スヌーピーでおなじみの、チャールズ・M・シュルツの漫画、「ピーナッツ」
その中に、こんな回があります。
木の下で寝転んで、話をしているチャーリー・ブラウンとペパーミント・パティ。
「ねえチャック。安心って何だと思う?」
「安心? 安心っていうのは車の後ろの座席で眠ることさ! 君がまだ小さな子供で、お父さんとお母さんと一緒にどこかへ遠出したとする。あたりはもう夜だ。君たちは車でうちへ帰ろうとしている。その間君は後ろの座席で眠っていられる。君は何にも心配しなくていい。お父さんとお母さんは前の座席にいるし、心配ごとは全部二人が引き受けてくれるからね。何もかも面倒をみてくれる」
「本当に素敵ね!」
「でもこれはいつまでも続かないよ! 突然君は大人になる。そしたらもう二度とこういう具合にはいかなくなるのさ。突然それは終りになる。もういない両親に代わって君が前の座席に座ることになるんだ。そうなったら君は二度と後ろの座席で眠ることはできない」
「二度と?」
「そう、二度と。決してね!」
「私の手をしっかりにぎって、チャック!」
大人をやっていると、車の後部座席で何も心配することなく眠っているうちに、誰かに目的地まで運んで欲しい、なんて考える時がありますね(苦笑)
誰か洗い物してくれないかなぁ~
とか(笑)
もっとも、自分でハンドルを握るからこそ、目的地を他人まかせにすることなく、自分で選ぶことができるわけなんですが。
両親だって、ずっと子供を車に乗せているわけにもいかないですし。
このお話、なぜかたまに思い出すんですよね。
よほど印象に残っているのか、それとも疲れているから願望の象徴として頭に浮かぶのか(苦笑)
それにしてもチャーリー・ブラウン。
とても子供のセリフとは思えない♪
閉所恐怖症で犬小屋の屋根の上で眠るスヌーピーも好きですが、この気弱な飼い主、チャーリー・ブラウンも大好きなキャラクターです。
さて、明日からも頑張らなきゃ。
岩盤浴にでも行って英気を養ってこようっと!
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