すっかり秋らしい空になって、朝晩も過ごしやすくなりました。
頭をたれた稲穂も刈り入れを待つばかり。
スーパーには葡萄や松茸も並び、いよいよ実りの秋本番といった感じでしょうか(松茸は高くて買えませんけどね)
秋は食べ物もおいしいですが、何といっても「読書の秋」
最近読んだ本を羅列していきたいと思います。
冲方 丁 『天地明察』上・下(角川文庫)
喜国雅彦 『本棚探偵の冒険』(双葉社)
尾田栄一郎 『ONE PIECE THE 17TH LOG "SABAODY"』(集英社)
杉作 『猫なんかよんでもこない。』(実業之日本社)
清家雪子 『まじめな時間(1)』(アフタヌーンKC)
J・K・ローリング 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(文庫版)』3-1、3-2(静山社)
よしながふみ 『きのう何たべた?(1)』(モーニングKC)
まずは「ハリー・ポッター」シリーズを文庫シリーズ化している静山社、解説は西村知美でいいの!? ほんとに売る気はあるの? いったい「ハリ・ポタ」をどこへ連れて行く気?
文庫第3弾の解説を、西村知美さんが書いてみえるのですが、もう不安でいっぱいです。
静山社はどうしてしまったんでしょう…
いまいち「ハリ・ポタ」の文庫化が盛り上がらない原因は、ファン心理がわかっていないのと、コレクションとしての魅力がないからだと思うのですが。
単行本の表紙イラストを縮小版で全部並べてカラーページで付けて!
ロンの家「隠れ穴」の見取り図ってのはどう?
せめて作者のインタビューとってきてよ!
不安でいっぱいですが、これからまだまだ出る文庫化シリーズを見守っていきたいと思います。
『まじめな時間(1)』はコミックですが、ある日思いもよらず事故死してしまった高校生の女の子が主人公。
最初っから幽霊(?)です。
死んでみてわかったのは、そこらじゅうに死んだ人の霊がいて、会話をしたり飛び回ったりしているってこと…
どうやら成仏するまでの期間、人間の魂は現世にとどまるらしい…
そんな奇抜な設定で展開する、自分の死を見つめる物語。
友人たちの態度。両親の思い。弟や、片思いの相手。そして、霊として主人公に接する様々な原因で死んでしまった人々。
死んでからわかるさまざまな思いや相手の気持ちに、もう答えられない自分がもどかしい。そんなこと、死んでからわかったって何にもならない…
そして、負の感情に支配された怨霊たち。
すべてを失った時に初めて見えてくるもの。生きていなければ伝えられない思いや気持ち。
2巻完結だそうなので、早く続きを手に入れたいと思っています。
ちょっと涼しくなったので、衝動的に食べたくなって、2、3日前にすき焼きを作りました♪
暑い夏にはちっとも食べたくなかったのに、食欲とは不思議なものです。
あぁ、久しぶりの牛肉がおいしかったよ~
これからは鍋や炊き込みご飯が美味しい季節ですよね。
『きのう何たべた?』を読んだからそう思うのかな?
こちらはゲイのイケメン弁護士さんが、美味しそうな料理をたくさん作ってくれます♪
スーパーで底値を確認するとか、炊き込みご飯と豚汁だとゴボウがかぶるから味噌汁にするとか、いちいち共感できてうなずいてしまう(苦笑)
こんなこと書いていたら、本当に炊き込みご飯が食べたくなってしまいました。
明日あたり、作ってみようかな?