛乳からお母さんがどうやってチーズを作っていくのかも、詳しく描写されていて、とっても面白い!
TVゲームなんかなくったって、お父さんとお母さんのやることを見ているだけで、ローラの一日は忙しく、そしてとっても楽しく過ぎて行きます*(ハート3つ)*
ローラたちの暮らすのは、文明から遠く離れたアメリカ西部の草原と湖に囲まれた大きな森の中。
町どころか、ローラは家が二軒並んで建っているのさえ、見たことはありません。
森の暮らしはやることばっかり!
冬の蓄えのために食べ物を集め、薪を運び、水をくむ。
洗濯をして、アイロンをかけ、服を縫ったり、帽子を作ったり。
時には木の樹液か作る”かえで糖”のキャンディーや、熊さんから横取りしたハチミツなんかにもありつけたりするので、森での暮しもけっして悪くなさそう。
夜になるとお父さんの話してくれる物語に耳を傾け、決まって演奏してくれる、バイオリンの音色に包まれて眠りに落ちる*(音符)*
かたわらには、繕い物をしているお母さんの姿があり、暖炉の火はあたたかく燃え、猫のブラック=スーザンと犬のジャックが仲良く寝そべっている。
厳しい自然の中で、家族を守り、食べるために動物を殺し、その恵みに感謝して生きているインガルス一家。
そんなインガルス一家のとってもシンプルな生き方に、読んでいてすごく共感できました*(星)**(キラキラ)*
お母さんが東部の洋裁店で仕立させたきれいなモスリンのドレス。
おじいさんの家でみんなで踊ったダンス。
クリスマスのプレゼント。
厳しい生活の中でも、楽しむことを忘れないお父さんとお母さんがイイ*(ハート3つ)*
子供にとって一番大事なのは、人生を楽しんでいる親の姿なのかもしれませんね。
トウモロコシのしんに布を巻いただけの人形を本物の友達のようにあつかうローラを見て、なんだかたくさんのおもちゃを買い与えてもらっている今の子供たちの方が貧しく見えてしまいました。
大きな森の小さな家で暮らすローラとその一家の一年の生活を描いた物語。
とっても読みやすく、親子で読むと、いっそう楽しめると思いますよ*(音符)*
TVドラマを観ていた方も、今回初めてという方も、原作の魅力を一度体験してみてはいかがでしょう。
この本では、ローラはまだまだ幼い子供ですが、ローラがやがて成長し、妻となり、母となっていくその後のお話は、「大草原の小さな家」シリーズとして出版されています。
ですが、まずは、このお話から☆
ローラ=インガルス=ワイルダー 著
こだま ともこ 渡辺 南都子 訳
講談社 青い鳥文庫
棒に刺して石炭の上であぶると、あぶらがジュージューいって、とっても美味しいんだそうです☆
でもブタの尻尾ってそんなに食べるところありましたっけ?
ブタの尻尾から、ヒッコリーの木でいぶしたシカ肉のくん製、木の樹液から作る”かえで糖”に、ヘイスティ=プディング*(音符)*
今回は、そんな素朴で美味しそうな食べ物が続々登場するアメリカ西部開拓時代の物語*(びっくり2)*
ローラ=インガルス=ワイルダーの「大草原の小さな家」シリーズ、
『大きな森の小さな家』をご紹介します☆
NHKの教育放送でよく観てました!
海外ドラマとして放送していましたよね。
たのもしいお父さんと、優しいお母さんのそろったインガルス一家が、とってもうらやましかったのを憶えています*(ハート3つ)*
TVドラマも面白かったけれど、原作もまた、それとは違った魅力がいっぱいつまっているんですよ*(星)**(キラキラ)*
とにかく、その生活描写がスゴイ!
西部開拓時代で、未開の地に進出して行こうというのだから、家も、服も、食べ物だって、ほとんどを自分達で調達しなくちゃならない。
森の木で丸太小屋を作り、家畜を飼い、小麦を育てて、森で狩りをする。
時には熊も食卓にのぼったりするワイルドな環境!
「わたし熊の肉だ~い好き!」
なんて言う女の子がはたして今いるだろうか(笑)
飼っているブタを殺す時には、さすがにベットで耳をふさいでいる主人公の女の子、ローラも、さすがは開拓者の子。
お父さんがブタの肉を切り分け、あまった膀胱(!)を小さい白い風船みたいにふくらましてくれると、さっそくそれをおもちゃにして遊んだり、ブタの尻尾をあぶってかじったりと、たくましいたくましい☆
一匹のブタから、ハムにソーセージ、塩漬け肉にラードに頭肉のにこごりと、さまざまな食糧を取り分けていく手際の見事さ!
牛乳からお母さんがどうやってチーズを作っていくのかも、詳しく描写されていて、とっても面白い!
TVゲームなんかなくったって、お父さんとお母さんのやることを見ているだけで、ローラの一日は忙しく、そしてとっても楽しく過ぎて行きます*(ハート3つ)*
ローラたちの暮らすのは、文明から遠く離れたアメリカ西部の草原と湖に囲まれた大きな森の中。
町どころか、ローラは家が二軒並んで建っているのさえ、見たことはありません。
森の暮らしはやることばっかり!
冬の蓄えのために食べ物を集め、薪を運び、水をくむ。
洗濯をして、アイロンをかけ、服を縫ったり、帽子を作ったり。
時には木の樹液か作る”かえで糖”のキャンディーや、熊さんから横取りしたハチミツなんかにもありつけたりするので、森での暮しもけっして悪くなさそう。
夜になるとお父さんの話してくれる物語に耳を傾け、決まって演奏してくれる、バイオリンの音色に包まれて眠りに落ちる*(音符)*
かたわらには、繕い物をしているお母さんの姿があり、暖炉の火はあたたかく燃え、猫のブラック=スーザンと犬のジャックが仲良く寝そべっている。
厳しい自然の中で、家族を守り、食べるために動物を殺し、その恵みに感謝して生きているインガルス一家。
そんなインガルス一家のとってもシンプルな生き方に、読んでいてすごく共感できました*(星)**(キラキラ)*
お母さんが東部の洋裁店で仕立させたきれいなモスリンのドレス。
おじいさんの家でみんなで踊ったダンス。
クリスマスのプレゼント。
厳しい生活の中でも、楽しむことを忘れないお父さんとお母さんがイイ*(ハート3つ)*
子供にとって一番大事なのは、人生を楽しんでいる親の姿なのかもしれませんね。
トウモロコシのしんに布を巻いただけの人形を本物の友達のようにあつかうローラを見て、なんだかたくさんのおもちゃを買い与えてもらっている今の子供たちの方が貧しく見えてしまいました。
大きな森の小さな家で暮らすローラとその一家の一年の生活を描いた物語。
とっても読みやすく、親子で読むと、いっそう楽しめると思いますよ*(音符)*
TVドラマを観ていた方も、今回初めてという方も、原作の魅力を一度体験してみてはいかがでしょう。
この本では、ローラはまだまだ幼い子供ですが、ローラがやがて成長し、妻となり、母となっていくその後のお話は、「大草原の小さな家」シリーズとして出版されています。
ですが、まずは、このお話から☆
ローラ=インガルス=ワイルダー 著
こだま ともこ 渡辺 南都子 訳
講談社 青い鳥文庫