私的図書館

本好き人の365日

2011年ベストセラー

2011-12-02 22:02:00 | 本と日常

12月になりましたね。

書籍の取次ぎなどを行う会社トーハンが、2011年度の年間ベストセラーを発表しました。

1位 『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉 (小学館)

2位 『体脂肪計タニタの社員食堂 500Kcalのまんぷく定食』 (大和書房)

3位も同じく「タニタ」のレシピ本(続編)、4位にサッカー選手長谷部誠の『心を整える。』(幻冬舎)、5位に『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら』岩崎夏海(ダイヤモンド社)が入りました。

文芸書が1位って、『謎解きはディナーのあとで』売れましたね~
「本屋大賞」受賞作。私は立ち読みで少しだけ読んで、TVドラマも初回を見ただけ。
ミステリーは苦手なんですよね~
2位の「タニタ」は昨年も3位に入っていましたし、『もしドラ』は昨年1位だった作品。全体的に去年から売れ続けている作品が多いかな?
去年の年末に発売され話題になった、齋藤智裕(水嶋ヒロ)さんの『KAGEROU』(ポプラ社)は7位。今年の10月に亡くなったアップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏の伝記『スティーブ・ジョブズ(1・2)』ウォルター・アイザックソン/井口耕二訳(講談社)は発売からたった一ヶ月少しで15位でした。
文芸部門では『謎解きはディナーのあとで』が1位。『KAGEROU』が2位。文庫総合部門では角田光代さんの『八日目の蝉』(中央公論新社)が1位。

トーハンのベストセラーなので、どこまで読者の好みが反映されているのかは怪しいところですが、個人的な感想としては、去年と代わり映えのしない面々…
『もしドラ』は読みましたが、ストーリー自体はおまけみたいなもので、あくまで「ドラッガー」紹介本。これなら本物の「ドラッガー」を読んだ方がいいと思うのですが、AKB48関係だから?
スティーブ・ジョブズ氏の伝記と、長谷部選手の『心を整える。』はちょっと読んでみようかな…