私的図書館

本好き人の365日

『図書館の神様』

2009-09-23 00:01:00 | 本と日常
スーパーで「抹茶おはぎ」なるものを見つけて戦って来ました。

…食欲と。

おはぎが出回る季節。
もうお彼岸なんですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」

と言われますが、確かにずいぶん涼しくなって来ました。

今日、23日は秋分の日。

昼と夜の長さが同じになる日です。

この日を境にどんどん夜が長くなって、読書にはもってこい!

ということで、何冊か手に入れて来ました☆

まずはイギリスのファンタジーの女王、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品。

*(キラキラ)*『魔法泥棒』*(キラキラ)*

歴史上の重大事件を様々な形で解決してきた英国の魔法使いたち。

チェルノブイリは少し危なかったけれど、ヒトラーもスペインの無敵艦隊も、彼らが追っ払った。

ところが最近、地球の産業技術が異世界の連中にこっそり盗まれているらしいことがわかって…

2冊目は同じく英国の作家、クリス・ダレーシーの「龍の住む家」シリーズ待望の第4巻。

*(キラキラ)*『永遠の炎』*(キラキラ)*

命を持った陶器の龍たち♪

巻を追うごとに新しい展開を見せてくれるこの物語。
今回は前巻より5年後の世界です。

3冊目はこれまたシリーズ物。
川原泉のマンガ、

*(キラキラ)*『ブレーメンⅡ 第3巻』*(キラキラ)*(文庫版)

宇宙船ブレーメンⅡの乗組員は、なんと動物!?

ゴリラにヤギにニシキヘビ(?)が宇宙船を動かしてる!?

そう、彼らは人手不足解消のために、人工的に手を加えられて人間並みの知能と感情を持った働く動物たちなのです。

そんな船員たちを率いる船長は99.999999999%の確率で全ての仕事をこなすもっとも誤差の少ない優秀な宇宙飛行士、通称イレブン・ナインこと、キラ・ナルセ(日系地球人。最年少女性船長。実家は長崎。性格おおらか。無頓着。お人好し)

…これまでの川原マンガとはちょっと一線を画す作品ですが、船長に輪をかけてお人好しの動物くんたちが魅力的です♪

4冊目は瀬尾まいこさんの、

*(キラキラ)*『図書館の神様』*(キラキラ)*(ちくま文庫)

高校に赴任した国語講師の女性が、不承不承ながら文芸部の顧問をまかされます。

しかし、部員はたった一人。

主な登場人物は…
不倫相手の浅見さん。
しょっちゅう実家から遊びに来る弟。
そしてたった一人の文芸部員、垣内くん。

それぞれに抱え込んだものがありながら、共に過ごしていく時間。

この本は読み始めたら止まらなくて、最後まで読んでしまいました。

しかも本の中に登場する、夏目漱石の『夢十夜』という作品がどうしても読みたくなって、これも買って来てしまった…

『夢十夜』は「こんな夢を見た」で始まりますが、ちょっと怖いお話になっています。

これから週末にかけて、旅行に出かけるので、この『夢十夜』は旅先に持って行くつもりです。

高野山で上杉謙信や景勝、石田三成などの墓碑を見て来たいと思っています。

一度行ってみたかったんですよね☆

温泉にも入ってくる予定です♪

無事に帰ってこれたらまた報告します。


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