買物のついでに寄った本屋さん。
そこで高柳佐知子さんのイラストが満載された、
『「赤毛のアン」ノート』 (ちくま文庫)
という本を見つけました♪
しばらく絶版だったものに、書下ろしを加えた文庫オリジナル版だそうです!
高柳佐知子さんの本はいくつか持っているので、見覚えのあるイラストや読んだことのあるエッセイもありましたが、それ以外にもいくつか初めて見るイラストやエッセイが載っていて、すごく欲しくなりました。
でも定価880円(税抜き)?
文庫で?
カラーイラストが載っているから高いのかなとも思ったのですが、隣にあった 『トーベ・ヤンソン短編集 黒と白』 (ちくま文庫) も定価880円(税抜き)!!
た、高すぎるよ、ちくま文庫~
ちなみにちくま文庫はトーベの短編集を以前にも出版しているけれど、今回発売された『トーベ・ヤンソン短編集 黒と白』は、ちょっとシニカルな大人の魅力が満載なんだとか。
これも買うのはあきらめ立ち読みで済ませることにしました。
う~ん、残念。
立ち読みしてきたのは今月発売されたばかりのコミックエッセイ、井上純一さんの、
『中国嫁日記(二)』 (エンターブレイン)
中国出身で20代の奥さんと、40代でオタクな日本人の旦那さんが繰り広げる、日中友好ギャクマンガ的生活記録!(笑)
ようやく2巻が発売されました。
今回は東日本大震災の体験記や、奥さんの両親を連れての中国旅行のあれこれ、さらにプロポーズにいたるまでの過去のエピソードが収録されています。
日本語学校に通う外国人の人々が震災時、どんな行動を取り、どんなことを思っていたのがうかがえる貴重な資料にもなっています。本国に引き上げる人、日本に残って頑張り続ける人。帰宅困難な中、長蛇の列に整然と並ぶ日本人に驚いたり、水や食糧を高く売りつけないお店にさらに驚いたり。
原発の爆発後、日本を脱出すようにすすめる両親、親族からの電話を、「自分は日本に残る…」と断り続けるのが辛かったというエピソードには思わず涙が…
もちろんほとんどは日本と中国の文化の違いや、日本語を勉強中の奥さんのカン違いで生じる爆笑エピソードです☆
中国(東北人)のプロポーズのイメージって、男の人が肩ヒザを着き、花や指輪を女の人に捧げて愛の言葉をささやく、ロミオとジュリエットみたいなイメージなんですね!
中国人男性って大変だぁ(苦笑)
今月買う予定なのは、もう発売されている、日本語学校に通うユニークな生徒とそれに立ち向かう凪子先生を描いた人気シリーズ、蛇蔵&海野凪子 著、
『日本人の知らない日本語3 祝! 卒業編』 (メディアファクトリー)
発売日は過ぎているのに、田舎の本屋さんだからまだ入荷していないんですよね。
角川文庫のモンゴメリシリーズの新刊 『銀の森のパット』 もまだ入ってこないし。
「赤毛のアン」で有名なモンゴメリの作品を、谷口由美子さんが新訳で挑んでいるこのシリーズ。『銀の森のパット』は篠崎書林版ですでに読んでいるので、続編の『パットお譲さん』を早く訳して欲しい!!(だから『銀の森のパット』も立ち読みで済ます予定です♪)
「赤毛のアン」の翻訳で有名な村岡花子さんが訳した、新潮文庫版『パットお嬢さん』という本もあるのですが、絶版でもう古本でしか手に入らないんです。
ま、楽しみがあるから「頑張ろう!」って気持ちにもなれるんですけどね。
でも、トーベ・ヤンソンってムーミンの作家だよね?
ちょっと読んでみたい~
ぼくんちは、すぐ隣みたいなところに小さな図書館があり、リクエストすると市内の他の図書館からでも取り寄せてくれるので、
それに、最近はネットで予約もできるようになったので、今日「見残しの塔」借りてきました。
2400円もします^^
近所に図書館があるなんていいですね。
「見残しの塔」、私もさすがに図書館で借りました。
トーベ・ヤンソンさんは「ムーミン」の作者です。その他にも、たくさんの絵や短編を書かれているんですよ。
私も一冊持っていますが、「ムーミン」とはまた違った、でもどこか根がつながっているような、そんな素敵な作品です♪