私的図書館

本好き人の365日

祝・『狐笛のかなた』舞台化

2009-04-15 11:56:00 | 本と日常
上橋菜穂子さんの小説『狐笛のかなた』がこのほど舞台化されるそうです。

嬉しい♪

『精霊の守人』『獣の奏者』と、作品が次々にアニメ化され、文化人類学を研究されている大学の先生でありながら、小説家としても注目されている上橋菜穂子さん。

実は、私が上橋菜穂子さんの作品の中で一番好きなのが、この『狐笛のかなた』なんですよね。

”狐笛”(こてき)と呼ばれる笛に操られ人間の使い魔として生きる霊狐、野火。

人の心の声が聞こえてしまう不思議な力を持つ少女、小夜。

人間の権力争いの駒として呪いにしばられた少年、小春丸。

まだ原野の残る自然豊かな古の日本を、運命に翻弄されながらも三人の魂が駈け抜けて行く…

私は野火のファンです!

今回舞台化するのは、上橋菜穂子さんの作品を読んで、この『狐笛のかなた』をぜひ舞台にしたいと旗揚げされた、劇団<風ノ環~fu-ring~>。

中野・ザ・ポケットという劇場で、2009年9月9日から公演予定だとか。

音や匂い、風景を舞台化することに挑戦するとかで、とってもワクワクしています。

でも、中野ってことは東京かな?

観に行きたいけれど遠いなぁ…

自分は行けなくても、多くの人に知ってもらえれば、ファンとしては嬉しいのでここで宣伝です。

お近くの方、よろしかったらどうぞ足をお運びになって下さい☆