私的図書館

本好き人の365日

やなせたかし 『絶望の隣は希望です!』

2012-09-13 23:33:23 | 日々の出来事

そろそろ衣替えの準備をしようと、長袖シャツを新調しました。

といっても安売り量販店の一枚千円ちょっとの商品。

キャベツと白菜が豊作で値崩れしていると聞き、先週くらいからずっと食べています。

千切りにしてサラダにしたり、シチューに入れたり、もう少ししたらお鍋にも入れられるかな?

電気料金の値上げに、所得税増税、消費税の値上げと、生きているだけでどんどん出費が増えていきますからね。

今年はとうとうエアコンも扇風機も購入することなく夏を乗り切りました。

無ければ無いなりになんとかなるもんです。

先月の電気代は、2374円

一人暮らしだとこんなもの?

冷蔵庫はしかたがないとしても、電子レンジとかはけっこう使うからなぁ。

ケチケチする節約は性に合わないけれど、電灯をこまめに消すとか、TVはコンセントから抜くとか、一応節電の努力はしています。

原発事故もまだ先が見えない状態ですからね。

節電が節約になれば家計も助かるし。

 

本も本屋さんで買わずに、図書館を利用。

今週読んでいるのは、森見登美彦さんの『ペンギン・ハイウェイ』(角川書店)と、田中栞さんの『古本屋の女房』(平凡社)

『ペンギン・ハイウェイ』は、小学校四年生の語り口が可笑しいし、『古本屋の女房』は、古本屋で育つ子供たちの成長が楽しい♪

父親に頼まれてブックオフに”せどり”に出かけたり、母親の古本屋巡りに付き合ううちに、小学生とは思えない古本の知識を身に付けた長女(苦笑)

『ペンギン・ハイウェイ』は小説ですが、『古本屋の女房』はノンフィクションです☆

 

角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-05-29

 

 

 

 

 

 

平凡社
発売日:2004-11

 

 

 

 

 

 

その他、立ち読みで済ませたのは。

 

マンガ家、やなせたかし著

『絶望の隣は希望です!』(小学館)

 

小学館
発売日:2011-09-26

 

 

 

 

 

 

柴咲コウ、真木よう子、手島しのぶ主演で映画化が決まった益田ミリさんの人気マンガ、

『結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日 』(幻冬舎文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

やなせたかしさんの半生はまさに波乱万丈。

代表作がなく、マンガ家として苦悩していた時代。

そんな中、60歳を過ぎてからの「アンパンマン」のヒット。

戦争を体験し、一夜にしてそれまで信じていた正義がひっくり返ったこと。

その中で、「お腹を空かしている人を助けることこそ時代をこえた正義だ」とアンパンマン(自分の顔をちぎって人を助けるアンパンのヒーロー)が誕生したこと。

戦時中の体験として、戦地で地元の中国人と仲良くなり、「いま日本は中国と戦争をしているんだぞ」というと、「それは上海の連中が勝手にやっていること。俺たちは関係ない」といわれたエピソードなど、マンガ以外にも興味を引かれる内容がたくさん書かれていました。

 

益田ミリさんのマンガは、肩の力を抜いて読めるので好き。

だから今回の映画化も楽しみなんです♪

女性の本音が垣間見えるのも魅力なんですよね。

 

今年はおかげさまで夏風邪も引かず、体調よく過ごすことができました。

自然のまま汗をかいて風で涼むって生活が、もしかしたら体の負担を軽減してくれたのかも。

その代わり、汗をかくので洗濯物がたまり、毎日のように洗濯して、保冷剤や冷感グッズ使いまくりでしたけどね(苦笑)

節電してお金を貯めて、来年は扇風機買うつもりです☆